すごく短いのとか没とか
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私は今、押し倒されている。
「さにわさまぁ、どうしましょう。貴方様への愛の力で、こんのすけ、人型になってしまいましたぁ。これはもう審神者様に責任を取っていただくしかないんじゃないですかね」
「アホ抜かせてめえこの管狐今日の夕飯を狐鍋にしてやってもいいんだぞ。そこをどけ」
いやです、審神者様冷たい!と身体をクネクネさせてしっかり抵抗してくるこいつは、政府から支給されたサポート役の式神、管狐のこんのすけだ。
正確には、管狐のはずだったこんのすけだ。
「審神者様、ご覧ください!こんのすけは本当に人間になったんですよ。ほらほら、なんと、血液が身体を巡っているのです」
そう言って自身の手に鋭い犬歯で噛み付くと、そこから真っ赤な液体が流れ出た。
「これでやっと審神者様と同じになれましたね。さあ、結婚しましょう。大丈夫、一生貴方様を大切にいたしますよ。本丸でラブラブな新婚生活を送るのです。もちろん審神者業も続けていただいてかまいませんよ。こんのすけの機能は失われていませんから、しっかりサポートいたします」
スラスラと淀み無く、今後の予定についてあたかも決定事項かのように喋っているが、取り敢えずこの異常事態をなんとかせねばとは思わないらしい。それどころか私と結婚するつもりのようだ。
あ、そうだ
「こんのすけ、私がそんなに好きなの?」
「はいっ!一目見たその時からお慕い申しておりましたが、人型となった今、どうやら理性のたがが外れたようです。結婚しましょう!」
「いいよ。でも私、稼ぎの無い夫って嫌なのよね」
「ええっ、でもこんのすけは政府の式神で、その、お給金は出てなくて」
「うん、そうだね、じゃあ結婚できないよね」
「そんなぁ!嫌です嫌です!こんのすけはあなた様と結ばれたいのです」
「そっか。それじゃあ、給金の代わりになるもの出してもわらないとね」
「でも、こんのすけにはそんなもの」
「あるじゃない。情報が。政府内部の情報が。大きな組織なんだから、少しくらい収賄やら横領やらがあったっていいでしょ? 何かないの?そういう情報」
「ひええ、それを調べるのはこんのすけの顕現では犯罪ですし、何よりバレたら政府に喧嘩を売る事になりますよ」
「いいじゃん。バレなきゃいいんだって。それに、内部の膿を切捨てておきたいと考えている人だっていなくはないでしょ?そういう人、2、3人捕まえて来なさいよ」
「ひええ、審神者様が非常に強かです…。でも好き。こんのすけ、審神者様と結婚するために頑張ります」
「よーし、良い子良い子」
「ありがたき幸せですぅ。はぐぅ」
「さにわさまぁ、どうしましょう。貴方様への愛の力で、こんのすけ、人型になってしまいましたぁ。これはもう審神者様に責任を取っていただくしかないんじゃないですかね」
「アホ抜かせてめえこの管狐今日の夕飯を狐鍋にしてやってもいいんだぞ。そこをどけ」
いやです、審神者様冷たい!と身体をクネクネさせてしっかり抵抗してくるこいつは、政府から支給されたサポート役の式神、管狐のこんのすけだ。
正確には、管狐のはずだったこんのすけだ。
「審神者様、ご覧ください!こんのすけは本当に人間になったんですよ。ほらほら、なんと、血液が身体を巡っているのです」
そう言って自身の手に鋭い犬歯で噛み付くと、そこから真っ赤な液体が流れ出た。
「これでやっと審神者様と同じになれましたね。さあ、結婚しましょう。大丈夫、一生貴方様を大切にいたしますよ。本丸でラブラブな新婚生活を送るのです。もちろん審神者業も続けていただいてかまいませんよ。こんのすけの機能は失われていませんから、しっかりサポートいたします」
スラスラと淀み無く、今後の予定についてあたかも決定事項かのように喋っているが、取り敢えずこの異常事態をなんとかせねばとは思わないらしい。それどころか私と結婚するつもりのようだ。
あ、そうだ
「こんのすけ、私がそんなに好きなの?」
「はいっ!一目見たその時からお慕い申しておりましたが、人型となった今、どうやら理性のたがが外れたようです。結婚しましょう!」
「いいよ。でも私、稼ぎの無い夫って嫌なのよね」
「ええっ、でもこんのすけは政府の式神で、その、お給金は出てなくて」
「うん、そうだね、じゃあ結婚できないよね」
「そんなぁ!嫌です嫌です!こんのすけはあなた様と結ばれたいのです」
「そっか。それじゃあ、給金の代わりになるもの出してもわらないとね」
「でも、こんのすけにはそんなもの」
「あるじゃない。情報が。政府内部の情報が。大きな組織なんだから、少しくらい収賄やら横領やらがあったっていいでしょ? 何かないの?そういう情報」
「ひええ、それを調べるのはこんのすけの顕現では犯罪ですし、何よりバレたら政府に喧嘩を売る事になりますよ」
「いいじゃん。バレなきゃいいんだって。それに、内部の膿を切捨てておきたいと考えている人だっていなくはないでしょ?そういう人、2、3人捕まえて来なさいよ」
「ひええ、審神者様が非常に強かです…。でも好き。こんのすけ、審神者様と結婚するために頑張ります」
「よーし、良い子良い子」
「ありがたき幸せですぅ。はぐぅ」