幼少期
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あのあとすぐにスケートリンクを後にした。
真太郎くんはもうすこし滑りたそうだったのに、なにもいわずにシューズを脱いで私と手を繋いだ。
おじさまが笑った理由もわからず、二人でお土産のキーホルダーとクッキーを買った頃には真太郎くんはいつもどおりに戻った。
「真太郎くん疲れたの?」
「夢子は俺の友達だ。」
「ええ、そうね?」
「ならいいのだよ。俺はこっちのクマさんパンダがいいけど、夢子はどっちがいいのだ?」
真太郎くん、ずっと一緒にいるから言いたいこともだいたい分かるけれど分からないこともあるのよ。
#
二回目の小学校は昔と全然変わっていて一年生でもとても楽しい。
校舎もきれいで真太郎くんとも同じクラスだったので生活スタイルは変わっても幼稚園のときとあんまり変わらないかも。
真太郎くんは基本ずっと私と過ごす。
結構人見知りの気があって、新しい友達を作るのには消極的だ。
これは絶対家庭環境も関係していると思うけれど、休み時間のドッチボールや授業中の班ではちゃんと意見を言えているので許容範囲ね。
しかも真太郎くんはとっても几帳面で私が鉛筆は毎日全部削って、消しゴムのかすもゴミ箱に捨てるのがいい、といったら半年たった後もちゃんと守っている。
なんてできた子なの!とわたしはすごく誇らしかったりする。
私も隣の席の子だったりとは楽しくおしゃべりはできるけれど、休み時間のたびに校庭やウサギ小屋に遊びにいく無邪気さが足りなく真太郎くんと最近ブーム(私たちの間だけ)の歴史偉人伝記シリーズを読む。
社交性が足りないのは私が原因なのね…。
真太郎くんはもうすこし滑りたそうだったのに、なにもいわずにシューズを脱いで私と手を繋いだ。
おじさまが笑った理由もわからず、二人でお土産のキーホルダーとクッキーを買った頃には真太郎くんはいつもどおりに戻った。
「真太郎くん疲れたの?」
「夢子は俺の友達だ。」
「ええ、そうね?」
「ならいいのだよ。俺はこっちのクマさんパンダがいいけど、夢子はどっちがいいのだ?」
真太郎くん、ずっと一緒にいるから言いたいこともだいたい分かるけれど分からないこともあるのよ。
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二回目の小学校は昔と全然変わっていて一年生でもとても楽しい。
校舎もきれいで真太郎くんとも同じクラスだったので生活スタイルは変わっても幼稚園のときとあんまり変わらないかも。
真太郎くんは基本ずっと私と過ごす。
結構人見知りの気があって、新しい友達を作るのには消極的だ。
これは絶対家庭環境も関係していると思うけれど、休み時間のドッチボールや授業中の班ではちゃんと意見を言えているので許容範囲ね。
しかも真太郎くんはとっても几帳面で私が鉛筆は毎日全部削って、消しゴムのかすもゴミ箱に捨てるのがいい、といったら半年たった後もちゃんと守っている。
なんてできた子なの!とわたしはすごく誇らしかったりする。
私も隣の席の子だったりとは楽しくおしゃべりはできるけれど、休み時間のたびに校庭やウサギ小屋に遊びにいく無邪気さが足りなく真太郎くんと最近ブーム(私たちの間だけ)の歴史偉人伝記シリーズを読む。
社交性が足りないのは私が原因なのね…。