幼少期
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暗くなり肌寒くなっても眠りこける私たちを部屋に移したのはなんとおばさまだった。
納得のいく作品が仕上がったので久しぶりに子供達と交流を深めようと思い立ったらしい。
ひさしぶりに接する子供達は団子になって庭で寝ている者だからずいぶん驚いたらしく、つぎの月曜は幼稚園をお休みして、トミ子あばあちゃんが来るまで3人で遊ぶことになった。
といっても、おばさまは楽器以外で繊細に指を動かせないのか折り紙もお絵かきもTVゲームも4歳の私たちに惨敗だ。
おばさまの機嫌が悪くなってきたので、思い切ってピアノを教えてほしいと頼んでみたところ「その手があったか!」と表情で心の声を表して私と真太郎くんにピアノを教えてくれた。
この一種特化型のおばさまと超凡庸型のおじさまの出会いが今更ながら気になってきた。
真太郎くんに出会ってから初めて母と子供達の素敵な交流会が行われ、このピアノ教室はこれ以降ずっと続くことになる。
ちなみに、この交流会を覗いたトミ子あばあちゃんとおばあちゃんから聞いたおじさまは私たちがお布団に入ったあとでおばさまをよく褒めていた。
#
小学校の入学式以来相変わらず私の母は顔を見せないが、私のことを忘れたわけではないみたいでおじさまづてに誕生日プレゼントとして遊園地のチケットを四枚くれた。
これは誰を入れての枚数なのかしら。
おばさまは予想通り忙しいようなので、一番忙しそうなおじさまと行く予定がたった。
おじさまを挟んで手を繋ごうとしていたのに、いつのまにかわたしの両隣に二人がいる。
おじさまは背がすごく高いので、両側に小さい私たちではつらかったのかしら?
「夢子あそこの乗り物は水があるからいやなのだよ。」
「たしかに濡れそう、あちらのほうはもう回ったのね。」
「真太郎、夢子、スケートでもやるか?こども用のシューズも貸し出しているし今なら空いてるぞ」
「やるのだよ!!」
「…えぇ」
納得のいく作品が仕上がったので久しぶりに子供達と交流を深めようと思い立ったらしい。
ひさしぶりに接する子供達は団子になって庭で寝ている者だからずいぶん驚いたらしく、つぎの月曜は幼稚園をお休みして、トミ子あばあちゃんが来るまで3人で遊ぶことになった。
といっても、おばさまは楽器以外で繊細に指を動かせないのか折り紙もお絵かきもTVゲームも4歳の私たちに惨敗だ。
おばさまの機嫌が悪くなってきたので、思い切ってピアノを教えてほしいと頼んでみたところ「その手があったか!」と表情で心の声を表して私と真太郎くんにピアノを教えてくれた。
この一種特化型のおばさまと超凡庸型のおじさまの出会いが今更ながら気になってきた。
真太郎くんに出会ってから初めて母と子供達の素敵な交流会が行われ、このピアノ教室はこれ以降ずっと続くことになる。
ちなみに、この交流会を覗いたトミ子あばあちゃんとおばあちゃんから聞いたおじさまは私たちがお布団に入ったあとでおばさまをよく褒めていた。
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小学校の入学式以来相変わらず私の母は顔を見せないが、私のことを忘れたわけではないみたいでおじさまづてに誕生日プレゼントとして遊園地のチケットを四枚くれた。
これは誰を入れての枚数なのかしら。
おばさまは予想通り忙しいようなので、一番忙しそうなおじさまと行く予定がたった。
おじさまを挟んで手を繋ごうとしていたのに、いつのまにかわたしの両隣に二人がいる。
おじさまは背がすごく高いので、両側に小さい私たちではつらかったのかしら?
「夢子あそこの乗り物は水があるからいやなのだよ。」
「たしかに濡れそう、あちらのほうはもう回ったのね。」
「真太郎、夢子、スケートでもやるか?こども用のシューズも貸し出しているし今なら空いてるぞ」
「やるのだよ!!」
「…えぇ」