第2話「フルパワー!お色直し!」
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日も暮れそうな時間となった。
「いやあ、楽しかったな!」
「そ、そうだな……」
優次は、一日中桃に振り回され、すでに疲れきっていた。
二人は帰路についている。
そのとき、男の声が聞こえた。
「やあ、愛天使と天使さん」
「貴様!ベルフェゴール!」
悪魔・ベルフェゴールだった。
「桃!変身だ!」
「おう!」
桃は、渡されたセント・パクトを取り出す。
「ウェディング・ファンファルダ・エクステ!愛の唄奏づ慈愛の熾天使!ウェディングソード!」
呪文を唱え、あのドレス姿に変身する。決め台詞もバッチリだ。
「ふふっ。僕を楽しませてくれるんだね!」
ベルフェゴールが手から糸を出した。ひっかかり、ソードはこける。
「うわっ!くそっ!これじゃあ攻撃がしにくい……」
悩むソード。そんな彼を見た優次は、ソードにアドバイスした。
「もう一回変身しろ!」
「はひ?」
ソードは何を言われたのかわからなかった。
「変身なら、もうしているけど……」
「とにかく!お色直しって叫べ!」
優次は念を押して言う。
「わかったよ ~。ウェディング・チェンジ!お色直し!エンジェル・エガぺリア・ソード!」
ソードのドレスが光り弾ける。
ソードは青いレオタードのみを纏っている。
その胸の上に光が集まり、青い胸当てになる。
続いて腰周りに光の線が巻かれ、ベルトとなる。ベルトからも光が出て来て、純白のスカートになる。
今度は脚に光が纏われ、太ももの光は金色の飾りになり、足の光は青いハイヒールとなった。
最後に胸、二の腕、首、耳に光が纏われる。
耳の光はイヤリングに、首の光はチョーカーに、二の腕の光は薄い袖に、胸の中心の光は赤い宝石の付いた純白のリボンになる。
セント・パクトは赤い宝石の付いたクロスとなりバックルに付き、左手袋の上にピンクのブレスレットが巻かれ、左薬指にセント・サムシング・オールドが嵌る。
そしてソードはポーズを決める。
「な……ファイターエンジェル!?」
「よし!」
ベルフェゴールと優次はそれぞれの反応を示す。
ソードは体を一回転させ、一言。
「おぉ、動きやすいじゃねぇか」
「よし!ソード!まずは……」
優次が言い切る前に、ソードは敵に攻撃する。
「はあっ!」
飛び蹴りがヒットする。
「ぐあっ」
ベルフェゴールは倒れた。
「いけ!ソード!必殺技だ!」
「技!?オレ、そんなの持ってない!」
「えっ……じゃあ……そうだ!ソード!セント・パクトを出してくれ!」
「へ?何言ってるんだ?優次」
「それで技を出すんだ!」
「よし!」
ソードはセント・パクトを構え、開き、鏡の面をベルフェゴールに向ける。
「セント・ソード・フラッシュ!」
「うっ眩しい!お、覚えておけ!」
ベルフェゴールは逃げた。
「ちっ逃げやがって……あいつオレの剣で斬ってもいいくらいだ」
「しかしな、桃。あいつは悪魔だ。俺たち天使は、魔法を使えるからその力を伴った剣を使うことができるが、おまえ達人間は魔法を持たない。だから普通の武器では太刀打ちは不可能だ」
「そうなのか!?」
ソードーもとい桃は、優次から自分が変身した理由を聞いてびっくり する。
「でも優次。オレじゃないといけないのはなんでだ?」
「あー……それはいつかわかるよ」
桃は首をかしげる。
この戦闘とやりとりの一部始終を見ていた者がいた。
「……セラフィエル……」
続く
「いやあ、楽しかったな!」
「そ、そうだな……」
優次は、一日中桃に振り回され、すでに疲れきっていた。
二人は帰路についている。
そのとき、男の声が聞こえた。
「やあ、愛天使と天使さん」
「貴様!ベルフェゴール!」
悪魔・ベルフェゴールだった。
「桃!変身だ!」
「おう!」
桃は、渡されたセント・パクトを取り出す。
「ウェディング・ファンファルダ・エクステ!愛の唄奏づ慈愛の熾天使!ウェディングソード!」
呪文を唱え、あのドレス姿に変身する。決め台詞もバッチリだ。
「ふふっ。僕を楽しませてくれるんだね!」
ベルフェゴールが手から糸を出した。ひっかかり、ソードはこける。
「うわっ!くそっ!これじゃあ攻撃がしにくい……」
悩むソード。そんな彼を見た優次は、ソードにアドバイスした。
「もう一回変身しろ!」
「はひ?」
ソードは何を言われたのかわからなかった。
「変身なら、もうしているけど……」
「とにかく!お色直しって叫べ!」
優次は念を押して言う。
「わかったよ ~。ウェディング・チェンジ!お色直し!エンジェル・エガぺリア・ソード!」
ソードのドレスが光り弾ける。
ソードは青いレオタードのみを纏っている。
その胸の上に光が集まり、青い胸当てになる。
続いて腰周りに光の線が巻かれ、ベルトとなる。ベルトからも光が出て来て、純白のスカートになる。
今度は脚に光が纏われ、太ももの光は金色の飾りになり、足の光は青いハイヒールとなった。
最後に胸、二の腕、首、耳に光が纏われる。
耳の光はイヤリングに、首の光はチョーカーに、二の腕の光は薄い袖に、胸の中心の光は赤い宝石の付いた純白のリボンになる。
セント・パクトは赤い宝石の付いたクロスとなりバックルに付き、左手袋の上にピンクのブレスレットが巻かれ、左薬指にセント・サムシング・オールドが嵌る。
そしてソードはポーズを決める。
「な……ファイターエンジェル!?」
「よし!」
ベルフェゴールと優次はそれぞれの反応を示す。
ソードは体を一回転させ、一言。
「おぉ、動きやすいじゃねぇか」
「よし!ソード!まずは……」
優次が言い切る前に、ソードは敵に攻撃する。
「はあっ!」
飛び蹴りがヒットする。
「ぐあっ」
ベルフェゴールは倒れた。
「いけ!ソード!必殺技だ!」
「技!?オレ、そんなの持ってない!」
「えっ……じゃあ……そうだ!ソード!セント・パクトを出してくれ!」
「へ?何言ってるんだ?優次」
「それで技を出すんだ!」
「よし!」
ソードはセント・パクトを構え、開き、鏡の面をベルフェゴールに向ける。
「セント・ソード・フラッシュ!」
「うっ眩しい!お、覚えておけ!」
ベルフェゴールは逃げた。
「ちっ逃げやがって……あいつオレの剣で斬ってもいいくらいだ」
「しかしな、桃。あいつは悪魔だ。俺たち天使は、魔法を使えるからその力を伴った剣を使うことができるが、おまえ達人間は魔法を持たない。だから普通の武器では太刀打ちは不可能だ」
「そうなのか!?」
ソードーもとい桃は、優次から自分が変身した理由を聞いてびっくり する。
「でも優次。オレじゃないといけないのはなんでだ?」
「あー……それはいつかわかるよ」
桃は首をかしげる。
この戦闘とやりとりの一部始終を見ていた者がいた。
「……セラフィエル……」
続く