氷笑卿の御令嬢は強欲の魔女
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「片腕分しかないと思えるほどの細い腰」
「肋骨浮き出るぺらっぺらの厚み」
「細見スラックスすらも余裕ができる程の骨と皮しかない足」
「しっかり着込んだ育ちの良さが伺える立ち振る舞いをデロデロに溶かしたい」
「なんというか……重症だな。」
淡々と言葉を紡ぐ私を見ながらロナルド君とドラルクは言った。
「その薄い唇にかぶりつきたい(何今更当たり前のこと言ってるのよ)」
「体力ないくせにカッコつけて私のこと追いかけて息を切らしてる時の姿(ここにもいないなら次はギルドかしら)」
私の言ってることにドラルクが段々と顔を赤めているが気にしない、因みにロナルド君は頬が引くついている。
ことの発端は、まぁ説明しなくても分かるだろうがそういうことだ。
おじ様こと、吸血鬼Y談おじさんが現れY談波を放った先にたまたま私が居たのだ。おじ様は「あ。」と顔をしたがそのままダッシュで逃げた。
催眠術の類は魅了 を使う私にとってかかり自体薄いから放っておいてもどうせ切れるし問題はない、そう言ったのだが如何せんこのザマだ。
私が口を開けばドラルクの性的な事ばかり言うものだから二人が聞くに耐えかねておじ様探しに出ることになった。
新横を片っ端から虱潰しに探しギルドにも今顔を出したが居ない。
他の人たちへの説明はロナルド君たちがしてくれてる。私は人前で口を開くなと言われた、酷いものである。
ヒナイチちゃんや半田君達吸対にも出会ったがおじ様とは遭遇してないらしい、というかおじ様が私以外へY談波を放ってないことが今の私には不思議で仕方がない。
本来なら街中下ネタワンダーランドになってるはずで、ロナルド君なんておっぱい大好き星人になってないと可笑しいのに今現状性癖拡散器と化してるのは私だけなのだ。解せぬ。
そうこうして走り回ってたらおじ様発見、誰かと話してるみたい。
「オールバックの髪を降ろさせてハニカミ笑顔にキスをしたい!!!!(おじ様見つけましたよ!!!!)」
ギョッとした顔でこちらを見たのはドラウスおじ様にお父様。
おじ様はニヤニヤ顔で私のことを見る。
「ノースディン達と違って君は本当に慌てふためかないねぇ」
「頬を触れた時にびくっとしながらも耳まで赤らめて熱っぽい瞳で私を見てる時の顔。(私がドラルクの事好きなのは数百年前から変わりないからです。)」
「いつもは幼女のように可愛いくせしてたまに見せる雄の顔が死ぬほどエロい(ドラルクが照れてる姿はもっと見ていたいですがそろそろ可愛そうなので解いてくださいません?)」
「確かに、君にY談波をかけるつもりはなかったがそれによりドラウスの子が慌てふためいているのが愉快だからね、断るよ」
「細い腕を強調するかのようなアームバンドがある種ではエロい。好き。(前には私、後ろはお父様ですが?)」
「うん、だからこうするんだよ!」
そう言った瞬間おじ様は街全体にY談波を街全体に照らしその眩しい光に目をくらませた一瞬の隙に逃げ出した。
「しまっ、」
そう言った瞬間お父様がおじ様を追いかけて行った。ドラウスおじ様は一瞬こっちを見て口を開きかけながらハッとして口を閉ざすと私の頭をポンポン、と撫でてお父様の後を追いかけた。
ここまでになってしまっては後はお父様達に任せる他ない。
振り返ればロナルド君が性癖を暴露している。相変わらずのおっぱい好きだ。
とりあえず事務所に戻ろう、そう示すように私はジョンを抱きかかえ事務所の方に指を指した。
△▽△▽△▽△▽
「なんというか、君は本当に私のことが好きなんだね。」
「死にやすい体質なのにいっちょ前に口から覗く犬歯がそそられる。(私からの愛に信じがたいところあった?)」
「待って、私が会話してるだけでそんな所を性的な目で見てたの?!私もう話せないじゃん!」
気まずそうに、でも耳を赤くしながらお盆で顔を隠すドラルクが一層可愛くて、唆られるなぁって思いながら口には出さずに彼が入れてくれたホットミルクティーを口にする。
ロナルド君は街で生き恥を晒し(今更だが)半分ふて寝状態でもう既に隣の部屋にあるソファで寝ている。
まだ深い夜に居る私達は寝るには早すぎるのでこうしてお茶をしてるがドラルクが座ってくれない。因みにジョンもまともに話せなくてふて寝でロナルドの所だ。
「ドラルク」
お盆で顔を隠す彼の名を呼ぶ、アルミ製の円盤の横から覗く尖った耳は未だに少し赤い。
暫く待てばおずおずとその壁を下げてくれる、しかし見えるのはまだ瞳のみ。三白眼の、どっかのちょび髭親父のせいで付けられた眉間のシワをまた少し深くしながらこちらを警戒するかのように見る。
しかし顔が見えたらこちらのもの。
視線を揃えその銀色の円盤に添えられた片手を取りキスをする。
「貴方の唇に口づけをする許可を。」
少し悩み、戸惑い、焦らす様に視線を左右に揺らし、少しはにかみながら彼は言う。
「いいよ、」
その応えを聞き終えると同時にすでに私は立ち上がって彼のその、薄くて、少し冷たい唇に体温を移すように口づけた。
「ねぇ、」
「なに?」
「君、いつから催眠切れてたの?」
「聞きたい?」
「あ、嫌、やっぱりやめておくよ。」
「そう?ねぇドラルク」
「なんだい?」
「なんだかんだ言ってあなた私のこういうところ、好きよね」
「……(名前)、最近師匠 に似てきたって言われない?」
「どちらかというとドラルクのほうが似てると思う」
「わぁあああ!!辞めてくれ!冗談でもそんなこと言われたくない!」
「ふふ、そう?なら暫くは言わないでおく」
「以後永劫言わないでくれ、」
ほら、と言いながら彼は自分の隣の椅子に私を座らせる。
貴方のそういう所、おじ様っていうかやっぱりお父様仕込みなんだけどなぁ。って思ったけど今は言うの辞めた。
そんなところも全部全部私にとって愛おしい人だから。
「肋骨浮き出るぺらっぺらの厚み」
「細見スラックスすらも余裕ができる程の骨と皮しかない足」
「しっかり着込んだ育ちの良さが伺える立ち振る舞いをデロデロに溶かしたい」
「なんというか……重症だな。」
淡々と言葉を紡ぐ私を見ながらロナルド君とドラルクは言った。
「その薄い唇にかぶりつきたい(何今更当たり前のこと言ってるのよ)」
「体力ないくせにカッコつけて私のこと追いかけて息を切らしてる時の姿(ここにもいないなら次はギルドかしら)」
私の言ってることにドラルクが段々と顔を赤めているが気にしない、因みにロナルド君は頬が引くついている。
ことの発端は、まぁ説明しなくても分かるだろうがそういうことだ。
おじ様こと、吸血鬼Y談おじさんが現れY談波を放った先にたまたま私が居たのだ。おじ様は「あ。」と顔をしたがそのままダッシュで逃げた。
催眠術の類は
私が口を開けばドラルクの性的な事ばかり言うものだから二人が聞くに耐えかねておじ様探しに出ることになった。
新横を片っ端から虱潰しに探しギルドにも今顔を出したが居ない。
他の人たちへの説明はロナルド君たちがしてくれてる。私は人前で口を開くなと言われた、酷いものである。
ヒナイチちゃんや半田君達吸対にも出会ったがおじ様とは遭遇してないらしい、というかおじ様が私以外へY談波を放ってないことが今の私には不思議で仕方がない。
本来なら街中下ネタワンダーランドになってるはずで、ロナルド君なんておっぱい大好き星人になってないと可笑しいのに今現状性癖拡散器と化してるのは私だけなのだ。解せぬ。
そうこうして走り回ってたらおじ様発見、誰かと話してるみたい。
「オールバックの髪を降ろさせてハニカミ笑顔にキスをしたい!!!!(おじ様見つけましたよ!!!!)」
ギョッとした顔でこちらを見たのはドラウスおじ様にお父様。
おじ様はニヤニヤ顔で私のことを見る。
「ノースディン達と違って君は本当に慌てふためかないねぇ」
「頬を触れた時にびくっとしながらも耳まで赤らめて熱っぽい瞳で私を見てる時の顔。(私がドラルクの事好きなのは数百年前から変わりないからです。)」
「いつもは幼女のように可愛いくせしてたまに見せる雄の顔が死ぬほどエロい(ドラルクが照れてる姿はもっと見ていたいですがそろそろ可愛そうなので解いてくださいません?)」
「確かに、君にY談波をかけるつもりはなかったがそれによりドラウスの子が慌てふためいているのが愉快だからね、断るよ」
「細い腕を強調するかのようなアームバンドがある種ではエロい。好き。(前には私、後ろはお父様ですが?)」
「うん、だからこうするんだよ!」
そう言った瞬間おじ様は街全体にY談波を街全体に照らしその眩しい光に目をくらませた一瞬の隙に逃げ出した。
「しまっ、」
そう言った瞬間お父様がおじ様を追いかけて行った。ドラウスおじ様は一瞬こっちを見て口を開きかけながらハッとして口を閉ざすと私の頭をポンポン、と撫でてお父様の後を追いかけた。
ここまでになってしまっては後はお父様達に任せる他ない。
振り返ればロナルド君が性癖を暴露している。相変わらずのおっぱい好きだ。
とりあえず事務所に戻ろう、そう示すように私はジョンを抱きかかえ事務所の方に指を指した。
△▽△▽△▽△▽
「なんというか、君は本当に私のことが好きなんだね。」
「死にやすい体質なのにいっちょ前に口から覗く犬歯がそそられる。(私からの愛に信じがたいところあった?)」
「待って、私が会話してるだけでそんな所を性的な目で見てたの?!私もう話せないじゃん!」
気まずそうに、でも耳を赤くしながらお盆で顔を隠すドラルクが一層可愛くて、唆られるなぁって思いながら口には出さずに彼が入れてくれたホットミルクティーを口にする。
ロナルド君は街で生き恥を晒し(今更だが)半分ふて寝状態でもう既に隣の部屋にあるソファで寝ている。
まだ深い夜に居る私達は寝るには早すぎるのでこうしてお茶をしてるがドラルクが座ってくれない。因みにジョンもまともに話せなくてふて寝でロナルドの所だ。
「ドラルク」
お盆で顔を隠す彼の名を呼ぶ、アルミ製の円盤の横から覗く尖った耳は未だに少し赤い。
暫く待てばおずおずとその壁を下げてくれる、しかし見えるのはまだ瞳のみ。三白眼の、どっかのちょび髭親父のせいで付けられた眉間のシワをまた少し深くしながらこちらを警戒するかのように見る。
しかし顔が見えたらこちらのもの。
視線を揃えその銀色の円盤に添えられた片手を取りキスをする。
「貴方の唇に口づけをする許可を。」
少し悩み、戸惑い、焦らす様に視線を左右に揺らし、少しはにかみながら彼は言う。
「いいよ、」
その応えを聞き終えると同時にすでに私は立ち上がって彼のその、薄くて、少し冷たい唇に体温を移すように口づけた。
「ねぇ、」
「なに?」
「君、いつから催眠切れてたの?」
「聞きたい?」
「あ、嫌、やっぱりやめておくよ。」
「そう?ねぇドラルク」
「なんだい?」
「なんだかんだ言ってあなた私のこういうところ、好きよね」
「……(名前)、最近
「どちらかというとドラルクのほうが似てると思う」
「わぁあああ!!辞めてくれ!冗談でもそんなこと言われたくない!」
「ふふ、そう?なら暫くは言わないでおく」
「以後永劫言わないでくれ、」
ほら、と言いながら彼は自分の隣の椅子に私を座らせる。
貴方のそういう所、おじ様っていうかやっぱりお父様仕込みなんだけどなぁ。って思ったけど今は言うの辞めた。
そんなところも全部全部私にとって愛おしい人だから。