風見パパになる番外編
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風見side
「風見、部屋入るね」
「えっ、ちょっ…!」
ゲームをしている最中にノックして扉を開けられて。
俺は慌てて自分の後ろにスマホを隠した。
「何でスマホを隠したの?」
「えっ、と」
「言えないってことは、いかがわしいサイトを見ようと…?
風見ごめん、一人でゆっくりしてていいよ。
だけど…そういうのは私が寝てからやって欲しかったな」
「ち、ちちち違います!」
絶対に変な想像された!
そっと扉を閉めようとしている名字さんに駆け寄って、ドアノブを握っていた手首を掴んだ。
「待ってください!
自分は好きな女性以外の裸は興味ありませんので!!
いかがわしい動画も雑誌も見ませんから!!
それに、女性の裸を見たことがあるのは名字さんだけですっ」
「そ、そう…」
とりあえず落ち着いてと宥められ、手首を掴んでいた手を離す。
「あの、正直に言うのでとりあえず座りましょう」
「うん」
壁に寄りかかり、名字さんを膝の上に乗せた。
さっき隠したスマホを手に取って電源を入れると、怪コレと書かれた画面が映される。
誤解されっぱなしは嫌だから、俺の趣味を話した。
「スマホ内でいつもやりとりしているんですけど」
「うん」
「その女の子のアバターが可愛くて」
「で、今画面にでてるのが風見が言ってる可愛い女の子?」
「はい」
「そう」
俺の趣味が気持ち悪いという意味なのか。
名字さんはスマホを奪って、ぽいっと布団の上に投げつける。
何て声をかけたらいいか迷っていると、俺の手の上に名字さんは小さな手のひらをのせた。
「ねえ」
「はい」
「ゲームのキャラクターと私を比べると、子供で色気なんて何も無い…。
だけど、私は風見に…ううん、裕也に構って欲しいの。ダメかな?」
頬が赤く染まった名字さんが可愛すぎる。
俺と同じ目線まで抱き上げて正面向きにして。
もう一度お願いしてくださいと言えば、名字さんは俺の鼻と触れあうくらい顔をぐっと近づけた。
「お願い、数日間も構ってくれないとさびしいの…。
ゲームの女の子が裕也にできない事、私ならいっぱいできるよ」
「たとえば?」
「唇にキス、とか。
私の身体、裕也が好きにしてもいいよ」
「いいんですか?」
「うん。
私を、裕也好みに開発して…?」
名字さんは瞳を閉じて俺が接吻するのを待っている。
好きにしてもいいと言ってるから、しても良いんだよな。
━━み、…ざみ
あれ、名字さんの声が脳に響いてる。
変だな、俺の目の前にちゃんといるのに。
━━きろ、かざみ
起きろ?
何言ってんですか。今から貴女と接吻をしようと…。
「起きろ!風見っ!!」
「う"っ」
お腹に衝撃をくらい変な声がでた。
一体何なんだ。仰向けになっていた身体を起こすと、俺のお腹に名字さんが乗っかっている。
それに、どうして俺は布団の上で寝て…。
「あっ」
「なに?」
「夢、だったのか」
そうか、そうなのか。
名字さんが俺の部屋に入ってくる所から、開発してもいいって言って接吻待ちしてたのも……全ては夢。
こんなこと絶対名字さんに話せない。
「いつもの時間になったのに来ないと思って起こしにきたらさ」
「はい」
「顔がすっごいニヤケてるの」
「えっ!?」
「何か、いい夢みてたの?」
夢の内容は言えないので一言「はい」と返事をすれば「良かったね」まぶしい笑顔を向けられた…心苦しい。
「そうそう、いつものまだ言ってなかったね。
風見おはよう。朝食作ったから一緒に食べようね」
「はい、おはようございます名字さん。
着替えるので、もう少しだけ待ってもらえますか?」
「んっ、…待ってるね」
座っていたお腹から降りて俺の頬に一瞬口付けると、手を振ってから扉をパタンと閉めた。
「頬に口付けは嬉しい。
けど、接吻は一度だって無いんだよな」
やっぱり夢の中みたいに都合良くいかないか。
パジャマを脱ぎ捨て眼鏡をかけてから、ワイシャツを着てネクタイを結ぶ。
名字さんからのプレゼント、ネクタイピンを付けて、スーツに身を包みめば完成だ。
洗面所で用を済まして名字さんの元へ向かい、席に着いて両手を合わせた。
「「いただきます」」
「風見、部屋入るね」
「えっ、ちょっ…!」
ゲームをしている最中にノックして扉を開けられて。
俺は慌てて自分の後ろにスマホを隠した。
「何でスマホを隠したの?」
「えっ、と」
「言えないってことは、いかがわしいサイトを見ようと…?
風見ごめん、一人でゆっくりしてていいよ。
だけど…そういうのは私が寝てからやって欲しかったな」
「ち、ちちち違います!」
絶対に変な想像された!
そっと扉を閉めようとしている名字さんに駆け寄って、ドアノブを握っていた手首を掴んだ。
「待ってください!
自分は好きな女性以外の裸は興味ありませんので!!
いかがわしい動画も雑誌も見ませんから!!
それに、女性の裸を見たことがあるのは名字さんだけですっ」
「そ、そう…」
とりあえず落ち着いてと宥められ、手首を掴んでいた手を離す。
「あの、正直に言うのでとりあえず座りましょう」
「うん」
壁に寄りかかり、名字さんを膝の上に乗せた。
さっき隠したスマホを手に取って電源を入れると、怪コレと書かれた画面が映される。
誤解されっぱなしは嫌だから、俺の趣味を話した。
「スマホ内でいつもやりとりしているんですけど」
「うん」
「その女の子のアバターが可愛くて」
「で、今画面にでてるのが風見が言ってる可愛い女の子?」
「はい」
「そう」
俺の趣味が気持ち悪いという意味なのか。
名字さんはスマホを奪って、ぽいっと布団の上に投げつける。
何て声をかけたらいいか迷っていると、俺の手の上に名字さんは小さな手のひらをのせた。
「ねえ」
「はい」
「ゲームのキャラクターと私を比べると、子供で色気なんて何も無い…。
だけど、私は風見に…ううん、裕也に構って欲しいの。ダメかな?」
頬が赤く染まった名字さんが可愛すぎる。
俺と同じ目線まで抱き上げて正面向きにして。
もう一度お願いしてくださいと言えば、名字さんは俺の鼻と触れあうくらい顔をぐっと近づけた。
「お願い、数日間も構ってくれないとさびしいの…。
ゲームの女の子が裕也にできない事、私ならいっぱいできるよ」
「たとえば?」
「唇にキス、とか。
私の身体、裕也が好きにしてもいいよ」
「いいんですか?」
「うん。
私を、裕也好みに開発して…?」
名字さんは瞳を閉じて俺が接吻するのを待っている。
好きにしてもいいと言ってるから、しても良いんだよな。
━━み、…ざみ
あれ、名字さんの声が脳に響いてる。
変だな、俺の目の前にちゃんといるのに。
━━きろ、かざみ
起きろ?
何言ってんですか。今から貴女と接吻をしようと…。
「起きろ!風見っ!!」
「う"っ」
お腹に衝撃をくらい変な声がでた。
一体何なんだ。仰向けになっていた身体を起こすと、俺のお腹に名字さんが乗っかっている。
それに、どうして俺は布団の上で寝て…。
「あっ」
「なに?」
「夢、だったのか」
そうか、そうなのか。
名字さんが俺の部屋に入ってくる所から、開発してもいいって言って接吻待ちしてたのも……全ては夢。
こんなこと絶対名字さんに話せない。
「いつもの時間になったのに来ないと思って起こしにきたらさ」
「はい」
「顔がすっごいニヤケてるの」
「えっ!?」
「何か、いい夢みてたの?」
夢の内容は言えないので一言「はい」と返事をすれば「良かったね」まぶしい笑顔を向けられた…心苦しい。
「そうそう、いつものまだ言ってなかったね。
風見おはよう。朝食作ったから一緒に食べようね」
「はい、おはようございます名字さん。
着替えるので、もう少しだけ待ってもらえますか?」
「んっ、…待ってるね」
座っていたお腹から降りて俺の頬に一瞬口付けると、手を振ってから扉をパタンと閉めた。
「頬に口付けは嬉しい。
けど、接吻は一度だって無いんだよな」
やっぱり夢の中みたいに都合良くいかないか。
パジャマを脱ぎ捨て眼鏡をかけてから、ワイシャツを着てネクタイを結ぶ。
名字さんからのプレゼント、ネクタイピンを付けて、スーツに身を包みめば完成だ。
洗面所で用を済まして名字さんの元へ向かい、席に着いて両手を合わせた。
「「いただきます」」