青色のパンジーを貴女に
名前
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今日は飲みに行こうと上司が皆を誘っていたが、その皆の中に私は入っていない。
なぜなら毎回毎回断っていたら誘われなくなったからだ。
さようならプライベートの時間を使ってまで上司の相手をする負け組。私は勝ち組なので家に帰ってアニメ観ます。
スーパーで卵が安かったから買ったので今日はオムライスと…家にじゃがいもがあったからポテトサラダでも作ろうと思う。
家に着くと、ポテトサラダは陣平に任せてオムライスは私が作って、録画したアニメを再生していただきますをした。
「うまっ」
「ん、ポテトサラダもいい感じで美味しい」
アニメを観ながら食べてるとインターホンが鳴った。
どうせ変な勧誘だろうと思い無視をしてたらドアノブをガチャガチャやられた。
さすがに気持ち悪すぎなので、陣平にドアをすり抜けて様子を見てもらったら近くのコンビニの店員がドア越しにいるらしい。
「え、いらっしゃいませしか言われた事ないけど…どうするのこれ?ドアノブ壊れないよね?」
「さあな。念のため身体入る。
あと零に電話してみるからスマホ貸せ」
「いいよ」
松田side
身体の中に入り、名前のスマホを借りて零の電話番号を打ち込む。
アイツの事だから名前の電話番号は調べてあるだろうから出るはずだ。まあ出なかったら一人でどうにかするしかない。
「もしもし…名前だ」
「どうして番号を?」
「どうだっていいだろ。
なあ、さっきからストーカーに家のドアノブガチャガチャやられてるからどうにかしてくれねえか?」
それから…零とその仲間が来てコンビニのドアノブ男は逮捕された。
そいつの家に行ったらコンビニの防犯カメラに映っている名前を切り取って写真に現像して壁に張り付けていた…らしい。
まあ名前は年齢の割に幼い顔してるし可愛い見た目だが、口を開けば二次元大好きな残念な女だ。
「まさかキミが頼ってくるとは」
「何言ってんだ?
自分はか弱い女だぞ?」
「ああ、見た目は女性だな。
それにしても、彼氏はどうした?
見たところ、テーブルに食べかけの二人分の食事があるが」
「あ〜彼氏ね。帰ったよ」
「帰ったとは?
不審者が扉の向こうにいたのにどうやって?」
「不審者が来る前に帰った。
用事ができたってよ」
「そう言うことにしておくか……今はな」
今はって何だよ。
じゃあ何か?俺は幽霊の松田陣平ですって名乗れって?
ただでさえ名前は誰もいない方向に喋ってるヤバい奴なのに、今度は見えない相手と付き合ってる設定を付けろって?
そんなの精神病院にぶちこまれるのがオチだろ。
「このお礼はまた後日って事で。
今日は帰ってくれ。腹減ってんだ」
「へえ…じゃあ、また後日。
今日は大人しく帰るとしようかな」
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