青色のパンジーを貴女に
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安室side
「ゼロ?」
梓さんを助けてくれた、初対面であるはずの女性からでた言葉はゼロだった。
それは公安の事を指してるのか、それとも僕のあだ名を指してるのか、どっちにしたって後で調べる必要があるな。
持ち帰り用のハムサンドを彼女に差し出そうとしたら急に雰囲気が変わった。
彼女は立ち上がると僕の顔面を狙って拳を振るった。
危ない危ない…もう少しで当たるところだったな。
ボクシングの構えをしているって事は経験者か。少し厄介だ。
「せっかくの挨拶なのに避けるなよ」
「ずいぶんと物騒な挨拶ですね…!」
「そりゃあ久しぶりだったもんで…な!」
相手が女性だからと言って手加減はしない。
手加減なんてしたらこっちがやられる。それくらい彼女は強い。
相手は女性だから顔以外を狙ってどうにか体制を崩せないかと拳を振るうが、全てガードされてしまう。
今ポアロにコナン君と梓さん以外誰もいなくてよかった。もしお客様がいて庇いながら…なんて無理だろうから。
そんな事を考えていたせいか、いつの間にか壁際に追いつめられて逃げ道が無くなった。
「これで俺の勝ちだ。
久しぶりに楽しかったぜ…零ォ!」
拳を振り上げた彼女の首にキラリと光る物が刺さった。
飛んできた方向を見るとコナン君は腕時計を彼女に標準を合わせていた。
麻酔針が刺さった彼女は僕の方へ倒れてきて抱き締めた。
「安室さん大丈夫!?」
「ああ、平気だよ。
コナン君のおかげでね」
「何の事だろう、あはは…。
それにしてもこのお姉さんは誰なの?」
「僕の知人なんだ。
昔二人でヒーローごっこをやっててね…」
梓さんがゼロって何ですか?と聞いてきたので僕のあだ名ですと答える。
彼女をいったんソファーに座らせてからエプロンをほどいて梓さんに渡した。
彼女が疲れて寝落ちしたので送ると言って早退させてもらった。が、僕は彼女の事を知らない。
ハムサンドを持って追いかけてきたコナン君と一緒に駐車場に向かう途中、彼女の瞳がゆっくりと開いた。
「あれ、私……」
「お目覚めですか?」
「はい。ここまで運んでくれてありがとうごさまいます。では私はこれで…」
彼女の荷物を渡すと走って去った。
彼女の姿が見えなくなってから、彼女との関係をもう一度聞いてきたから初対面だと答える。
「じゃあさっきのゼロって…」
「どっちを指しているか分からないんだ」
「そっか。けどあのお姉さん、何だか雰囲気が全然違ったね。二重人格?」
「もしかしたら演技かもしれない。
組織では見かけたこと無いけど…。
部下に彼女の事を調べるよう頼んでみるよ」
「分かった。
僕も今度あのお姉さんに会ったら色々聞いてみるね」
ヒロインside
意識が戻ったと思ったら顔の良い男性に抱えられてすごく焦った…!
どうしたらああなるんだと陣平に問い詰めようとしたら寝ているじゃないか。
本当は叩き起こしてやりたいが、くじを当ててくれたしこのまま寝かせてあげよう。
私に引っ張られて勝手に着いてくる陣平を連れて帰った頃、大きなあくびをして目が覚めた。
「あれ…いつの間に帰って来たのか。
というより…眠らされた?」
「眠くて寝たんじゃないの?」
「あの時首もとが…」
陣平は律儀に玄関に靴を脱いで私の背後に立つと、一瞬首に痛みが走った。
これのせいだ、と見せてきたのは透明で小さな針だった。
「見たところ麻酔針だ。これを刺されて気を失ったんだ。
店内に居たあの坊主にやられたんだよ」
「子供がそんな物騒な物を?」
「あの眼鏡は伊達だったし、靴にはダイヤルが付いてた。普通の子供じゃねえ」
今度会ったらとっちめてやると言って針をゴミ箱に捨てる陣平を見て苦笑いした。
とっちめるのは構わないけど、警察が呼ばれるくらい暴れないでね。
「あー腹減った。飯だ飯!」
「はいはい、一緒にハムサンド食べようね」
「ゼロ?」
梓さんを助けてくれた、初対面であるはずの女性からでた言葉はゼロだった。
それは公安の事を指してるのか、それとも僕のあだ名を指してるのか、どっちにしたって後で調べる必要があるな。
持ち帰り用のハムサンドを彼女に差し出そうとしたら急に雰囲気が変わった。
彼女は立ち上がると僕の顔面を狙って拳を振るった。
危ない危ない…もう少しで当たるところだったな。
ボクシングの構えをしているって事は経験者か。少し厄介だ。
「せっかくの挨拶なのに避けるなよ」
「ずいぶんと物騒な挨拶ですね…!」
「そりゃあ久しぶりだったもんで…な!」
相手が女性だからと言って手加減はしない。
手加減なんてしたらこっちがやられる。それくらい彼女は強い。
相手は女性だから顔以外を狙ってどうにか体制を崩せないかと拳を振るうが、全てガードされてしまう。
今ポアロにコナン君と梓さん以外誰もいなくてよかった。もしお客様がいて庇いながら…なんて無理だろうから。
そんな事を考えていたせいか、いつの間にか壁際に追いつめられて逃げ道が無くなった。
「これで俺の勝ちだ。
久しぶりに楽しかったぜ…零ォ!」
拳を振り上げた彼女の首にキラリと光る物が刺さった。
飛んできた方向を見るとコナン君は腕時計を彼女に標準を合わせていた。
麻酔針が刺さった彼女は僕の方へ倒れてきて抱き締めた。
「安室さん大丈夫!?」
「ああ、平気だよ。
コナン君のおかげでね」
「何の事だろう、あはは…。
それにしてもこのお姉さんは誰なの?」
「僕の知人なんだ。
昔二人でヒーローごっこをやっててね…」
梓さんがゼロって何ですか?と聞いてきたので僕のあだ名ですと答える。
彼女をいったんソファーに座らせてからエプロンをほどいて梓さんに渡した。
彼女が疲れて寝落ちしたので送ると言って早退させてもらった。が、僕は彼女の事を知らない。
ハムサンドを持って追いかけてきたコナン君と一緒に駐車場に向かう途中、彼女の瞳がゆっくりと開いた。
「あれ、私……」
「お目覚めですか?」
「はい。ここまで運んでくれてありがとうごさまいます。では私はこれで…」
彼女の荷物を渡すと走って去った。
彼女の姿が見えなくなってから、彼女との関係をもう一度聞いてきたから初対面だと答える。
「じゃあさっきのゼロって…」
「どっちを指しているか分からないんだ」
「そっか。けどあのお姉さん、何だか雰囲気が全然違ったね。二重人格?」
「もしかしたら演技かもしれない。
組織では見かけたこと無いけど…。
部下に彼女の事を調べるよう頼んでみるよ」
「分かった。
僕も今度あのお姉さんに会ったら色々聞いてみるね」
ヒロインside
意識が戻ったと思ったら顔の良い男性に抱えられてすごく焦った…!
どうしたらああなるんだと陣平に問い詰めようとしたら寝ているじゃないか。
本当は叩き起こしてやりたいが、くじを当ててくれたしこのまま寝かせてあげよう。
私に引っ張られて勝手に着いてくる陣平を連れて帰った頃、大きなあくびをして目が覚めた。
「あれ…いつの間に帰って来たのか。
というより…眠らされた?」
「眠くて寝たんじゃないの?」
「あの時首もとが…」
陣平は律儀に玄関に靴を脱いで私の背後に立つと、一瞬首に痛みが走った。
これのせいだ、と見せてきたのは透明で小さな針だった。
「見たところ麻酔針だ。これを刺されて気を失ったんだ。
店内に居たあの坊主にやられたんだよ」
「子供がそんな物騒な物を?」
「あの眼鏡は伊達だったし、靴にはダイヤルが付いてた。普通の子供じゃねえ」
今度会ったらとっちめてやると言って針をゴミ箱に捨てる陣平を見て苦笑いした。
とっちめるのは構わないけど、警察が呼ばれるくらい暴れないでね。
「あー腹減った。飯だ飯!」
「はいはい、一緒にハムサンド食べようね」
