風見パパになる
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「ただいま帰りました」
「お帰り風見!」
風見に抱きつくと頭を優しく撫でられる。
風見が帰って来て良かった。降谷さんと居ると、また何されるか分からないからたまったもんじゃない。
ああけど、一度風見から離れて話さないと。
「風見、実は…」
「どうしたんですか?」
一緒にお風呂に入ったら乳首をこねられてお尻を撫で回されて股関のあれを擦り付けられた事を話した。
「自分以外に…降谷さんと…そんな事を…」
「いや、自分から降谷さんを求めないから。
私は風見に触られるのがすごく好きだし…って、何言わせるの!」
「そこまで言えとは言ってませんっ」
ここで立ち話はなんですし。そう言って私を抱き上げて靴を脱いだ。
「先にお風呂入りましょうか」
「…ん」
風見は脱いだスーツとシャツを地面に放り投げて下着を洗濯機に入れた後腰にタオルを巻いて、私の服と下着を雑に脱がした。
優しく話しかけてるけど…絶対怒ってるでしょ。
いつものように風見の頭と身体を洗うと、風見は私の乳首とおまた以外を洗い終えるとシャワーで泡を流した。
「風見、触ってくれないの…?」
「降谷さんじゃなくて自分で良いんですか?」
「ん…風見が良い。
風見じゃないと嫌なの」
風見の胸板に寄りかかって膝を立てて脚を開くと、乳首を親指と人差し指でこねられ、気持ち良くておまたからとろとろがびゅっとでた。
何だか風見に触ってもらうといつもより絶頂が近い気がする。昨日風見に可愛がってもらってないからだろうか。
おまたも指で数回とんとんされただけですぐに絶頂がきた。
ちゅっと頬にキスをすると私を抱き上げて浴槽に浸かった。
「あれ…もう終わり?」
「ご飯がまだでしょう?
今日はもうおしまいです」
「えっ、おしまい?
昨日風見に可愛がってもらってないのに。これじゃあ全然たりないよ。
もっと風見に触って欲しいのに」
「そんな可愛い顔して自分を誘ってもだめです。
降谷さんに触られたのでおしおきです」
こないだお仕置きされたばかりなのにまたお仕置き?
最近鞭ばかりで飴ぜんぜんくれない。
お風呂から出てご飯を食べてデザートに手作りプリンを食べる。
食器を洗い終わると風見は自室に行った。
スマホにイヤホン付け、横向きにすると何かをやり始めた。横向きって事は動画かゲームか。私といるよりスマホが優先なのか。
いつもだったら可愛がってくれるのになあ…。
「風見」
「……」
「ねえ、風見」
「……」
あれ…もしかして私に構うの疲れた?
お仕置きって言っておけば自分の自由時間がとれると思って放置されてる?
ここにいてもむなしくなるだけだから歯を磨いてから自室に行こう。
安室さんからもらったぬいぐるみを抱き締めてスマホの写真フォルダを開いた。
フォルダの中はアイツ…陣平との写真がたくさん入ってる。
警察学校を卒業する時…陣平と萩と諸伏君と班長と降谷さん。これが皆で撮った最後の写真。
あの時、陣平と萩を殺した奴を殺して自分も死のうとした。
けど降谷さんが自分を殺せと言うから。私に殺されても構わないって言うから。
もし降谷さんを撃ってたらどうだったんだろう。
あの世で皆にあえたかな。それとも私だけ地獄行きだったかな。
まあ陣平だったら地獄にでも着いてきてくれそうだけど。
あの時降谷さんが私を止めたから、ノックってバレて幼児化したから、今こうやって風見と一緒に住んでるけど。
もともと風見には風見の生活があって私がそれを邪魔しているから、風見がゲームをしようがエロ動画が観ようが何も言える立場じゃない。
陣平だったらほんの時間さえあれば手を繋いでくれるしキスして可愛がってくれたけど、風見は風見であって陣平じゃない。
それにしょっちゅう降谷さんが〜って言うし、最近風見の事よく分からなくなってきた。
私の事好きなら何で放置するの?イヤホン付けないで私の事構ってよ。
あの時の言葉は全てウソだったの?
「はあ…外の空気吸ってこよう」
ベランダに置いてある靴をはいて片手にスケボーを持ち、ワイヤー銃を使って下に降りる。
風見はスマホで何かやってるし別に私の事なんて気にしてないだろう。日付が変わる前に帰れば良いや。
スケボーを走らせて、公園のブランコに座った。
昔、陣平と一緒に公園に行ったなあ。どっちが靴を遠くまで飛ばせるか競って、負けた方は勝った相手の頬にキス。勝とうが負けようがどっちでも幸せになれる楽しいゲームだった。
自分は小学生の姿なのに、隣のブランコを見ても陣平は居ない。
隣どころかこの世界中どこを探しても松田陣平は居ないんだ。
陣平と萩を殺した奴は刑務所でぬくぬく過ごして、私は二人の仇を取れずにこうやって今も生きてる。
「あいたいな…」
風見に愛想つかれちゃった。
もうどうして良いのか分からないや。
このまま家に戻っても風見が私の事なんて心配してなかったら?帰って来たのかと嫌な顔されたら?
…足音が近づいてくる。
この匂いは警戒しなくても大丈夫な奴の匂いだ。
「こんな場所で何をしているんだ?」
「…沖矢昴」
「子供は家に帰って寝る時間だ。
また何かあったのか」
「日付が変わるまでには帰る」
「そういう訳にはいかないだろう。もう遅い時間だ。送ろう」
「止めろ…!」
私の手を引っ張るからブランコから退かないと抵抗する。
私を心配してやってる行為だと理解してるが、私にとってはありがた迷惑なんだよ。
沖矢昴は往生際が悪いと言って、私の腰に腕を回してそのまま持ち上げた。
沖矢昴の腕から脱出するとなると面倒だ。片手にはスケボーを持ってるし体力をすごく使う。
諦めて抵抗を止めると家はどこだと訊かれ、答えるとそのまま歩きだした。
こんな事になるなら気配が近づいて来た時に、さっさと立ち去れば良かった。
「…で?
何があったんだ」
「私と安室さんが仲良くし過ぎだから私を無視するお仕置きをしたの。
で、家出てきた」
「それは嫉妬だろう。
男はそういう生き物だ」
「意味分からない。
だったらめちゃくちゃ可愛がってくれたら良いのに」
「可愛がるとは具体的にどうするんだ?」
「…いっぱいキスする」
「ほおー…」
本当はキスよりそれ以上の事をして欲しいけど。
他愛のない話しをしてると、前から風見が走ってくる姿が見える。
「なまえ!」
「パパ…」
「ほらキミの父さんはちゃんと心配してただろう?
今度からはこんな事したらだめだからね。
風見さん、娘さんをお返しします」
「すみません、ありがとうございます。このお礼は後日…」
「お礼なんて要りませんよ。なまえちゃんを大切に」
「はい。本当にありがとうございます」
沖矢昴は地面に私を降ろすと風見は私を抱き上げて、沖矢昴に向かって頭を下げた。
沖矢昴と別れて自宅に戻ると、スケボーを玄関に立て掛けて私の靴を器用に脱がし、風見は自室に向かった。
「無視した事は謝ります。すみませんでした。ああすれば自分に構ってくれると思ってました。
ですが、ベランダから勝手に外出しないでください。
貴方が急に居なくなると心臓に悪い…」
「私も…ごめんなさい。
風見に愛想疲れたと思って出たの」
「そんなわけないでしょう。
自分にとって貴方は大切な人なんです。
貴方が元の姿に戻っても、共に暮らして幸せになりたいと思うくらいに」
「風見…」
「それと…気持ち良くさせたいと思う女性は世界に一人だけですよ?」
「っ!」
私を布団の上に運ぶと下着の中に手を入れておまたをとんとんした。
さっきまで何ともなかったのに、風見に少し触れられただけで、もうとろとろがでてきた。
ずるい、ずるいよ風見。
そんな事言われたら風見の事━━