風見パパになる
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目が覚めたら布団の中で。
また意識がなくなったんだと思い、ため息を吐いた。
甘い匂いのする方へ歩くと、風見がコップにお湯を注いでる。
風見に声をかけると、そろそろ起きる時間だと思いました。そう言ってテーブルにコップを置いた。
「ココアです」
「ん…ありがと」
ふうっと息をかけてからココアを一口。うん、美味しい。
風見がじっと私の顔を見てくるからどうしたのと言ったら、嬉しそうに笑った。
「可愛がられてる貴方も可愛いですけど、ココアを飲んでる貴方も可愛いな…と思いまして」
「なにそれ?
そんな事言ったら風見だってかっこいいじゃん。可愛がってくれる時とか、キスしてくれる時とか…。
まあ風見は普通にしててもかっこいいけど」
「そうですか…?
自分ではよく分からないんですけど」
「分からなくて良いよ。
だって風見が自分のかっこ良さに気づいたら、風見が他の女にハニートラップとか…いやだし」
「自分には貴方がいるので他の女性なんて興味無いですよ?」
「そ…ありがと」
そうやってすぐにさらっと言葉を口にだすのずるい。風見にめろめろになったらどうするの。
いや、もう身体は風見にたくさん触られてめろめろだけど。風見以外に可愛がってもらうのあり得ないし。
「口のまわりにココアがくっついてますよ」
「ああ、うん」
風見が近寄ってきたから飲み終わったコップを洗いに行くのかな、と思ったら風見は手を持ち上げて私の頬を撫でる。
触れられた手が少し冷たいなあ。なんて思ってたら顔を近づけてきて、私の口まわりをぺろりと舐めた。
「甘いですね」
「っ、はあ!?」
平然とした顔でコップを持って私から離れて行った。
いやいや、甘いじゃないでしょ。いきなり何してんだよ。こっちは風見に迫られてドキドキしたっていうのに。
何であんな事をしたのかと訊いたらココアを舐め取っただけと言われた。
「舐め取っただけって…」
「嫌でしたか?」
「嫌じゃないけど」
「では良いでしょう?
接吻をしたわけではありませんし」
何か風見にうまく丸め込まれてるような…?
私を抱き上げるとパジャマに手を突っ込んでパンツ越しにお尻を撫でられる。
せっかくパンツを取り替えたのに、そんな事されたらパンツが染みになっちゃうよ。
歯磨きするから降ろしてって言ってるのにそのまま洗面所に連れられて。
いったんパンツから手をどかしたら私を片手だけで持ち上げて、もう片方の空いている手で歯ブラシに歯みがき粉を付ける。
歯ブラシを渡られたから風見に抱えられながら歯磨き始めたが、抱えられながらだとやりづらいな。
「はあ…歯磨き姿も可愛いですね。
このまま触っても良いですか?」
パンツに手を入れて、円を描くようにおしりを触られる。
直接おまたに触られてないのに、あそこからとろりとでたのが分かる。こんなの歯磨きどころじゃないよ…!
風見は私が嫌だって言ったらすぐにやめてくれる。
だけど嫌だって言おうとしても口の中に歯みがき粉入ってるし、溢して床を汚さないさないように必死に口を閉じて耐えるしかない。
「歯磨きしないんですか?」
「(したくてもできないの!)」
風見の手がおしりから頭に移動して私の頭を撫でたから、やめてと念を込めて軽い力で肩を叩くと床に降ろしてくれた。
口の中のを吐き出してコップを使ってうがいをする。
こんな身体にしたくせに風見は歯磨きをはじめて私の方を見向きしない。なんか…悔しい。
その場にしゃがんで風見のパジャマのズボンの裾を捲って、肌にキスをしてみると肩が跳ねた。
「っ!?」
「歯磨きしないの?一瞬手が止まったけど」
ふくらはぎにたくさんキスしてると、いつもより速いスピードでシャカシャカ音をたてて磨いてる。動揺してるのばれてるよ。
人差し指を立てて、足首からふくらはぎにかけて下から上に指を動かせばゲホゲホとむせている。
「な、何してるんですか!」
「さっきのやり返した。
子供相手にムキになって怒鳴る気?パパ、大人気ないないよ」
子供のふりしてパパ呼びすれば風見は強く言ってこないでしょ。
仕返しできた事だし先に布団の中に入って風見を待ってようかなと思い、背を向けて寝室に行こうとしたら腕を掴まれた。
「大人をからかうなんて…お仕置きが必要ですね」
「えっ、風見?」
「自分の事はパパと呼びましょうか。
可愛い娘のなまえ…?」
それから布団の中に二人で入って、おしりをたくさん撫でられ、それ以上の事をして欲しいとおねだりしたらダメだと断られた。
おまたがむずむずしているのに風見が目を瞑って寝息をたてるから、私は朝まで放置された。