風見パパになる
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安室side
「はい。僕からのプレゼントだよ」
「安室さん、ありがと」
昨日の約束通り、見た目は可愛いなまえちゃんがコナン君と一緒にポアロへやって来た。
今日は自腹で名字と行ったカップルパフェを再現して作った。
パフェのてっぺんには俺の気持ちをアピールするため、ハート形チョコレートにLOVEとメッセージをそえて。
「こんなに、食べきれない」
「残しても大丈夫だよ」
「そう…いただきます」
両手を合わせていただきますをしたなまえちゃんは、まず初めにハート形チョコレートを手で摘まんだ。
さっそく僕の愛を食べてくれるのかと顔にあわず少しドキドキしてたら、真ん中から躊躇なくバキッと割られた。
「なまえちゃん…?」
「なあに?」
「どうしてわざわざ割るのかな?」
「ハートだったから」
なまえが好きだというアピールなのに。それなのにこいつは…!
「甘い、美味しい。
コナン君、食べる?」
「えっ!?」
「一人、食べられない。
コナン君、半分こ」
スプーンで掬ってあーんをしている。
不意打ちでやられたコナン君は顔を赤らめて実に不愉快だ。
「コナン君…食べるなよ」
「わ、分かってるよ。
なまえちゃん。安室さんがすごくお腹空いてるから、なまえちゃんと一緒に食べたいって」
「そう…。
安室さん、あーん」
僕が作ったんだから味は分かってるのに、ぱくりと食べれば「おいしい?」と少し首を傾けて言ったなまえちゃん。
名字がぶりっ子してるのは分かっているが、すごく可愛い…!
チョコレートは割られたが、僕に何度もあーんをしてくれるから幸せだ。
食べてる途中に梓さんが仕事をしてくださいと僕に言ってきたが、僕の仕事はなまえちゃんからの餌付けなんでと断る。
「安室さん、手、疲れた。
そろそろ食べたい」
「そうだね。
それじゃあ僕が食べさせてあげようか」
僕の使用済みスプーンでパフェを掬い、なまえちゃんの口元に運ぶ。
美味しいと口をぱかりと開けたので、なまえちゃんの食べるペースに合わせて何度も食べさせる。
食べてるなまえちゃんはとてつもなく可愛いが、これで頬を赤くして食べてくれたら最高なんだけどな…。
「…ごちそうさまでした」
「うん、ごちそうさま。
たくさん食べてくれてありがとう」
「ん…」
食べ終わったなまえちゃんにコナン君が一方的に話しかけて、なまえちゃんは頷いている。
いつもの光景だがなまえちゃんが名字だと知ると、なんだか…。
「(邪魔、したくなるな)」
「で、その時ホームズが…」
「コナン君、そろそろ帰ったらどうかな」
「まだ平気だよ」
「それじゃあ、コナン君が蘭さんと一緒にお風呂に入って顔を真っ赤にしていたこと…言いふらそうかなあ」
「ぼ、ぼく用事思いだしちゃった!
また明日学校で会おうね、なまえちゃん」
「うん…?また、明日」
コナン君の顔が一気に真っ赤になった。適当に言ったのが当たったらしい。
ランドセルを背負ってポアロから逃げるように立ち去るコナン君を見送ったなまえちゃんは、オレンジジュースを音をたてて飲んだ。
「なまえちゃん、夜ご飯食べに行きたいな」
「やだ」
「今日はパパの帰りが遅くなるよね。
僕が行っても平気でしょ?」
「一人、ゆっくりする」
「キミと同じ時間を過ごして、もっと仲を深めたいなあ」
「深めない」
お前に拒否権があると思うなよ。なあ名字?
耳元で囁けば、なまえちゃんの肩がぶるりと震えた。
「安室さん…ご飯、一緒、食べる」
「嬉しいなあ。ありがとうなまえちゃん」
そうと決まれば早速…。
僕はなまえちゃんの頭をぽんぽんと撫でて、グラスとパフェの容器、スプーンを手早く洗い、オレンジジュース代をレジで払う。
エプロンの紐をほどいて脱ぎ、働いている梓さんの手にエプロンを置いてなまえちゃんを抱っこした。
「梓さん、後はよろしくお願いします」
「ちょっ、安室さん!?」
「バイト代はいらないので…。
なまえちゃん、お家に帰ろうね」
風見に邪魔されず名字と二人きり……嬉しくて舌舐めずりをしたらなまえちゃんがじたばたと暴れだしたので、耳にふぅっと息を吹きかけたら気持ち悪いと頬を叩かれた。
「はい。僕からのプレゼントだよ」
「安室さん、ありがと」
昨日の約束通り、見た目は可愛いなまえちゃんがコナン君と一緒にポアロへやって来た。
今日は自腹で名字と行ったカップルパフェを再現して作った。
パフェのてっぺんには俺の気持ちをアピールするため、ハート形チョコレートにLOVEとメッセージをそえて。
「こんなに、食べきれない」
「残しても大丈夫だよ」
「そう…いただきます」
両手を合わせていただきますをしたなまえちゃんは、まず初めにハート形チョコレートを手で摘まんだ。
さっそく僕の愛を食べてくれるのかと顔にあわず少しドキドキしてたら、真ん中から躊躇なくバキッと割られた。
「なまえちゃん…?」
「なあに?」
「どうしてわざわざ割るのかな?」
「ハートだったから」
なまえが好きだというアピールなのに。それなのにこいつは…!
「甘い、美味しい。
コナン君、食べる?」
「えっ!?」
「一人、食べられない。
コナン君、半分こ」
スプーンで掬ってあーんをしている。
不意打ちでやられたコナン君は顔を赤らめて実に不愉快だ。
「コナン君…食べるなよ」
「わ、分かってるよ。
なまえちゃん。安室さんがすごくお腹空いてるから、なまえちゃんと一緒に食べたいって」
「そう…。
安室さん、あーん」
僕が作ったんだから味は分かってるのに、ぱくりと食べれば「おいしい?」と少し首を傾けて言ったなまえちゃん。
名字がぶりっ子してるのは分かっているが、すごく可愛い…!
チョコレートは割られたが、僕に何度もあーんをしてくれるから幸せだ。
食べてる途中に梓さんが仕事をしてくださいと僕に言ってきたが、僕の仕事はなまえちゃんからの餌付けなんでと断る。
「安室さん、手、疲れた。
そろそろ食べたい」
「そうだね。
それじゃあ僕が食べさせてあげようか」
僕の使用済みスプーンでパフェを掬い、なまえちゃんの口元に運ぶ。
美味しいと口をぱかりと開けたので、なまえちゃんの食べるペースに合わせて何度も食べさせる。
食べてるなまえちゃんはとてつもなく可愛いが、これで頬を赤くして食べてくれたら最高なんだけどな…。
「…ごちそうさまでした」
「うん、ごちそうさま。
たくさん食べてくれてありがとう」
「ん…」
食べ終わったなまえちゃんにコナン君が一方的に話しかけて、なまえちゃんは頷いている。
いつもの光景だがなまえちゃんが名字だと知ると、なんだか…。
「(邪魔、したくなるな)」
「で、その時ホームズが…」
「コナン君、そろそろ帰ったらどうかな」
「まだ平気だよ」
「それじゃあ、コナン君が蘭さんと一緒にお風呂に入って顔を真っ赤にしていたこと…言いふらそうかなあ」
「ぼ、ぼく用事思いだしちゃった!
また明日学校で会おうね、なまえちゃん」
「うん…?また、明日」
コナン君の顔が一気に真っ赤になった。適当に言ったのが当たったらしい。
ランドセルを背負ってポアロから逃げるように立ち去るコナン君を見送ったなまえちゃんは、オレンジジュースを音をたてて飲んだ。
「なまえちゃん、夜ご飯食べに行きたいな」
「やだ」
「今日はパパの帰りが遅くなるよね。
僕が行っても平気でしょ?」
「一人、ゆっくりする」
「キミと同じ時間を過ごして、もっと仲を深めたいなあ」
「深めない」
お前に拒否権があると思うなよ。なあ名字?
耳元で囁けば、なまえちゃんの肩がぶるりと震えた。
「安室さん…ご飯、一緒、食べる」
「嬉しいなあ。ありがとうなまえちゃん」
そうと決まれば早速…。
僕はなまえちゃんの頭をぽんぽんと撫でて、グラスとパフェの容器、スプーンを手早く洗い、オレンジジュース代をレジで払う。
エプロンの紐をほどいて脱ぎ、働いている梓さんの手にエプロンを置いてなまえちゃんを抱っこした。
「梓さん、後はよろしくお願いします」
「ちょっ、安室さん!?」
「バイト代はいらないので…。
なまえちゃん、お家に帰ろうね」
風見に邪魔されず名字と二人きり……嬉しくて舌舐めずりをしたらなまえちゃんがじたばたと暴れだしたので、耳にふぅっと息を吹きかけたら気持ち悪いと頬を叩かれた。