風見パパになる
名前
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降谷side
「パパ…もう、ねむい」
「それでは一緒の布団に入って寝ましょうか」
「すみません。風見さんともう少しだけお話したいので…。
ごめんねなまえちゃん、風見さんを借りても良いかな?」
「……ん、わかった。
パパ、あむろさん、おやすみ、なさい」
おやすみと言えば眠たい目を擦りながら寝室に向かうなまえちゃん。
扉をパタンと閉める音を確認してから、目の前に座っている風見に話を切り出した。
このために車の前でわざわざ待ち伏せしたんだ。目的の物が入手できれば良いが…。
「風見、僕はまだなまえちゃんが名字だと疑っている」
「疑うもなにもなまえはなまえですよ」
「そうか…。
それならなまえちゃんの指紋鑑定がしたい」
「何を言って…。
なまえ以外の何者でもないんですから、そんな事する必要が…」
「名字じゃないんだろ?
だったら大人しく差し出せば良い。
どうして頑なに拒むんだ」
それだとなまえちゃんは名字だと認めることになるが。
そう続けて言えば、風見は首を横に振った。
「それでも指紋を差し出す事はできません。なまえは風見なまえです。
はっきり言いますが名字さんはこの世にいません。名字さんの死をそろそろ受け入れてください」
「そんなことできるわけ…!
風見なまえは名字名前なんだ!!」
「確かになまえは名字さんによく似ています。
自分もなまえの名前を呼び間違えた時がありましたから」
呼び間違え…。
じゃあ僕が電話越しで聴いたのは、ただの呼び間違えだったって事なのか?
そんな訳無いだろう。確かに##NAME3##ちゃんが『風見』『降谷さん』と言ってたのを聴いたんだ。
だがスマホ越しに聴いただけで証拠の音源は無い。
風見にどう言い返すか、それとも実力行使にでるか迷っていると、先ほど寝室に向かったなまえちゃんが戻って来た。
「なまえ?」
「あむろさん、こえ、うるさ…。
ねられ、ない…」
「ごめんねなまえちゃん。
それじゃあ一緒のお布団で寝ようか」
「………ん」
良いタイミングで来てくれたなまえちゃんを抱っこして寝室に向かい、布団に入れて頭を優しく撫でれば小さな寝息が聞こえてきた。
「(指紋をとるなら今のうちだな…ん?)」
起こさないように布団から慎重に出ようとしたが、髪の毛がくいっと引っ張られて動くことができない。どこかに絡まったか?
暗闇の中よく目を凝らすとなまえちゃんが僕の髪の毛を握っていた。
まあ手を払いのけることはできるが…。
こんなに可愛い事されたら指紋摂取をためらってしまう。
良いように考えればなまえちゃんが僕を求めているみたいだ。
「んぅ…」
「いたっ」
なまえちゃんが寝返りをしたら毛根がぐいっと引っ張られた。
これは…。
なまえちゃんは可愛いが、僕の頭がやられそうだ。
起こさないように手をそっと離して、その手を優しく握った。
きゅっと僕の手を握り返してくれて思わず口元が上がってしまう。
「(こんなことされたら、もう離したくないだろ)」
なまえちゃんがもう一度寝返りをしたら僕の方へ寄って来てくれて。
あまりにも嬉しくてなまえちゃんの耳たぶをペロリと舐めたら、空いてる手で顔をペシッと叩かれた。
…今日はもう大人しく寝よう。
「パパ…もう、ねむい」
「それでは一緒の布団に入って寝ましょうか」
「すみません。風見さんともう少しだけお話したいので…。
ごめんねなまえちゃん、風見さんを借りても良いかな?」
「……ん、わかった。
パパ、あむろさん、おやすみ、なさい」
おやすみと言えば眠たい目を擦りながら寝室に向かうなまえちゃん。
扉をパタンと閉める音を確認してから、目の前に座っている風見に話を切り出した。
このために車の前でわざわざ待ち伏せしたんだ。目的の物が入手できれば良いが…。
「風見、僕はまだなまえちゃんが名字だと疑っている」
「疑うもなにもなまえはなまえですよ」
「そうか…。
それならなまえちゃんの指紋鑑定がしたい」
「何を言って…。
なまえ以外の何者でもないんですから、そんな事する必要が…」
「名字じゃないんだろ?
だったら大人しく差し出せば良い。
どうして頑なに拒むんだ」
それだとなまえちゃんは名字だと認めることになるが。
そう続けて言えば、風見は首を横に振った。
「それでも指紋を差し出す事はできません。なまえは風見なまえです。
はっきり言いますが名字さんはこの世にいません。名字さんの死をそろそろ受け入れてください」
「そんなことできるわけ…!
風見なまえは名字名前なんだ!!」
「確かになまえは名字さんによく似ています。
自分もなまえの名前を呼び間違えた時がありましたから」
呼び間違え…。
じゃあ僕が電話越しで聴いたのは、ただの呼び間違えだったって事なのか?
そんな訳無いだろう。確かに##NAME3##ちゃんが『風見』『降谷さん』と言ってたのを聴いたんだ。
だがスマホ越しに聴いただけで証拠の音源は無い。
風見にどう言い返すか、それとも実力行使にでるか迷っていると、先ほど寝室に向かったなまえちゃんが戻って来た。
「なまえ?」
「あむろさん、こえ、うるさ…。
ねられ、ない…」
「ごめんねなまえちゃん。
それじゃあ一緒のお布団で寝ようか」
「………ん」
良いタイミングで来てくれたなまえちゃんを抱っこして寝室に向かい、布団に入れて頭を優しく撫でれば小さな寝息が聞こえてきた。
「(指紋をとるなら今のうちだな…ん?)」
起こさないように布団から慎重に出ようとしたが、髪の毛がくいっと引っ張られて動くことができない。どこかに絡まったか?
暗闇の中よく目を凝らすとなまえちゃんが僕の髪の毛を握っていた。
まあ手を払いのけることはできるが…。
こんなに可愛い事されたら指紋摂取をためらってしまう。
良いように考えればなまえちゃんが僕を求めているみたいだ。
「んぅ…」
「いたっ」
なまえちゃんが寝返りをしたら毛根がぐいっと引っ張られた。
これは…。
なまえちゃんは可愛いが、僕の頭がやられそうだ。
起こさないように手をそっと離して、その手を優しく握った。
きゅっと僕の手を握り返してくれて思わず口元が上がってしまう。
「(こんなことされたら、もう離したくないだろ)」
なまえちゃんがもう一度寝返りをしたら僕の方へ寄って来てくれて。
あまりにも嬉しくてなまえちゃんの耳たぶをペロリと舐めたら、空いてる手で顔をペシッと叩かれた。
…今日はもう大人しく寝よう。