風見パパになる
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今日もコナン君がホームズの話をしているのを聞いて歩いていたら、もうポアロの前までやって来た。
…もう少し話したがっている顔だ
窓から店内を覗いて見る。今日は安室さんがいる日らしい。
そういえばここ数日、安室さんが気持ち悪くないな。一体どうしたのだろう。調子でも悪いのだろうか。
コナン君に話しの続きは店内で聞こうかと提案すれば、首を大きく縦に振った。
「なまえちゃん、コナン君。いらっしゃい」
「…こんにちは」
「こんにちは安室さん。オレンジジュース二つ、あとサンドイッチ一つね」
「かしこまりました。
好きな席に座って待っていてね」
コナン君がカウンター席の奥から二番目に座ったので、私は一番奥の席に座る。
相づちをしながら話を聞いていると、お手拭きとオレンジジュース、私とコナン君の間にサンドイッチを置いた。
いただきますをして、サンドイッチを頬張る。
うん、おいしい。他所のサンドイッチは食べたこと無いけど、安室さんのサンドイッチが一番美味しいと思う。
「で、その時ホームズが……」
コナン君、その話は八回聞いたよ。
ぺろりとサンドイッチを食べ終わってからオレンジジュースをイッキに飲む。
……窓の外をふと見ると、夕日が昇ってきている。
もうそんな時間なのか。
コナン君には悪いけど、帰らせてもらおう。
ランドセルを家に置いてスーパーで買い物しないといけないし。
「コナン君、そろそろ…」
「あ…話しすぎちゃったな。
ごめんねなまえちゃん」
「へーき」
会計は風見が降谷さんに後払いして、この場では安室さんのおごりとなっている…らしい。
ちなみにコナン君はツケているとか。
ランドセルを背負ってスケボーを脇に抱え、出入口に向かう。
私が安室さんに向かって手を振ると、笑顔で振り返した。
その笑顔はどう見ても無理矢理作り笑顔しているように見えて…。
…あれ、もしかして
「(私…安室さんに嫌われた?)」