風見パパになる
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コナンside
なまえちゃんとポアロの前で別れて階段を登ろうとした時、安室さんが扉を開けて「コナン君、ちょっと来て」手招きをされた。
ポアロに入ろうとふと扉を見たらcloseになっている。道理で店の中に人がいないわけだ。
椅子に座ると、目の前のテーブルに安室さんはオレンジジュースを置いた。飲んで良いって事なのか。
「コナン君に聞いて欲しくて、なまえちゃんの事だけど」
ああ、なまえちゃんか…。
そういえば最近、少し疲れた顔をしていたな。
あの子は口数は少ないが、俺としては一緒にいて気が楽だ。それにホームズの話しをしても嫌な顔一つしないし。
オレンジジュースを一口飲んで「なまえちゃんがどうしたの?」俺の真正面のイスに座った安室さんに訊いた。
「前に大切な人がいるって話したよね」
「うん」
「もしかしてだけど…その大切な人がなまえちゃんかも知れない」
「へー………えっ!?」
何言ってんだこの人。
夢と現実の違いがわからなくなったのか。
「ありえないよ、安室さんの大切な人がなまえちゃんなんて…」
「証拠は無いけど、僕なりに考えがあるんだ」
安室さんの大切な人と組織の中で一番仲の良いベルモットが誰よりも早く安室さんの大切な人を発見して、ベルモットは怪しげなクスリを飲ませて幼児化させた。
子供の姿で帰る場所なんて無い。そこで付き合いがまあまあ長い風見さんに頼って家に居候している。
…と、なまえちゃんに話したらしい。
「問い詰めたらなまえちゃんに否定されたけどね」
「は、ははっ…。
そりゃ否定されるよ……」
いくら顔が似ているとはいえ、なまえちゃんは風見なまえだからな。
それにベルモットがリスクを犯してまで、安室さんの大切な人を逃がす理由が仲が良かったから?ありえないだろ。
「僕は大切な人に素直になれなくて、毒ばっかり吐いてたんだ」
「へえ…」
安室さんは好きな人いじめるタイプか。
「だから今度は大切ななまえちゃんに、素直になろうと色々行動しているんだけど…」
「どんな?」
「高級な時計をプレゼントしたり…」
「(うわぁ…それは無いな)」
「フランクフルトでいかがわしいプレイをしたり、耳たぶあぐあぐして、耳穴に舌を突っ込んだり…。
全裸にさせてタオルで拭いてあげようと嫌がられたなぁ。あと下着の匂いも嗅いだよ」
だめだこの人…犯罪者予備軍だ……。
目頭を押さえて深くため息を吐いた。
だから最近、なまえちゃんが元気無いように見えたんだ。
ここは俺が言って、安室さんを押さえるか…。
「あのさ…。
なまえちゃん嫌がってるし…迷惑しているから止めなよ」
「僕なりの好意の表し方なのに?」
「もしも安室さんが好きでもない人にグイグイこられたらどう思う?」
「ハニートラップで好きでもない女と色んなことしてきたからね。どうってこと無いさ」
「違うって!
普通の人は、好きな人以外に迫られたら嫌なの!」
目をぱちぱちと瞬きして、そうなの?って訊いてくる安室さんは普通じゃない。
普通じゃない安室さんに俺はこう言った「押してダメなら引いてみろ」
「押してだめなら押すしかないだろ?それが恋愛さ」
「違うよ…。
安室さんがグイグイきてたのに、いきなりこなくなって、なまえちゃんが安室さんの事を気にする作戦だよ。
もしかしたら、なまえちゃんから安室さんの方にグイグイくるかも知れないね」
まあなまえちゃんからグイグイなんてありえねーだろうけど。
そうでも言わねえと、安室さんの暴走が止まりそうにねえし。
「そっか…そうなのか。
だったらコナン君の言うとおり、試してみるね」
「うん」
これでなまえちゃん元気取り戻してくれればいいけどな…。
俺は残ったオレンジジュースをイッキ飲みして、コップをテーブルの上に置いた。
なまえちゃんとポアロの前で別れて階段を登ろうとした時、安室さんが扉を開けて「コナン君、ちょっと来て」手招きをされた。
ポアロに入ろうとふと扉を見たらcloseになっている。道理で店の中に人がいないわけだ。
椅子に座ると、目の前のテーブルに安室さんはオレンジジュースを置いた。飲んで良いって事なのか。
「コナン君に聞いて欲しくて、なまえちゃんの事だけど」
ああ、なまえちゃんか…。
そういえば最近、少し疲れた顔をしていたな。
あの子は口数は少ないが、俺としては一緒にいて気が楽だ。それにホームズの話しをしても嫌な顔一つしないし。
オレンジジュースを一口飲んで「なまえちゃんがどうしたの?」俺の真正面のイスに座った安室さんに訊いた。
「前に大切な人がいるって話したよね」
「うん」
「もしかしてだけど…その大切な人がなまえちゃんかも知れない」
「へー………えっ!?」
何言ってんだこの人。
夢と現実の違いがわからなくなったのか。
「ありえないよ、安室さんの大切な人がなまえちゃんなんて…」
「証拠は無いけど、僕なりに考えがあるんだ」
安室さんの大切な人と組織の中で一番仲の良いベルモットが誰よりも早く安室さんの大切な人を発見して、ベルモットは怪しげなクスリを飲ませて幼児化させた。
子供の姿で帰る場所なんて無い。そこで付き合いがまあまあ長い風見さんに頼って家に居候している。
…と、なまえちゃんに話したらしい。
「問い詰めたらなまえちゃんに否定されたけどね」
「は、ははっ…。
そりゃ否定されるよ……」
いくら顔が似ているとはいえ、なまえちゃんは風見なまえだからな。
それにベルモットがリスクを犯してまで、安室さんの大切な人を逃がす理由が仲が良かったから?ありえないだろ。
「僕は大切な人に素直になれなくて、毒ばっかり吐いてたんだ」
「へえ…」
安室さんは好きな人いじめるタイプか。
「だから今度は大切ななまえちゃんに、素直になろうと色々行動しているんだけど…」
「どんな?」
「高級な時計をプレゼントしたり…」
「(うわぁ…それは無いな)」
「フランクフルトでいかがわしいプレイをしたり、耳たぶあぐあぐして、耳穴に舌を突っ込んだり…。
全裸にさせてタオルで拭いてあげようと嫌がられたなぁ。あと下着の匂いも嗅いだよ」
だめだこの人…犯罪者予備軍だ……。
目頭を押さえて深くため息を吐いた。
だから最近、なまえちゃんが元気無いように見えたんだ。
ここは俺が言って、安室さんを押さえるか…。
「あのさ…。
なまえちゃん嫌がってるし…迷惑しているから止めなよ」
「僕なりの好意の表し方なのに?」
「もしも安室さんが好きでもない人にグイグイこられたらどう思う?」
「ハニートラップで好きでもない女と色んなことしてきたからね。どうってこと無いさ」
「違うって!
普通の人は、好きな人以外に迫られたら嫌なの!」
目をぱちぱちと瞬きして、そうなの?って訊いてくる安室さんは普通じゃない。
普通じゃない安室さんに俺はこう言った「押してダメなら引いてみろ」
「押してだめなら押すしかないだろ?それが恋愛さ」
「違うよ…。
安室さんがグイグイきてたのに、いきなりこなくなって、なまえちゃんが安室さんの事を気にする作戦だよ。
もしかしたら、なまえちゃんから安室さんの方にグイグイくるかも知れないね」
まあなまえちゃんからグイグイなんてありえねーだろうけど。
そうでも言わねえと、安室さんの暴走が止まりそうにねえし。
「そっか…そうなのか。
だったらコナン君の言うとおり、試してみるね」
「うん」
これでなまえちゃん元気取り戻してくれればいいけどな…。
俺は残ったオレンジジュースをイッキ飲みして、コップをテーブルの上に置いた。