風見パパになる
名前
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客が一人もいない時にポアロに入り、久しぶりに安室さんにあったと思ったらいきなり抱きつかれた。
何で?と一瞬考えたが、私が死んだと思っていると赤井秀一が言った事を思い出す。
「生きてる…良かった…!」
「安室さ…んっ!?」
このやろう…また舌を入れやがった。
本当は舌を噛んでやりたいが相手は降谷さんだし、それに逃げても長引くだけだ。
こうなったら満足してもらって、さっさと離れてもらおう。
大人しく降谷さんの舌を受け入れると口内をぐちゃぐちゃに犯された。
互いの唾液が絡まる音が聞こえてきたころ降谷さんの舌が離れた。
ようやく終わったかと小さく息を吐いたら、なぜか私のランドセルをソファーの隅に放り投げてソファーに運ばれたと思ったら押し倒された。
「…安室さん?」
「ちょっと黙ってろ」
片手で私の両手首を押さえると、また口内を犯された。
これいつまでやられるんだ。あと何分やれば満足するんだよ。
長い、あまりにも長すぎる。降谷さんの唾液が口いっぱいに広がってものすごく不快だ。
そろそろ離れろと念じたら、唾液でいっぱいになった舌がゆっくりと離れる。
ぷつんと糸が切れて口の端に落ちると、降谷さんは舌で舐め取った。
さっさと手首を離してくれないかと言ったら唾液を飲み込んだらなと返された。とんだクソ野郎だ。
仕方なく飲み込めば頭を優しく撫でられ、私を起こすと降谷さんはソファーに座り、私を向き合うような形で膝に座らせた。
「唇洗わせろ。うがいさせろ」
「相変わらず君は雰囲気をぶち壊すな…。
君があんな事を言って消えたから…あのクレーン車にって……」
「まあ乗り込もうとしたんだけどね。キュラソーに先越されたんだ。
悪かったな。キュラソーを見殺しにして」
「いや…悪くないよ。悪いのは自分だ。
君があそこに乗って死なずに済んで良かった。
キュラソーの命より、君の命の方が大切だと思ってしまったんだ」
「…降谷さん」
「もう一度君に言う━━君が、名前が好きだよ。
組織に決着がついたら…俺の恋人になってください」
警察学校の時からいつも私をいじめてきた降谷さんが…これ、本気で言ってんのか?
今日はとびきり手の込んだ嫌がらせとかじゃないかと疑ってしまう。それとも働き過ぎて寝不足とか?
ダメだ。降谷さんの日頃の行いのせいで信用できない。
「…おい、返事は?」
「え、普通に嫌だけど」
「はあ?
流れ的に、こちらこそよろしくお願いします零。かっこハートだろ」
「降谷さんの方が呼び慣れてるから、呼び方変えるの面倒だなあ」
「降谷さんより零の方が文字数少ないじゃないか」
「文字数の問題じゃない。
そんな事言ったら松田より陣平の方が一文字多い」
恋人になれ名前呼びをしろと何度も迫られたが拒否をする。
結婚したら君も降谷だから今のうちに慣れろとか訳わからん。
何で降谷さんと結婚しなくちゃいけないんだよ。
「ああもう…素直に言うよ!
君に名前で呼ばれたい!これでいいだろ!」
「なにそのやけくそ感。
まあ…気がむいたら呼んでもいいけど………零」
「っ!」
風見には名前呼びだと刺激が強いから呼ばないでと言われた事があるから、いつまで経っても風見呼びなんだよなあ。
「すまない、すごく嬉しくて…。
結婚はまた今度…話そうな」
「いや、結婚しないから」