May 5月上旬 覆面パトカー
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5月○日(金曜日) 見守り任務 四日目
なんと、彼女の前のシフトは松平家のご令嬢、栗子ちゃんだった。いつの間にか打ち解けて遊びに行く約束をしている。
鼻にピアスをした金髪男が私服に着替えた栗子ちゃんを迎えに来た。松平のとっつあんは、あのヤローとの交際が悩みの種らしい。
5月○日(土曜日) 見守り任務 五日目
名前ちゃんは現れない。今日はお休みのようだ。
撤退前にコンビニのトイレを借りて出てきたら、数メートル先の雑誌コーナーに旦那がしゃがみこんでいる。
まずい、今週のジャンプは土曜日発売なのをすっかり忘れていた!この距離じゃ俺の変装が気づかれると覚悟したが、旦那はわき目もふらずセクシー系雑誌の読み比べをしている。
っーかジャンプじゃなくてそっちが目当てだったのかよ!
ひとまず難を逃れたけど、あの人に任務がバレたらいろいろ終わりだ。気を引き締めていこう。
5月○日(日曜日) 見守り任務 六日目
名前ちゃんは今日も休みのようだ。
副長は通りから店内をチラ見して彼女がいないのを確認すると、コンビニを素通りして角のタバコ屋でマヨボロを購入した。
約十分後、ケーキ屋の袋を提げた沖田隊長が現れタバスコの瓶を大量に買って行った。とてつもなく嫌な予感がする。
5月○日(月曜日) 見守り任務 七日目
副長が、マヨネーズとマヨボロを買いにやってきた。
レジ袋を受け取る際、「ちゃんと食ってるか?」などと声をかけている。
名前ちゃんは気にかけてくださりありがとうございますとお礼を述べていた。
俺も久しぶりに言葉を交わしたいので、隊服姿で残り少ないジャンプを購入して覆面パトカーに隠した。
彼女はお釣りを両手で包み込むように渡してくれる。笑顔との合わせ技に男は弱いってわかってるんだろうか。
その後俺の心は3分ぐらい温まっていた。
屯所でも、名前ちゃんのお釣りの渡し方が話題にのぼっていた。
男所帯のウチでは悲しいけど、ささやかな出来事に幸せを見出しているのだ。
ああ、彼女欲しい…。
5月○日(火曜日) 見守り任務 八日目
今日も副長は、マヨネーズとマヨボロを買いにやってきた。
通販で箱買いしたマヨが残ってるのに、どんだけ必要なんだよ。
5月○日(水曜日) 見守り任務 九日目
今日も副長は、マヨネーズとマヨボロとマガジンを買いにやってきた。
キャバクラのドンペリと勘違いしてるんじゃないのか?
何本買っても名前ちゃんの時給は変わらないぞ。
っーか自分で会いに行くなら張り込みの意味なくね?
5月○日(木曜日) 見守り任務 十日目
今日も副長は、マヨネーズとマヨボロと、その他もろもろを買いにやってきた。
変装した俺はアイスクリームコーナーで物色するフリをしつつ二人を見張る。
「マヨネーズ、本当にお好きなんですね。」
とうとう、レジで名前ちゃんが質問した。
定食屋でひどい目に遭ったのをすっかり忘れているようだ。そういや、記憶があちこち抜け落ちてるって、たまさん言ってたっけ…。
「まぁな。」
副長…!マヨネーズの話をふられたぐらいで、何照れてんだァァァ!
いや、あの人にとっては貴重なやりとりだ。
「アンタも好きか?」
「エビマヨとか、マヨコーントーストとか、ポテトサラダとか、おいしいですよね。」
彼女は応答しつつ棚からタバコを取り出し、商品を袋に詰めていく。
「ああ、エビマヨは最高だ。」
エビマヨは、じゃねーだろォォォ!
アンタは何でもかんでもマヨかけりゃ最高じゃねーか!
エビマヨを脳内で想像しているのか、副長は至福の笑みを浮かべている。
「私もエビマヨ大好きです。」
副長の名前ちゃんを見る目がみるみる変わっていく。
「だったら今度一緒に食いに行くか?」
「は、はぁ…。土方さんお忙しいですし。お気持ちはうれしいんですけど…」
「すまいる」のノリで返した社交辞令を本気にされて、彼女は困り顔だ。
「メシ代は俺が持つから遠慮すんな。あん時ゃいい食いっぷりだったぞ。」
ついに土方スペシャルを食わされた惨劇を思い出したらしく、名前ちゃんの顔色がサッと青ざめた。
でも、サイフに視線が行ってる副長は気づきゃしない。
彼女は客が並んだのをいいことに、他の店員を呼んで会話を打ち切り、副長にレジ袋を渡した。
「九千○○円のお返しとレシートです。ありがとうござ…
「コイツはとっておけ。」
どこでトチ狂ったのか副長はお釣りを突き返した。
「??」
なんと、彼女の前のシフトは松平家のご令嬢、栗子ちゃんだった。いつの間にか打ち解けて遊びに行く約束をしている。
鼻にピアスをした金髪男が私服に着替えた栗子ちゃんを迎えに来た。松平のとっつあんは、あのヤローとの交際が悩みの種らしい。
5月○日(土曜日) 見守り任務 五日目
名前ちゃんは現れない。今日はお休みのようだ。
撤退前にコンビニのトイレを借りて出てきたら、数メートル先の雑誌コーナーに旦那がしゃがみこんでいる。
まずい、今週のジャンプは土曜日発売なのをすっかり忘れていた!この距離じゃ俺の変装が気づかれると覚悟したが、旦那はわき目もふらずセクシー系雑誌の読み比べをしている。
っーかジャンプじゃなくてそっちが目当てだったのかよ!
ひとまず難を逃れたけど、あの人に任務がバレたらいろいろ終わりだ。気を引き締めていこう。
5月○日(日曜日) 見守り任務 六日目
名前ちゃんは今日も休みのようだ。
副長は通りから店内をチラ見して彼女がいないのを確認すると、コンビニを素通りして角のタバコ屋でマヨボロを購入した。
約十分後、ケーキ屋の袋を提げた沖田隊長が現れタバスコの瓶を大量に買って行った。とてつもなく嫌な予感がする。
5月○日(月曜日) 見守り任務 七日目
副長が、マヨネーズとマヨボロを買いにやってきた。
レジ袋を受け取る際、「ちゃんと食ってるか?」などと声をかけている。
名前ちゃんは気にかけてくださりありがとうございますとお礼を述べていた。
俺も久しぶりに言葉を交わしたいので、隊服姿で残り少ないジャンプを購入して覆面パトカーに隠した。
彼女はお釣りを両手で包み込むように渡してくれる。笑顔との合わせ技に男は弱いってわかってるんだろうか。
その後俺の心は3分ぐらい温まっていた。
屯所でも、名前ちゃんのお釣りの渡し方が話題にのぼっていた。
男所帯のウチでは悲しいけど、ささやかな出来事に幸せを見出しているのだ。
ああ、彼女欲しい…。
5月○日(火曜日) 見守り任務 八日目
今日も副長は、マヨネーズとマヨボロを買いにやってきた。
通販で箱買いしたマヨが残ってるのに、どんだけ必要なんだよ。
5月○日(水曜日) 見守り任務 九日目
今日も副長は、マヨネーズとマヨボロとマガジンを買いにやってきた。
キャバクラのドンペリと勘違いしてるんじゃないのか?
何本買っても名前ちゃんの時給は変わらないぞ。
っーか自分で会いに行くなら張り込みの意味なくね?
5月○日(木曜日) 見守り任務 十日目
今日も副長は、マヨネーズとマヨボロと、その他もろもろを買いにやってきた。
変装した俺はアイスクリームコーナーで物色するフリをしつつ二人を見張る。
「マヨネーズ、本当にお好きなんですね。」
とうとう、レジで名前ちゃんが質問した。
定食屋でひどい目に遭ったのをすっかり忘れているようだ。そういや、記憶があちこち抜け落ちてるって、たまさん言ってたっけ…。
「まぁな。」
副長…!マヨネーズの話をふられたぐらいで、何照れてんだァァァ!
いや、あの人にとっては貴重なやりとりだ。
「アンタも好きか?」
「エビマヨとか、マヨコーントーストとか、ポテトサラダとか、おいしいですよね。」
彼女は応答しつつ棚からタバコを取り出し、商品を袋に詰めていく。
「ああ、エビマヨは最高だ。」
エビマヨは、じゃねーだろォォォ!
アンタは何でもかんでもマヨかけりゃ最高じゃねーか!
エビマヨを脳内で想像しているのか、副長は至福の笑みを浮かべている。
「私もエビマヨ大好きです。」
副長の名前ちゃんを見る目がみるみる変わっていく。
「だったら今度一緒に食いに行くか?」
「は、はぁ…。土方さんお忙しいですし。お気持ちはうれしいんですけど…」
「すまいる」のノリで返した社交辞令を本気にされて、彼女は困り顔だ。
「メシ代は俺が持つから遠慮すんな。あん時ゃいい食いっぷりだったぞ。」
ついに土方スペシャルを食わされた惨劇を思い出したらしく、名前ちゃんの顔色がサッと青ざめた。
でも、サイフに視線が行ってる副長は気づきゃしない。
彼女は客が並んだのをいいことに、他の店員を呼んで会話を打ち切り、副長にレジ袋を渡した。
「九千○○円のお返しとレシートです。ありがとうござ…
「コイツはとっておけ。」
どこでトチ狂ったのか副長はお釣りを突き返した。
「??」