料理長は愛されてます!
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「どう? 瑞貴ってば可愛いし!」
「似合うでしょ?」
「ウ~……」
厨房から連れ去られたあと、ホテルの女性従業員に風呂に入れられ、エステを受け、さらにはプロのメイクアップアーティストの手によって着飾られたのだ。
そしてリンとティナに背中を押されて瑞貴は会場に入り、自分に向けられる男性組の視線で羞恥のあまりさらに顔が赤くなる。
「や、やっぱり似合いませんよね……?」
「誰もンなこと言ってねーし! その、この会場に調和してマジ美(ツク)しいぜ」
「はい! とっても似合いますよ!」
サニーは珍しく直接見ることもできないのか頬を赤くしてそっぽを向き、滝丸は目をキラキラと輝かせている。
「瑞貴ちゃん、終わったらこのあとデートでもどう? 俺がエスコートしてあげるよ?」
「そんなことさせないよ。――と、言いたいところだけど可愛い瑞貴ちゃんとデートしたい気持ちはわかるな」
「ふええっ!?」
「ココ、お前の言葉がトドメになってるぞ。まっ、でもそういう格好も似合うな」
さっそくナンパする鉄平を止めるココだが共感しているようで、マッチは呆れながらも髪が崩れないように優しく頭を撫でた。
「リンもティナもいい仕事するなじゃねぇか! なあ、ゼブラ!」
「フンッ。俺は別にどうでもいいがな」
「そんなこと言って、瑞貴を見た途端に食う手が止まってたのを俺は見てたぞ?」
「てめぇ、トリコ! チョーシに乗りやがって!」
「本当のことだろうが!」
「あわわっ! お二人共、ケンカはやめてくださーい!」
相変わらず二人そろえばケンカ腰になるトリコとゼブラを、瑞貴は慌てて止める。
〈ユンユーン!〉
〈クルッポー!〉
「ユンもクルッポーも、喜んでいるわね」
「きっと瑞貴が可愛いって褒めているんだし!」
「そ、そうですか? ありがとう」
瑞貴の前に来て笑顔で鳴くユンとクルッポーの気持ちを代弁するティナとリン。言葉はわからなくても二匹の動きで伝わっていた。
――それから数時間たってそろそろお開きの時間となる。今日の主催者である瑞貴から言葉をと全員にせっつかれたので、瑞貴は緊張するも深呼吸して口を開く。
「今日はお忙しい中で来てくれて本当にありがとうございます。私、みなさんと出会えて本当によかったです。みなさんとの出会いが私を料理人としても美食屋としても成長させてくれて、本当に感謝してもし尽くせません。みなさん……――大好きです!」
最後に浮かべた瑞貴の表情は、今までで一番とびっきりの笑顔だった。
あとがき→
「似合うでしょ?」
「ウ~……」
厨房から連れ去られたあと、ホテルの女性従業員に風呂に入れられ、エステを受け、さらにはプロのメイクアップアーティストの手によって着飾られたのだ。
そしてリンとティナに背中を押されて瑞貴は会場に入り、自分に向けられる男性組の視線で羞恥のあまりさらに顔が赤くなる。
「や、やっぱり似合いませんよね……?」
「誰もンなこと言ってねーし! その、この会場に調和してマジ美(ツク)しいぜ」
「はい! とっても似合いますよ!」
サニーは珍しく直接見ることもできないのか頬を赤くしてそっぽを向き、滝丸は目をキラキラと輝かせている。
「瑞貴ちゃん、終わったらこのあとデートでもどう? 俺がエスコートしてあげるよ?」
「そんなことさせないよ。――と、言いたいところだけど可愛い瑞貴ちゃんとデートしたい気持ちはわかるな」
「ふええっ!?」
「ココ、お前の言葉がトドメになってるぞ。まっ、でもそういう格好も似合うな」
さっそくナンパする鉄平を止めるココだが共感しているようで、マッチは呆れながらも髪が崩れないように優しく頭を撫でた。
「リンもティナもいい仕事するなじゃねぇか! なあ、ゼブラ!」
「フンッ。俺は別にどうでもいいがな」
「そんなこと言って、瑞貴を見た途端に食う手が止まってたのを俺は見てたぞ?」
「てめぇ、トリコ! チョーシに乗りやがって!」
「本当のことだろうが!」
「あわわっ! お二人共、ケンカはやめてくださーい!」
相変わらず二人そろえばケンカ腰になるトリコとゼブラを、瑞貴は慌てて止める。
〈ユンユーン!〉
〈クルッポー!〉
「ユンもクルッポーも、喜んでいるわね」
「きっと瑞貴が可愛いって褒めているんだし!」
「そ、そうですか? ありがとう」
瑞貴の前に来て笑顔で鳴くユンとクルッポーの気持ちを代弁するティナとリン。言葉はわからなくても二匹の動きで伝わっていた。
――それから数時間たってそろそろお開きの時間となる。今日の主催者である瑞貴から言葉をと全員にせっつかれたので、瑞貴は緊張するも深呼吸して口を開く。
「今日はお忙しい中で来てくれて本当にありがとうございます。私、みなさんと出会えて本当によかったです。みなさんとの出会いが私を料理人としても美食屋としても成長させてくれて、本当に感謝してもし尽くせません。みなさん……――大好きです!」
最後に浮かべた瑞貴の表情は、今までで一番とびっきりの笑顔だった。
あとがき→