君がいればご馳走に!
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「ハハッ、滝には刺激が強過ぎたか」
「あ、愛丸さん! ヒドいです!」
「た、滝丸くん? どうしたの?」
「瑞貴ちゃん、静か茶も飲むか?」
「はい、いただきます!」
「愛丸さ~ん!」
「「「「「ハハハハッ!」」」」」
愛丸に瑞貴を独占されつつあるので、誘った滝丸は解せない気持ちでいて、他のグルメ騎士(ナイト)は微笑ましくも面白そうに見ているのだった。
☆☆☆☆☆
食事が終わったあと、瑞貴は滝丸と話に花を咲かせていた。アイスヘルのことだったり最近のことだったり……二人が自然と浮かべる笑顔を愛丸は離れた所で眺めていたのを雪丸が気づく。
「愛丸さん、なんだかご機嫌ですね」
「そうか? ……いや、そうだな。滝のあんな笑顔は初めて見た」
愛丸は滝丸との出会いを今でもよく覚えている。グルメ界からの病で誰からも見放され、一人ぼっちだった彼を拾ってグルメ教へ誘った。病気は治っても左目に後遺症が残り、滝丸は今では誇りに思っても最初は負い目を感じていたこともあった。
成長してグルメ騎士(ナイト)の修業も真面目にこなし、容姿と素直な性格の故か女性に声をかけられることもあったが、戸惑いながらも全て断っていた。色恋沙汰は無縁だろうなと一時期は愛丸も思っていたが……ついに滝丸にも春が来た。
「まさかその相手がトリコの想い人とは思わなかったがな」
「あいつもずいぶん、手強い相手を敵に回しましたね」
「トリコもトリコで、素直になれていないから勝機は全然ないとはいえないぞ」
旧友の愛丸もトリコが瑞貴とこの粗食の丘にやって来たとき、彼女に対する接し方からすぐに想い人なのだとわかった。しかしトリコは『好きな相手ににはいじめてしまう』というタイプなのか、アプローチしても全然気づいてもらえない。
その点に関して滝丸は素直で照れ屋な所があるし、年下という不利な部分もカバーできるだろう。
「愛丸さん、なんだか楽しんでません?」
「そうかもな。さっきの反応といい、滝は素直だからこそからかい甲斐がある。――新入りでも譲れないからな」
「えっ?」
雪丸が聞き返す前に愛丸は滝丸と瑞貴の元へ行くと、笑いながら瑞貴の頭を優しく撫でる。瑞貴本人は首を傾げているが、滝丸はショックを受けているので、それを見た雪丸は苦笑する他なかった。
あとがき→
「あ、愛丸さん! ヒドいです!」
「た、滝丸くん? どうしたの?」
「瑞貴ちゃん、静か茶も飲むか?」
「はい、いただきます!」
「愛丸さ~ん!」
「「「「「ハハハハッ!」」」」」
愛丸に瑞貴を独占されつつあるので、誘った滝丸は解せない気持ちでいて、他のグルメ騎士(ナイト)は微笑ましくも面白そうに見ているのだった。
☆☆☆☆☆
食事が終わったあと、瑞貴は滝丸と話に花を咲かせていた。アイスヘルのことだったり最近のことだったり……二人が自然と浮かべる笑顔を愛丸は離れた所で眺めていたのを雪丸が気づく。
「愛丸さん、なんだかご機嫌ですね」
「そうか? ……いや、そうだな。滝のあんな笑顔は初めて見た」
愛丸は滝丸との出会いを今でもよく覚えている。グルメ界からの病で誰からも見放され、一人ぼっちだった彼を拾ってグルメ教へ誘った。病気は治っても左目に後遺症が残り、滝丸は今では誇りに思っても最初は負い目を感じていたこともあった。
成長してグルメ騎士(ナイト)の修業も真面目にこなし、容姿と素直な性格の故か女性に声をかけられることもあったが、戸惑いながらも全て断っていた。色恋沙汰は無縁だろうなと一時期は愛丸も思っていたが……ついに滝丸にも春が来た。
「まさかその相手がトリコの想い人とは思わなかったがな」
「あいつもずいぶん、手強い相手を敵に回しましたね」
「トリコもトリコで、素直になれていないから勝機は全然ないとはいえないぞ」
旧友の愛丸もトリコが瑞貴とこの粗食の丘にやって来たとき、彼女に対する接し方からすぐに想い人なのだとわかった。しかしトリコは『好きな相手ににはいじめてしまう』というタイプなのか、アプローチしても全然気づいてもらえない。
その点に関して滝丸は素直で照れ屋な所があるし、年下という不利な部分もカバーできるだろう。
「愛丸さん、なんだか楽しんでません?」
「そうかもな。さっきの反応といい、滝は素直だからこそからかい甲斐がある。――新入りでも譲れないからな」
「えっ?」
雪丸が聞き返す前に愛丸は滝丸と瑞貴の元へ行くと、笑いながら瑞貴の頭を優しく撫でる。瑞貴本人は首を傾げているが、滝丸はショックを受けているので、それを見た雪丸は苦笑する他なかった。
あとがき→