惚れ直さずにはいられない!
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「これいくらですか!? 払いますよ!」
「気にしなくていいよ。今日は僕が君を楽しませるために誘ったんだからね。本当はこれでも少ないんだけど……」
(いや、充分多いです!)
「初めて来たときも瑞貴ちゃんは運が強いから、きっとそのコインも倍になるよ」
(あのときはマグレだと思うんですけど……)
「例えなくなっても、僕が稼ぐから安心して」
(それをサラリと言って絶対実現するココさんがスゴいよ!)
結局コイン一枚分の金額を聞けない上に瑞貴の心のツッコミも甲斐なく、ココは100万円のコインを一枚持ってさっそくゲームをしに向かった。
瑞貴は前回同様にちんちろりんのコーナーへと向かった。お椀に小さなサイコロを三つ転がし、出た目を合わせて多ければ勝ちというゲームだ。イカサマはしにくいし運の強さが必要でもあるので、まだ通なゲームでもあるだろう。
「がんばってね、瑞貴ちゃん」
「はい!」
結果――何度か負けてしまったものの、瑞貴はコインを三十枚から百枚に増やすことに成功した。
「よかった~……」
「さすが瑞貴ちゃんだね。それじゃあ、次はルーレットに挑戦してみるかい?」
「えっ!? あれはディーラーの腕も勝負に入っているから苦手なんですけど……」
「僕の占いだと、瑞貴ちゃんが勝利する確率は95パーセントだよ。大丈夫」
「一回だけなら……」
ココに誘われるがまま瑞貴はルーレットのコーナーへ移動した。ルーレットは人気なので人も多い。数字と色の選び方はいろいろあるものの、無難に瑞貴は十枚のコインを黒に移動した。結果は……。
「黒の16です」
「ホッ……この緊張感は心臓に悪い……」
「さすが瑞貴ちゃん。でも、どうして黒を選んだんだい? 女の子だから赤を選ぶと思ったよ」
「なんとなく……――というより、黒はココさんがいつも着ている服だからココさんに頼っちゃいました」
イタズラっ子のように軽く舌を出して苦笑する瑞貴。するとココは手を口元に当てて顔を逸らしてしまった。
「ココさん?」
「な、なんでもないよ」
「?」
(占いで瑞貴ちゃんが勝てるとわかっていても、理由まではわからなかったからな……)
心の中でも自分を頼ってくれたとわかり、ココは照れていたのだ。
――ひと通り遊ぶと、ココが持っていたコインはサンタクロースが背負っていそうなほど袋に溜まっていた。あれから瑞貴は見学に回ってココのゲームする姿を見ていたが、全てに勝利しているのだ。
「ココさんって超人ですか?」
「そんなことないけどね。占いだけでなくディーラーの手の動き、相手の表情を見れば勝てる確率が上がるだけだよ」
「対してココさんはポーカーフェイスの連続でしたからね……。周りの女性がみんな見惚れていましたよ」
「おや、瑞貴ちゃんは僕に見惚れてくれなかったのかい?」
「まさか! 見惚れるどころか惚れ直しましたよ! ――あっ! その!」
「フフッ、ありがとう」
思わず勢いで叫んでしまったが、騒がしいカジノの中でもココの耳にはしっかり届いていた。
「ん? あれは……」
100面スロットマシーンの前に瑞貴が立ち止まったのを見たココは話しかける。
「気になるの?」
「あっ、その、前に来たときココさんがそろえたのを思い出して……その…もう一度見たいなぁって……」
語尾になるに連れて瑞貴は顔をうつむけながら頬を染めていく。その姿がなんとも愛らしいと思ったココはクスクスと微笑みながら瑞貴の手を取る。
「気にしなくていいよ。今日は僕が君を楽しませるために誘ったんだからね。本当はこれでも少ないんだけど……」
(いや、充分多いです!)
「初めて来たときも瑞貴ちゃんは運が強いから、きっとそのコインも倍になるよ」
(あのときはマグレだと思うんですけど……)
「例えなくなっても、僕が稼ぐから安心して」
(それをサラリと言って絶対実現するココさんがスゴいよ!)
結局コイン一枚分の金額を聞けない上に瑞貴の心のツッコミも甲斐なく、ココは100万円のコインを一枚持ってさっそくゲームをしに向かった。
瑞貴は前回同様にちんちろりんのコーナーへと向かった。お椀に小さなサイコロを三つ転がし、出た目を合わせて多ければ勝ちというゲームだ。イカサマはしにくいし運の強さが必要でもあるので、まだ通なゲームでもあるだろう。
「がんばってね、瑞貴ちゃん」
「はい!」
結果――何度か負けてしまったものの、瑞貴はコインを三十枚から百枚に増やすことに成功した。
「よかった~……」
「さすが瑞貴ちゃんだね。それじゃあ、次はルーレットに挑戦してみるかい?」
「えっ!? あれはディーラーの腕も勝負に入っているから苦手なんですけど……」
「僕の占いだと、瑞貴ちゃんが勝利する確率は95パーセントだよ。大丈夫」
「一回だけなら……」
ココに誘われるがまま瑞貴はルーレットのコーナーへ移動した。ルーレットは人気なので人も多い。数字と色の選び方はいろいろあるものの、無難に瑞貴は十枚のコインを黒に移動した。結果は……。
「黒の16です」
「ホッ……この緊張感は心臓に悪い……」
「さすが瑞貴ちゃん。でも、どうして黒を選んだんだい? 女の子だから赤を選ぶと思ったよ」
「なんとなく……――というより、黒はココさんがいつも着ている服だからココさんに頼っちゃいました」
イタズラっ子のように軽く舌を出して苦笑する瑞貴。するとココは手を口元に当てて顔を逸らしてしまった。
「ココさん?」
「な、なんでもないよ」
「?」
(占いで瑞貴ちゃんが勝てるとわかっていても、理由まではわからなかったからな……)
心の中でも自分を頼ってくれたとわかり、ココは照れていたのだ。
――ひと通り遊ぶと、ココが持っていたコインはサンタクロースが背負っていそうなほど袋に溜まっていた。あれから瑞貴は見学に回ってココのゲームする姿を見ていたが、全てに勝利しているのだ。
「ココさんって超人ですか?」
「そんなことないけどね。占いだけでなくディーラーの手の動き、相手の表情を見れば勝てる確率が上がるだけだよ」
「対してココさんはポーカーフェイスの連続でしたからね……。周りの女性がみんな見惚れていましたよ」
「おや、瑞貴ちゃんは僕に見惚れてくれなかったのかい?」
「まさか! 見惚れるどころか惚れ直しましたよ! ――あっ! その!」
「フフッ、ありがとう」
思わず勢いで叫んでしまったが、騒がしいカジノの中でもココの耳にはしっかり届いていた。
「ん? あれは……」
100面スロットマシーンの前に瑞貴が立ち止まったのを見たココは話しかける。
「気になるの?」
「あっ、その、前に来たときココさんがそろえたのを思い出して……その…もう一度見たいなぁって……」
語尾になるに連れて瑞貴は顔をうつむけながら頬を染めていく。その姿がなんとも愛らしいと思ったココはクスクスと微笑みながら瑞貴の手を取る。