意外な相手とハントに!?
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〈ブグアアッ!!〉
「心なしか、お前に対して敵意を向けていないか?」
「あー……たぶん、最初に来たときのゾンビウッドかも。BBコーンや他の猛獣たちをかなり吸収したようだから、テリーの連れである私に復讐しに来たとか」
「どちらにしろ、避けては通れないようだな。――相手になってやろう」
スタージュンの手から炎が浮き上がり、瑞貴もブレスレットから薙刀に変形した。
〈ブグアァァアアア!!〉
ゾンビウッドは幹を縦横無尽に槍のように広げると次々と地面に突き刺して行く。瑞貴はそれをかわすと、スタージュンは手をかざすと触れる間でもなく燃えカスになってしまった。
(やっぱりBAR Meriaのときの蠟燭もそうだったけど、スタージュンの手はかなり熱いってことか。戦うときになれば気をつけないと)
「ボサッとしていると串刺しになるぞ」
「そんなヘマはしないよっと! 疾風乱舞!!」
一度に何発の幹が襲い掛かってきたが、疾風乱舞で分散しつつ相手の懐へと潜り込んで行く。だが――。
〈ブグアァァアアア!!〉
「クッ!」
巨大だけでなく幹の量も多いので簡単に懐へ入れさせてくれない。
「苦戦しているようだな」
「うるさい!」
「早く済ませたほうがいいぞ。こいつは戦いの間にも獲物を吸収している。このままではイタチごっこも同然だ」
確かに攻撃していない根は並のように動いて本体へ向かっている。さすがにウージャングル全てを吸収することはできないだろうが、体力が減るのは瑞貴のほうである。
一度体制を整えるためにも瑞貴はスタージュンの隣に着地する。瑞貴がチラッと視線を向けると、スタージュンはフッと笑った。
「スタージュン、あんたは盾になる技とか持ってる?」
「当然だ。お前とこうして共闘するのも、何かの縁を感じるな」
「私は感じたくもないけどね」
〈ブグアァァアアア!!〉
「いくぞ!」
「言われなくても!」
ゾンビウッドは最初の倍ぐらいもある幹を雨のように襲いかかる。
「火盾!!」
〈ブグアッ!?〉
スタージュンが掌に炎を纏うと全ての幹を焼き払った。まさか全てやられると思っていなかったらしく、ゾンビウッドが怯むと、いつの間にか瑞貴が懐に入り込んでいた。スタージュンが火盾を放っている間、瑞貴はすでに行動を起こしていたのだ。
「疾風斬!!」
そのまま瑞貴はゾンビウッドを一閃して真っ二つにした。ゾンビウッドが持ち前の再生能力を使おうとするが、この二人がそろった今、隙を与えることはない。
「キャンプファイアー・中火!!」
「火炎弾!!」
スタージュンの炎と瑞貴の炎が合わさり、あっという間にゾンビウッドの全身は炎に包まれてあっという間に燃えカスになった。その後、もちろん瑞貴は水流弾でジャングルへ被害がないように処理する。
「こうしてお前の共闘するのは初めてだな。お前が美食會に来れば、かなりの戦力になるのだが……」
「絶対に嫌だからね! ほら、さっさとこの根を伝ってBBコーンを採りに行くよ!」
薙刀をブレスレットに戻した瑞貴はスタージュンに反発すると、ゾンビウッドの根の先にある木に枝を伝って登って行く。スタージュンもあとから着いて行った。
しかし戦ったゾンビウッドは通常より大きかったため、当然栄養も通常より多く取る。そのためいくつか腐りかけた枝もあった。
(気をつけないと……落ちたらまた面倒になるし……)
バキッ!
「わみゃ!?」
考えたそばから瑞貴は思わず腐った枝に足をかけたらしく、バランスを崩してそのまま下へ――。
「心なしか、お前に対して敵意を向けていないか?」
「あー……たぶん、最初に来たときのゾンビウッドかも。BBコーンや他の猛獣たちをかなり吸収したようだから、テリーの連れである私に復讐しに来たとか」
「どちらにしろ、避けては通れないようだな。――相手になってやろう」
スタージュンの手から炎が浮き上がり、瑞貴もブレスレットから薙刀に変形した。
〈ブグアァァアアア!!〉
ゾンビウッドは幹を縦横無尽に槍のように広げると次々と地面に突き刺して行く。瑞貴はそれをかわすと、スタージュンは手をかざすと触れる間でもなく燃えカスになってしまった。
(やっぱりBAR Meriaのときの蠟燭もそうだったけど、スタージュンの手はかなり熱いってことか。戦うときになれば気をつけないと)
「ボサッとしていると串刺しになるぞ」
「そんなヘマはしないよっと! 疾風乱舞!!」
一度に何発の幹が襲い掛かってきたが、疾風乱舞で分散しつつ相手の懐へと潜り込んで行く。だが――。
〈ブグアァァアアア!!〉
「クッ!」
巨大だけでなく幹の量も多いので簡単に懐へ入れさせてくれない。
「苦戦しているようだな」
「うるさい!」
「早く済ませたほうがいいぞ。こいつは戦いの間にも獲物を吸収している。このままではイタチごっこも同然だ」
確かに攻撃していない根は並のように動いて本体へ向かっている。さすがにウージャングル全てを吸収することはできないだろうが、体力が減るのは瑞貴のほうである。
一度体制を整えるためにも瑞貴はスタージュンの隣に着地する。瑞貴がチラッと視線を向けると、スタージュンはフッと笑った。
「スタージュン、あんたは盾になる技とか持ってる?」
「当然だ。お前とこうして共闘するのも、何かの縁を感じるな」
「私は感じたくもないけどね」
〈ブグアァァアアア!!〉
「いくぞ!」
「言われなくても!」
ゾンビウッドは最初の倍ぐらいもある幹を雨のように襲いかかる。
「火盾!!」
〈ブグアッ!?〉
スタージュンが掌に炎を纏うと全ての幹を焼き払った。まさか全てやられると思っていなかったらしく、ゾンビウッドが怯むと、いつの間にか瑞貴が懐に入り込んでいた。スタージュンが火盾を放っている間、瑞貴はすでに行動を起こしていたのだ。
「疾風斬!!」
そのまま瑞貴はゾンビウッドを一閃して真っ二つにした。ゾンビウッドが持ち前の再生能力を使おうとするが、この二人がそろった今、隙を与えることはない。
「キャンプファイアー・中火!!」
「火炎弾!!」
スタージュンの炎と瑞貴の炎が合わさり、あっという間にゾンビウッドの全身は炎に包まれてあっという間に燃えカスになった。その後、もちろん瑞貴は水流弾でジャングルへ被害がないように処理する。
「こうしてお前の共闘するのは初めてだな。お前が美食會に来れば、かなりの戦力になるのだが……」
「絶対に嫌だからね! ほら、さっさとこの根を伝ってBBコーンを採りに行くよ!」
薙刀をブレスレットに戻した瑞貴はスタージュンに反発すると、ゾンビウッドの根の先にある木に枝を伝って登って行く。スタージュンもあとから着いて行った。
しかし戦ったゾンビウッドは通常より大きかったため、当然栄養も通常より多く取る。そのためいくつか腐りかけた枝もあった。
(気をつけないと……落ちたらまた面倒になるし……)
バキッ!
「わみゃ!?」
考えたそばから瑞貴は思わず腐った枝に足をかけたらしく、バランスを崩してそのまま下へ――。