トリコ×ONE PIECE1
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アマタノフルーツの木を目印に崖の下にある森を進んで行くと平野が見えてきた。
シュ~~――。
「なんだ? この蒸気は!?」
「足元から何か来る!」
サンジに続いて私も足元に感じる衝撃を伝えると、うしろから茶色の間欠泉が噴き出てきた。
〈間欠泉!? うわあぁぁあああ!〉
「チョッパー!」
「気をつけろ! どっから噴き出すかわからねぇ!」
目の前にも噴き出たせいかチョッパーはよけることができず突っ込む形になってしまった。しかもあちこち噴き出るから次何処に出るか予測がつかない。
〈スゲーあちぃよ、これ……。ペロッ、あめー! これ、チョコレートだ!〉
「何ぃー!? ホントかー!?」
「目ぇ輝かせてねぇでキッチリ走れ! こうしている間にもナミさんが――」
ゴゴゴゴゴ――!
「ん?」
「なんだぁ!?」
「トリコ…嫌な予感が……」
「デケェのが来る!」
〈えっ!?〉
そう思ったのも束の間、私たちの足元から巨大なチョコレートの間欠泉が噴き出した。当然私たちは空高く飛ばされてしまう。
「「「「〈あちいぃぃいいい!!〉」」」」
環境適応能力を持つ私でも体感はあるから、アツアツのチョコレートには敵わなかった。
重力に逆らうことはできず、落ちて行こうとする先には巨大な川。よかった、地上よりかは幾分マシに降りれるかも。
「ヤベェ! 川だ!」
〈ええぇぇえええ!?〉
「どうした!?」
〈悪魔の実の能力者は、泳げねぇんだよ!〉
「何ぃ!?」
「あー! そうだったー!」
ルフィたちと過ごせていることですっかり忘れてた! 竜巻乱舞を起こそうにも川はもう目の前で、落ちるしかなった。
ドッポ――ンッ!!
トリコと私はすぐに顔を出すと、隣でルフィとチョッパーが溺れて……――ん? 溺れてる?
「なんで、ルフィは顔出せてるの? チョッパーに至っては浮かんでるし」
「えっ? あり? これ水じゃねぇ」
「クリーム……ホイップクリームの川だ」
〈うめぇ!〉
「よーし! もう少しだ!」
水じゃなかったから能力者の二人も浮き上がったんだ。サンジもテリーも出てきたし、良く言えば岸を渡る手間も省けたね。
ルフィを最初に陸地に上がったので、私も上がろうと地へ手を掛けると、トリコと先に上がったサンジが手を差し出してくれた。
「お手をどうぞ、プリンセス」
「あ、ありがとう」
どこまでも騎士道精神まっしぐらだなぁ。こんなにプリンセスなんて言われたことないから、少し恥ずかしいんだけど……。
チョッパーもテリーにくわえられて一緒に上がってきた。
「この森を抜ければ、アマタノフルーツに到着だ」
「っ! 何か来る!」
〈グルルルル……!〉
森を見ながら言うトリコだけど、私は気の陰に潜んでいる気配を感じた。
〈グルルルル……!〉
〈なんだよ!? 今の!〉
テリーも威嚇するように唸り声をあげ、チョッパーはびっくりしている。予想通りというか、唸り声の正体は猛獣で、しかもライオンのような生物だ。
「やはり、カーステレオ!」
「カーステレオ?」
「捕獲レベル4。奴のタテガミはフワフワのカステラで絶品だぜ!」