いつか君の花婿に
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「トリコは?」
「食えるドレス」
「真面目に考えろ」
「冗談だって。俺は……別にこだわりとかないしなんでもいい。それに――自分が一番着たいドレスを選んで喜ぶ姿が俺も嬉しくなるし」
言葉通り通りを着て喜ぶ瑞貴を思い浮かべると、何も返されないことに気づいて周りを見れば全員呆然としていた。
「「「…………」」」
「ん? なんだよ、この沈黙は」
「いや、だって……」
「あのトリコがそんなこと言うなんて……」
「マジでキショイし……」
「真面目に答えたのに、なんだこの仕打ちは!」
ちゃんと答えたら答えたでヒドい言われようだとトリコは憤慨した。もちろん本心で言っているわけではないので瑞貴は訂正する。
「でも、いいなぁとは思うよ。『なんでもいい』までは予想通りだったけど、相手の笑顔も考えるからちょっとびっくりしただけ」
「ならいいけどよ……。そういう瑞貴はどうなんだ? 俺らばっかりだけじゃなく自分も言ってみろよ」
「私? 考えたこともないよ」
アッサリとそう言ったので三人は驚いた。女の子なら夢見る姿の一つだし、現にリンだって(トリコと)結婚後のことまで妄想するくらいだ。
「というか『考えられなかった』って言うほうが正しいかな。今を生きる時間が楽しいし、四神の力を使いこなそうとしていたから、誰かと結婚するなんて思いつかなかったから。これじゃあ嫁き遅れるね」
友人の結婚式を見て憧れなかったかと言えば嘘になる。そもそも瑞貴は異世界から来たし四神を宿しているので、それも含めて受け入れてくれるならいいかもしれない。
「嫁き遅れても別にいいんじゃね?」
「サニー? どういうことよ?」
「ンなの、俺(レ)がもらってやるって言ってるんだし」
「僕も瑞貴ちゃんなら大歓迎だよ。むしろ僕からお嫁さんになってほしいと頼みたいくらいだし」
「お、俺だって! 瑞貴の作るメシは最高にうまいし、毎日が幸せになるぞ!」
まさか全員からそんなことを言われるとは思っておらず、瑞貴は目をパチクリしたが次いでくすぐったそうに微笑む。
「フフッ、そうだね。本当に貰い手がなかったら、みんなの中の誰かのお嫁さんになろうかな」
「「「!」」」
冗談かもしれないが笑顔でそう言う瑞貴に男たちは俄然やる気になった。ライバルは目の前にいる彼らも含めて多くいるが、彼女をやるつもりはない。
「あっ、でもトリコはムリか。リンちゃんがいるもんね」
「「プッ」」
「…………」
アッサリと除外されたのでココとサニーは思わず吹き出し、トリコは肩を落とした。――この想いに気づいてもらうのはいつになるのやら。
あとがき→
「食えるドレス」
「真面目に考えろ」
「冗談だって。俺は……別にこだわりとかないしなんでもいい。それに――自分が一番着たいドレスを選んで喜ぶ姿が俺も嬉しくなるし」
言葉通り通りを着て喜ぶ瑞貴を思い浮かべると、何も返されないことに気づいて周りを見れば全員呆然としていた。
「「「…………」」」
「ん? なんだよ、この沈黙は」
「いや、だって……」
「あのトリコがそんなこと言うなんて……」
「マジでキショイし……」
「真面目に答えたのに、なんだこの仕打ちは!」
ちゃんと答えたら答えたでヒドい言われようだとトリコは憤慨した。もちろん本心で言っているわけではないので瑞貴は訂正する。
「でも、いいなぁとは思うよ。『なんでもいい』までは予想通りだったけど、相手の笑顔も考えるからちょっとびっくりしただけ」
「ならいいけどよ……。そういう瑞貴はどうなんだ? 俺らばっかりだけじゃなく自分も言ってみろよ」
「私? 考えたこともないよ」
アッサリとそう言ったので三人は驚いた。女の子なら夢見る姿の一つだし、現にリンだって(トリコと)結婚後のことまで妄想するくらいだ。
「というか『考えられなかった』って言うほうが正しいかな。今を生きる時間が楽しいし、四神の力を使いこなそうとしていたから、誰かと結婚するなんて思いつかなかったから。これじゃあ嫁き遅れるね」
友人の結婚式を見て憧れなかったかと言えば嘘になる。そもそも瑞貴は異世界から来たし四神を宿しているので、それも含めて受け入れてくれるならいいかもしれない。
「嫁き遅れても別にいいんじゃね?」
「サニー? どういうことよ?」
「ンなの、俺(レ)がもらってやるって言ってるんだし」
「僕も瑞貴ちゃんなら大歓迎だよ。むしろ僕からお嫁さんになってほしいと頼みたいくらいだし」
「お、俺だって! 瑞貴の作るメシは最高にうまいし、毎日が幸せになるぞ!」
まさか全員からそんなことを言われるとは思っておらず、瑞貴は目をパチクリしたが次いでくすぐったそうに微笑む。
「フフッ、そうだね。本当に貰い手がなかったら、みんなの中の誰かのお嫁さんになろうかな」
「「「!」」」
冗談かもしれないが笑顔でそう言う瑞貴に男たちは俄然やる気になった。ライバルは目の前にいる彼らも含めて多くいるが、彼女をやるつもりはない。
「あっ、でもトリコはムリか。リンちゃんがいるもんね」
「「プッ」」
「…………」
アッサリと除外されたのでココとサニーは思わず吹き出し、トリコは肩を落とした。――この想いに気づいてもらうのはいつになるのやら。
あとがき→