一目惚れから始まるデート
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「うん。僕は最初から瑞貴ちゃんをデートに誘ったつもりなんだけど……気づいてなかったのかい?」
「だ、だって! 私、ココさんは単にお出かけに誘ったのかなって……」
「まあ、僕もあからさまに言ってなかったね。それと――君に伝えたいことがある」
ココは真剣な表情になると真っ直ぐな瞳で見つめる。その姿に瑞貴はまた心臓が高鳴って頬が赤くなったのを感じた。
「僕は瑞貴ちゃんが好きです。僕と結婚を前提につき合ってください」
「け、結婚!?」
「僕はそれほど本気だってことだよ。君のことを一時の感情で好きなんじゃない、ずっと前から想っている」
「い、いつから……?」
「初めて会ったときからだよ」
「えっ!?」
瑞貴は驚きの声を上げた。自分がココに一目惚れしたのも初めて会ったときだったし、それからもずっと想い続けてきたのだから。
「私、あのとき何かしましたっけ?」
「やっぱり覚えてないか……。でも僕にとってはとても印象的なことだったんだよ」
☆☆☆☆☆
……ココが瑞貴をクエンドンから救い、振り向いて安否を確認したときだった。
『大丈夫?』
毒があるので手を差し出せなかったのを少し負い目に感じたが、瑞貴が目を見開いて口をなんとか開いた第一声が――。
『あなたこそ大丈夫ですか!?』
『えっ?』
まさか逆に自分の安否を心配すると思わず、ココは目をパチクリしてしまった。電磁波を見なくても瑞貴の様子を見るだけで一目瞭然なほど自分を心配している。
『だって、さっき猛獣の口が近づいて! 噛まれませんでしたか!? それとも毒とか付けられたり!?』
すぐ立ち上がって自分の腕をつかみ、怪我がないかと調べる瑞貴。あまりの唐突なことに普段なら振り払うココもされるがままになっていた。逆にその必死な姿を見てくすぐったく感じ、笑いが込み上げてきた。
『フフッ……アハハッ!』
『えっ!? なんで笑ってるんですか!?』
瑞貴は何故笑われているのかわからなかったが、自分より他人を真っ先に心配する彼女にココは面白く思ったのだ。
☆☆☆☆☆
「――それから君のことが気になってね。見かけるだけでも嬉しくなるし、話すと心が踊るし、毒のことも知っても『それがどうしたんですか?』と本気で不思議に思っていたからね。僕は心を奪われっぱなしだったんだ」
「…………」
意外な真実を聞いて瑞貴は呆然としていた。まさか想い人がそんな風に想っているなんて露にも想っていない。
しかしそれもすぐに現実に戻される。ココが瑞貴の手を取ったからだ。
「瑞貴ちゃん。改めて――僕とおつき合いしてくれますか?」
「っ、喜んで!」
瑞貴は嬉しさのあまり抱きつき、ココも微笑みながらそれを受け止め、二人はしばしお互いのぬくもりに酔いしれて顔を見合わせると唇を合わせた。
あとがき→
「だ、だって! 私、ココさんは単にお出かけに誘ったのかなって……」
「まあ、僕もあからさまに言ってなかったね。それと――君に伝えたいことがある」
ココは真剣な表情になると真っ直ぐな瞳で見つめる。その姿に瑞貴はまた心臓が高鳴って頬が赤くなったのを感じた。
「僕は瑞貴ちゃんが好きです。僕と結婚を前提につき合ってください」
「け、結婚!?」
「僕はそれほど本気だってことだよ。君のことを一時の感情で好きなんじゃない、ずっと前から想っている」
「い、いつから……?」
「初めて会ったときからだよ」
「えっ!?」
瑞貴は驚きの声を上げた。自分がココに一目惚れしたのも初めて会ったときだったし、それからもずっと想い続けてきたのだから。
「私、あのとき何かしましたっけ?」
「やっぱり覚えてないか……。でも僕にとってはとても印象的なことだったんだよ」
☆☆☆☆☆
……ココが瑞貴をクエンドンから救い、振り向いて安否を確認したときだった。
『大丈夫?』
毒があるので手を差し出せなかったのを少し負い目に感じたが、瑞貴が目を見開いて口をなんとか開いた第一声が――。
『あなたこそ大丈夫ですか!?』
『えっ?』
まさか逆に自分の安否を心配すると思わず、ココは目をパチクリしてしまった。電磁波を見なくても瑞貴の様子を見るだけで一目瞭然なほど自分を心配している。
『だって、さっき猛獣の口が近づいて! 噛まれませんでしたか!? それとも毒とか付けられたり!?』
すぐ立ち上がって自分の腕をつかみ、怪我がないかと調べる瑞貴。あまりの唐突なことに普段なら振り払うココもされるがままになっていた。逆にその必死な姿を見てくすぐったく感じ、笑いが込み上げてきた。
『フフッ……アハハッ!』
『えっ!? なんで笑ってるんですか!?』
瑞貴は何故笑われているのかわからなかったが、自分より他人を真っ先に心配する彼女にココは面白く思ったのだ。
☆☆☆☆☆
「――それから君のことが気になってね。見かけるだけでも嬉しくなるし、話すと心が踊るし、毒のことも知っても『それがどうしたんですか?』と本気で不思議に思っていたからね。僕は心を奪われっぱなしだったんだ」
「…………」
意外な真実を聞いて瑞貴は呆然としていた。まさか想い人がそんな風に想っているなんて露にも想っていない。
しかしそれもすぐに現実に戻される。ココが瑞貴の手を取ったからだ。
「瑞貴ちゃん。改めて――僕とおつき合いしてくれますか?」
「っ、喜んで!」
瑞貴は嬉しさのあまり抱きつき、ココも微笑みながらそれを受け止め、二人はしばしお互いのぬくもりに酔いしれて顔を見合わせると唇を合わせた。
あとがき→