これからもずっと!
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5月25日の夜、トリコはホテルグルメの前にやってきた。一応六ツ星ホテルなので白スーツを着て正装している。
「ったく、今まで音信不通だったくせに……」
トリコの手に持っているのは瑞貴から送られた招待状。彼女とは三ヶ月前からずっと連絡も取れず、自宅にもいないので、一時期は失踪したのではと思ったくらいだ。占いができるココに相談したら意味ありげにクスクスと笑いながら……。
『時が来るのを待てばいいよ』
と、言われる。小松が何かを知っているのではないかと思って聞いてみたら……。
『僕は何も知りませーん!』
と、全力で否定の声を上げながら逃げるので、結局真実はわからずじまいなのである。
「まっ、今日問い詰めればハッキリとわかるか」
――トリコはホテルの中に入り、顔見知りでもある支配人・スミスの案内でレストランの扉の前に案内された。スミスに礼を言い、扉を開くと……。
パ――ンッ!! パパパンッ!!
「!」
「「「「「Happy Birthday!! トリコ/さん!!」」」」」
〈ユンユーン!〉
〈クルッポー!〉
たくさんのクラッカーを鳴らす音と同時に紙吹雪が舞う中、聞こえたのは仲間たちとユンとクルッポーの声。それが自分の誕生日を祝う言葉だと気づいた。
「トリコ! 誕生日おめでとう!」
「おめでとうございます! トリコさん!」
瑞貴や小松を始め、ココやサニーやゼブラ、リンやマンサムやティナ、トムや鉄平、愛丸や滝丸やマッチやシンやラムやルイ……ここにいるメンバーが祝ってくれることに、トリコはセンチュリースープを飲まずとも自然と笑顔になってきた。
「ありがとな、みんな!」