海賊と冒険へ!
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〈アオオオッ!〉
「潮風が気持ちいいね~」
ただいま私はサンに乗って海を渡っている。いつもならトムさんに船を出してもらっているんだけど、あいにく結婚記念日と日程が被ってしまった。そしてウォーは長距離も泳ぐ体力と筋力は持ち合わせていないんだよね、いつもは近場の島までしか行ってないから。フィルは当然お留守番。
目的の食材が一番おいしくなる時期は今なので、長距離も飛べるサンと一緒に行くことになった。私も背中で特殊コンパスと地図を確認しながらガイドしていると……。
「っ! サン、右に流れて!」
〈アオッ!〉
ビュンッ!
第六感で『何か』を察知した私はサンに指示を出した。するとよけたサンが本来いた場所は下から『何か』が素早く空へ突き上げるように現れ、そしてまた素早く下に落ちる。いったい何が……――あれ?
「サン、しばらくこの速度で飛び続けて。私は下に行ってくる」
〈アオオッ〉
道具を全てリュックに入れ、私はサンの背中から飛び降りた。目指すは海上にいる『ある船』だ。
〈わー! 何か落ちて来たぞー!〉
「敵襲ー! 敵襲だー!」
「あんたが余計なことするせいよ!」
「だってよ~、光る鳥なんておもしれーじゃねぇか!」
「ハンッ! 敵なら叩っ斬るのみだ」
あっ、久しぶりの声が聞こえる。ということは、さっきの『何か』は船長の仕業ってことね。
「風舞!」
「「「「「!」」」」」
私は風を使って勢いを落とし、フワッという効果音が出るくらいの優しい風に乗って船の――サウザンド・サニー号の甲板に降りた。
「久しぶりだね、ルフィ!」
「あー! お前、瑞貴か!」
私に向かって指差しながら声を上げたのはこの船の船長・モンキー=D=ルフィ。そして周りにいる男女は麦わらの一味だ。
「瑞貴ちゅわ~ん! 久しぶり~!」
「相変わらずだね、サンジ」
「ヨホホホッ! お久しぶりです、瑞貴さん。再会を祝しまして、パンツ見せてもらっても――」
「見せないからね!」
「アウッ! スーパーな登場じゃねぇか!」
「ちょっとお返しも兼ねて」
「ウフフフッ。元気そうで何よりだわ」
「ロビンさんもお元気そうで何よりです!」
まさかトリコたちがいないときにルフィたちに会えるなんて思わなかった。……それにしても、なんだか物凄く知っている人がいるんですけど。
「あ、あの、もしかしてそちらにいらっしゃるのは……海峡のジンベエさんでいらっしゃいますか?」
「ん? いかにも。わしは麦わらの一味の操舵者・ジンベエじゃ」
「マジっスか!」
トリップするまで原作はドレスローザ編までしか読めなかったから知らなかったけど、魚人島編の約束通り、本当に麦わらの一味になったんだ! 本物だ! 嬉しい!
「お嬢ちゃんはわしを知っておるのか?」
「ファンです! 握手してください!」
「グウッ! ジ、ジンベエ……やっぱりお前は俺の敵だったか……!」
握手しながら魚人の手の平を堪能していると、うしろから恨めし気な声が聞こえてきた。
――あとから聞いた話、サンジは最近発行された手配書の額がジンベエに負け、麦わらの一味の中では四番だとか。嬉々と教えてくれたゾロはその後、サンジと乱闘になったけど。
「潮風が気持ちいいね~」
ただいま私はサンに乗って海を渡っている。いつもならトムさんに船を出してもらっているんだけど、あいにく結婚記念日と日程が被ってしまった。そしてウォーは長距離も泳ぐ体力と筋力は持ち合わせていないんだよね、いつもは近場の島までしか行ってないから。フィルは当然お留守番。
目的の食材が一番おいしくなる時期は今なので、長距離も飛べるサンと一緒に行くことになった。私も背中で特殊コンパスと地図を確認しながらガイドしていると……。
「っ! サン、右に流れて!」
〈アオッ!〉
ビュンッ!
第六感で『何か』を察知した私はサンに指示を出した。するとよけたサンが本来いた場所は下から『何か』が素早く空へ突き上げるように現れ、そしてまた素早く下に落ちる。いったい何が……――あれ?
「サン、しばらくこの速度で飛び続けて。私は下に行ってくる」
〈アオオッ〉
道具を全てリュックに入れ、私はサンの背中から飛び降りた。目指すは海上にいる『ある船』だ。
〈わー! 何か落ちて来たぞー!〉
「敵襲ー! 敵襲だー!」
「あんたが余計なことするせいよ!」
「だってよ~、光る鳥なんておもしれーじゃねぇか!」
「ハンッ! 敵なら叩っ斬るのみだ」
あっ、久しぶりの声が聞こえる。ということは、さっきの『何か』は船長の仕業ってことね。
「風舞!」
「「「「「!」」」」」
私は風を使って勢いを落とし、フワッという効果音が出るくらいの優しい風に乗って船の――サウザンド・サニー号の甲板に降りた。
「久しぶりだね、ルフィ!」
「あー! お前、瑞貴か!」
私に向かって指差しながら声を上げたのはこの船の船長・モンキー=D=ルフィ。そして周りにいる男女は麦わらの一味だ。
「瑞貴ちゅわ~ん! 久しぶり~!」
「相変わらずだね、サンジ」
「ヨホホホッ! お久しぶりです、瑞貴さん。再会を祝しまして、パンツ見せてもらっても――」
「見せないからね!」
「アウッ! スーパーな登場じゃねぇか!」
「ちょっとお返しも兼ねて」
「ウフフフッ。元気そうで何よりだわ」
「ロビンさんもお元気そうで何よりです!」
まさかトリコたちがいないときにルフィたちに会えるなんて思わなかった。……それにしても、なんだか物凄く知っている人がいるんですけど。
「あ、あの、もしかしてそちらにいらっしゃるのは……海峡のジンベエさんでいらっしゃいますか?」
「ん? いかにも。わしは麦わらの一味の操舵者・ジンベエじゃ」
「マジっスか!」
トリップするまで原作はドレスローザ編までしか読めなかったから知らなかったけど、魚人島編の約束通り、本当に麦わらの一味になったんだ! 本物だ! 嬉しい!
「お嬢ちゃんはわしを知っておるのか?」
「ファンです! 握手してください!」
「グウッ! ジ、ジンベエ……やっぱりお前は俺の敵だったか……!」
握手しながら魚人の手の平を堪能していると、うしろから恨めし気な声が聞こえてきた。
――あとから聞いた話、サンジは最近発行された手配書の額がジンベエに負け、麦わらの一味の中では四番だとか。嬉々と教えてくれたゾロはその後、サンジと乱闘になったけど。