教え子の子供たち!
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『では、ゆくぞ』
『はい!』
珍師範に続いて、ツムグはバブルウェイに一歩足を踏み入れると――。
パアアァァアアア――……!
…………。
『『『『えっ?』』』』
なんとあちこちからシャボンフルーツが現れたのだ。あまりの速さに全員が思わず唖然となり、試しにツムグがシャボンフルーツを手に乗せるように添えるも、全く消えることはなかった。
『……合格じゃ』
『早っ!?』
『ま、まあユヅキさんの出番が早くなったと思えばいいじゃないですか』
『そ、そうですね』
まさかこんなに早く最後の修業が終わってしまったのでツムグは思わず声を上げた。そして終わりがわからないこの修業に早くも出番が回って来たとシュウは場を和ますように言うと、ユヅキも頷く。
このままユヅキの修業しようということになり、最初のシャボンフルーツを手に乗せたままのツムグと、珍師範も一度バブルウェイから足を離れた。
『それじゃあ、次こそ行くぞ』
『はい!』
パアアァァアアア――……!
…………。
ユヅキもまた珍師範に続こうと一歩足を踏み入れれば、ツムグと同じようにシャボンフルーツが次々と出現したのだ。
((((超シャイな食材設定はどこいった!?))))
この場にいる全員が一同に思った。
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本堂の最上階にいる珍師範は、自分が師範となって初めてのとんでもない結果に、お茶を飲みながら溜息を吐いた。
「ツムグにユヅキか……。あ奴らは本当にとんでもない才能を秘めておったのう」
「――あの二人の子供じゃ。当たり前かもしれんのう」
奥から現れた千代は、自分のお茶と珍師範と一緒に食べる茶菓子を持って隣に座った。
「いや、もしくはトリコと瑞貴以上かもしれん。どちらも片方とシュウリンがおるのに、一歩足を踏み出しただけでシャボンフルーツが現れたほどじゃからな」
「珍ちゃん、シュウぞい。本当に面白い二人を育てたものよ」
――珍師範と千代は窓から見える空を眺めながら、まだまだ若い二人のこれからの成長を楽しみにする。
「とりあえず、父さんと母さんの元へ帰ろう!」
「ああ。俺たちがこんなに早く修業を終えるなんて、二人共きっと驚くな!」
両親の反応が速く見たくてたまらず、ツムグとユヅキは駆け足になってロストフォレストを進むのだった。
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