教え子の子供たち!
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――それから三ヶ月後。ツムグとユヅキは全ての修業をクリアした。そしてシュウから上級コースをずっと受けていたことに驚いたが、いよいよ珍師範から修業を受けられることに緊張が走る。
(父さんと母さんがそろって『厳しい』と告げた珍師範の修業……!)
(いったいどんな修業なんだろう……?)
珍師範のあとに続くツムグとユヅキとシュウ。そして珍師範が案内する足を止めた場所に二人は目を見開いた。
「これがバブルウェイ……!」
「なんか幻想的……!」
食林寺の裏門にあるバブルウェイに到着した四人。特にツムグとユヅキは初めて見る光景に思わず感嘆の声を上げるのだった。
「最初はどっちからじゃ? ガララワニにベーコンの実よ」
「ツムグです!」
「ユヅキです!」
「おおっ、そうじゃったそうじゃった」
実は食林寺に来てからずっとこの調子であり、兄妹の珍師範から間違える名前は何故か猛獣と食材の名前ばかりなのだ。
「まずは俺から行きます」
「そうか。――さて、お主らはシャボンフルーツと出会えるかのう?」
「「…………!」」
ツムグとユヅキはこれから起こる厳しい修業を前に、さらに気合いを入れる。両親に『厳しい』と言われる相手の修業なので、より一層気を引き締めねばなるまいと思った。
「では、ゆくぞ」
「はい!」
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朝日が昇って間もない早朝。ツムグとユヅキの服装は道着から私服へと変わり、食林寺の門の前で珍師範とシュウに深々と頭を下げて挨拶をする。
「「お世話になりました」」
「修業したいのであれば、いつでも歓迎します」
「トリコと瑞貴と小松によろしくの」
「「はい!」」
シュウと珍師範にお礼を言って食林寺を後にするツムグとユヅキ。二人はなんと、最大の樹海と呼ばれるロストフォレスト内でも迷いなく出口へのルートへと向かって歩いて行ける。
しかし、道中を歩く二人はしばらく沈黙を続けていた。
「……まさかこんな結果になるなんてな」
「……メチャクチャ心の準備をしていたから、ちょっと複雑だけど」
ツムグとユヅキは『昨日の』最後の修業のことを思い出し、苦笑いを零していた。