教え子の子供たち!
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「「…………」」
「はい、一時間経ちました」
「「フゥ……」」
シュウの合図でツムグとユヅキは息を静かに吐いた。
ここは食林寺の本殿。かつて瑞貴とトリコと小松が修業し、食義を獲得した場所である。そして両親と同じようにツムグとユヅキもまた、食義を獲得するために修業しに来たのである。
「ここまで約一ヶ月。たいまつくし一本とはいえ、消さずに食禅を一時間も保つとはさすがです。お二人の集中力は凄まじいですよ」
「いや、まだまだです」
「今度はたいまつくしも食禅の時間も増やすのを目標にします!」
「がんばってくださいね」
「ユヅキは、たいまつくしがどれくらいあってもいけるようにしたい?」
「十本……いや、三十本でも三時間もいけるようにかな」
「デカい目標だな。そうだな、俺は……」
さっそく次の目標を掲げるツムグとユヅキにシュウは笑顔で返すが、顔を見合わせて笑い合う二人には気づかれないように静かに目線を移動させる。――二人の前に、なんと一本とはいえ、たいまつくしの火はまだ点いたままだったのだ。
――昼食までの修業も二人はなんとかこなしたが、次回はレベルアップする予定だ。食後のお茶を飲みながらひと息つく二人を見ながらシュウは話しかける。
「それにしても、一ヶ月経っても音を上げないツムグさんとユヅキさんは本当に素晴らしいですよ」
「そ、そうですか?」
「私たちはただ、必死なだけですが……」
「これくらいもこなさなきゃ、上級コースはまだまだってことだしな」
「お二人はトリコさんか瑞貴さんに、食林寺の修業内容は聞いてなかったんですか?」
「はい。先入観を持たせないように俺たちには何も言いませんでした」
「ただ、『珍師範の修業は厳しい』と言われたぐらいです」
敢えて言わないことで修業に専念させようと思ったのだろう。そう考えれば二人がシュウの『上級コース』を何も知らず受けている状態に納得がいく。
(なるほど、お二人らしい。そしてさすが彼らのお子さんたちだ)
この一ヶ月の修業を思い返しながら、シュウはツムグとユヅキの潜在能力が開花しているのを感じた。
「はい、一時間経ちました」
「「フゥ……」」
シュウの合図でツムグとユヅキは息を静かに吐いた。
ここは食林寺の本殿。かつて瑞貴とトリコと小松が修業し、食義を獲得した場所である。そして両親と同じようにツムグとユヅキもまた、食義を獲得するために修業しに来たのである。
「ここまで約一ヶ月。たいまつくし一本とはいえ、消さずに食禅を一時間も保つとはさすがです。お二人の集中力は凄まじいですよ」
「いや、まだまだです」
「今度はたいまつくしも食禅の時間も増やすのを目標にします!」
「がんばってくださいね」
「ユヅキは、たいまつくしがどれくらいあってもいけるようにしたい?」
「十本……いや、三十本でも三時間もいけるようにかな」
「デカい目標だな。そうだな、俺は……」
さっそく次の目標を掲げるツムグとユヅキにシュウは笑顔で返すが、顔を見合わせて笑い合う二人には気づかれないように静かに目線を移動させる。――二人の前に、なんと一本とはいえ、たいまつくしの火はまだ点いたままだったのだ。
――昼食までの修業も二人はなんとかこなしたが、次回はレベルアップする予定だ。食後のお茶を飲みながらひと息つく二人を見ながらシュウは話しかける。
「それにしても、一ヶ月経っても音を上げないツムグさんとユヅキさんは本当に素晴らしいですよ」
「そ、そうですか?」
「私たちはただ、必死なだけですが……」
「これくらいもこなさなきゃ、上級コースはまだまだってことだしな」
「お二人はトリコさんか瑞貴さんに、食林寺の修業内容は聞いてなかったんですか?」
「はい。先入観を持たせないように俺たちには何も言いませんでした」
「ただ、『珍師範の修業は厳しい』と言われたぐらいです」
敢えて言わないことで修業に専念させようと思ったのだろう。そう考えれば二人がシュウの『上級コース』を何も知らず受けている状態に納得がいく。
(なるほど、お二人らしい。そしてさすが彼らのお子さんたちだ)
この一ヶ月の修業を思い返しながら、シュウはツムグとユヅキの潜在能力が開花しているのを感じた。