皆で囲む食卓!!
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「……トリコの夢、もう一つ叶ったね」
「ん?」
「GODを手に入れて……みんなで分かち合って食べること……。有言実行するなんて…ホントにスゴいよ……!」
「俺一人の力じゃないさ……。あのとき誰一人欠けていたら……きっとGODをこうして味わえなかった……」
これまで失ったモノも得たモノあったが、最愛の相手と並んで顔を見合わせ、そしてたくさんの人たちとGODを食べれることに、一番嬉しいのは新郎新婦だろう。
――その頃、厨房は招待客が次のGODを求めていたため、さらに大忙しとなっていた。
「GOD追加だー!」
「GODは調理済みだからほぼそのままでいい! それより次のフルコースだ!」
「下手したらGODのインパクトが強過ぎて、ここで客が全員満足しちまうぞ! ――こまっちゃん、こっちも頼む! 注文が止まらない!」
「た…竹ちゃん……」
「ん? どした!?」
忙しない状況で大竹が次々と指示を出して小松に援護を求めるが、その小松は頬を赤くして目に涙を浮かべていた。
「なんだか……夢みたいだね……」
「何が!?」
「みんなでGODを……食べてるんだよ……。こんな日が来るなんて……本当に夢みたいだ……」
「こまっちゃん……。何泣いてんだよ……こんな忙しいときに……!」
「うん! さあ作るぞ!」
感動しているのは小松だけではない。大竹も感化されているが、今自分たちは料理を作らなければならない。涙を拭った小松は気を取り直して調理を再開する。
――フルコース六品目・サラダは、食宝エア。伝説の食材はまだまだ止まらない。
「エア……! オイラたちの国で獲れた……!」
「うお~ん……!」
「よかったのぅ。ダルマのおっさん」
自分たちの国に生息し感動がよみがえったのか、マッピーやダルマ仙人はエアを手にとって感動している。一時期は命が危うかったダルマ仙人も号泣するほどまだまだ元気なようで、ブランチも嬉しそうだ。
エアを乗せている葉はこれまた高級食材、野菜の王様・オゾン草だ。まだまだ水分が残っているのかプルンと音が聞こえるかのようにイキイキとしている。
「エアもスゴいけど、オゾン草……懐かしいね……」
「あのとき、俺たちは新たな一歩を踏み出したんだ……」
涙を拭ってオゾン草を見つめる瑞貴とトリコは、ベジタブルスカイでの出来事を思い出していた。
『無事オゾン草を採ったら、小松にはお願いしたいことがある。瑞貴は立会人になってくれ』
『お前、俺と――『コンビ』を組む気はねぇか?』
『俺とコンビを組んで、二人で最高のフルコースを作ろうぜ!』
『俺はお前と旅に行きたいから連れて来たって言っただろ。それは小松とコンビになったからって、これからも変わらねぇ』
『僕もトリコさんに賛成です! 僕とトリコさんは「コンビ」でも、瑞貴さんは僕らの「仲間」じゃないですか!』
『トリコ……。小松さん……。ありがとう……!』
今までなんとなくから始まり、でも一緒にいるのが自然となったトリコと小松と瑞貴。どんな立場になっても三人の絆は変わることはなく、より深いモノとなっていた。それはきっとこれからも変わらない。
「ん?」
「GODを手に入れて……みんなで分かち合って食べること……。有言実行するなんて…ホントにスゴいよ……!」
「俺一人の力じゃないさ……。あのとき誰一人欠けていたら……きっとGODをこうして味わえなかった……」
これまで失ったモノも得たモノあったが、最愛の相手と並んで顔を見合わせ、そしてたくさんの人たちとGODを食べれることに、一番嬉しいのは新郎新婦だろう。
――その頃、厨房は招待客が次のGODを求めていたため、さらに大忙しとなっていた。
「GOD追加だー!」
「GODは調理済みだからほぼそのままでいい! それより次のフルコースだ!」
「下手したらGODのインパクトが強過ぎて、ここで客が全員満足しちまうぞ! ――こまっちゃん、こっちも頼む! 注文が止まらない!」
「た…竹ちゃん……」
「ん? どした!?」
忙しない状況で大竹が次々と指示を出して小松に援護を求めるが、その小松は頬を赤くして目に涙を浮かべていた。
「なんだか……夢みたいだね……」
「何が!?」
「みんなでGODを……食べてるんだよ……。こんな日が来るなんて……本当に夢みたいだ……」
「こまっちゃん……。何泣いてんだよ……こんな忙しいときに……!」
「うん! さあ作るぞ!」
感動しているのは小松だけではない。大竹も感化されているが、今自分たちは料理を作らなければならない。涙を拭った小松は気を取り直して調理を再開する。
――フルコース六品目・サラダは、食宝エア。伝説の食材はまだまだ止まらない。
「エア……! オイラたちの国で獲れた……!」
「うお~ん……!」
「よかったのぅ。ダルマのおっさん」
自分たちの国に生息し感動がよみがえったのか、マッピーやダルマ仙人はエアを手にとって感動している。一時期は命が危うかったダルマ仙人も号泣するほどまだまだ元気なようで、ブランチも嬉しそうだ。
エアを乗せている葉はこれまた高級食材、野菜の王様・オゾン草だ。まだまだ水分が残っているのかプルンと音が聞こえるかのようにイキイキとしている。
「エアもスゴいけど、オゾン草……懐かしいね……」
「あのとき、俺たちは新たな一歩を踏み出したんだ……」
涙を拭ってオゾン草を見つめる瑞貴とトリコは、ベジタブルスカイでの出来事を思い出していた。
『無事オゾン草を採ったら、小松にはお願いしたいことがある。瑞貴は立会人になってくれ』
『お前、俺と――『コンビ』を組む気はねぇか?』
『俺とコンビを組んで、二人で最高のフルコースを作ろうぜ!』
『俺はお前と旅に行きたいから連れて来たって言っただろ。それは小松とコンビになったからって、これからも変わらねぇ』
『僕もトリコさんに賛成です! 僕とトリコさんは「コンビ」でも、瑞貴さんは僕らの「仲間」じゃないですか!』
『トリコ……。小松さん……。ありがとう……!』
今までなんとなくから始まり、でも一緒にいるのが自然となったトリコと小松と瑞貴。どんな立場になっても三人の絆は変わることはなく、より深いモノとなっていた。それはきっとこれからも変わらない。