不思議なあいつ
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――無事(?)にガララワニも手に入って港で瑞貴と別れた。あいつ、小松がごちそうしてくれるってのにドレスを理由に断るなんて……俺だったら遠慮なく受けて食うぞ。
「トリコさん、今日はありがとうございました。それでは、また!」
IGOの迎えで小松もホテルへ帰って行った。残ったのは俺とトムだけだな。
「で、どうだった?」
「あー……また依頼の品を全て食うとこだったな」
「またかよ! もう旅先で依頼品の味見はやめろ。――って、違う違う。同行者だよ。お前が誰かとハントなんてそうそうにないからさ」
まあな。他の四天王にハントするのも、ここ数年はない。そのせいか一人でやるのが性に合うようになっちまった。
「そうだな……小松は終始ビクビクしてたな。あれじゃあ猛獣に狙われまくるんじゃねぇかってくらいにさ、だが料理の腕は確かだ。石焼きにしたガララワニの肉は、ただ焼くだけのよりサイコーだったぜ」
「ホォ、俺から見たらヒヨッ子って感じだけどな。で、瑞貴ちゃんは?」
「あいつは……」
その先が小松と違ってうまく言葉が出なかった。別にただ感想を言えばいいだけの話なのに、あいつの最後に見せた笑顔を思い出したら胸が温かくなってきた。
「……お前、まさか本気で惚れたか?」
「ばっ! 何言ってんだ!」
「いやだって全然話さねぇし、なんか顔が穏やかで……正直気持ち悪ぃ」
「オイコラッ!」
ドン引きするレベルか!? ……だが、長年の付き合いのトムがこう言うほど、俺は瑞貴が印象に残ってるらしい。
「とりあえず……面白い奴だった。ガラにもなくまた一緒にハントしてぇって思うくらいにな」
「なるほどな」
「なあ、次はいつ行くんだ? それともワールドキッチンに行けば会えるか?」
「俺に聞くなよ。当分依頼は入ってねぇし、ワールドキッチンにも不定期だから、いつ来るかわかんねぇよ。まあどうしてもっつーなら……――担ぎ上げてでも捕獲してこい」
「ハッ?」
俺はトムの言うことがどういう意味なのかわからなかった。バロン諸島の出来事を思い出す限り、あいつは確かに強いのがわかるが捕獲って猛獣かよ。
(あのトリコが一度会っただけの女にあんなに興味持つなんて……こりゃあ、春が来るか?)
しかし……後日、トムの助言俺は実行することになる。あいつは積極的に俺たちと関わろうとしなかったからだ。確かに担ぎ上げでもしなきゃ、連れて行くことができねぇな。
「トリコさん、今日はありがとうございました。それでは、また!」
IGOの迎えで小松もホテルへ帰って行った。残ったのは俺とトムだけだな。
「で、どうだった?」
「あー……また依頼の品を全て食うとこだったな」
「またかよ! もう旅先で依頼品の味見はやめろ。――って、違う違う。同行者だよ。お前が誰かとハントなんてそうそうにないからさ」
まあな。他の四天王にハントするのも、ここ数年はない。そのせいか一人でやるのが性に合うようになっちまった。
「そうだな……小松は終始ビクビクしてたな。あれじゃあ猛獣に狙われまくるんじゃねぇかってくらいにさ、だが料理の腕は確かだ。石焼きにしたガララワニの肉は、ただ焼くだけのよりサイコーだったぜ」
「ホォ、俺から見たらヒヨッ子って感じだけどな。で、瑞貴ちゃんは?」
「あいつは……」
その先が小松と違ってうまく言葉が出なかった。別にただ感想を言えばいいだけの話なのに、あいつの最後に見せた笑顔を思い出したら胸が温かくなってきた。
「……お前、まさか本気で惚れたか?」
「ばっ! 何言ってんだ!」
「いやだって全然話さねぇし、なんか顔が穏やかで……正直気持ち悪ぃ」
「オイコラッ!」
ドン引きするレベルか!? ……だが、長年の付き合いのトムがこう言うほど、俺は瑞貴が印象に残ってるらしい。
「とりあえず……面白い奴だった。ガラにもなくまた一緒にハントしてぇって思うくらいにな」
「なるほどな」
「なあ、次はいつ行くんだ? それともワールドキッチンに行けば会えるか?」
「俺に聞くなよ。当分依頼は入ってねぇし、ワールドキッチンにも不定期だから、いつ来るかわかんねぇよ。まあどうしてもっつーなら……――担ぎ上げてでも捕獲してこい」
「ハッ?」
俺はトムの言うことがどういう意味なのかわからなかった。バロン諸島の出来事を思い出す限り、あいつは確かに強いのがわかるが捕獲って猛獣かよ。
(あのトリコが一度会っただけの女にあんなに興味持つなんて……こりゃあ、春が来るか?)
しかし……後日、トムの助言俺は実行することになる。あいつは積極的に俺たちと関わろうとしなかったからだ。確かに担ぎ上げでもしなきゃ、連れて行くことができねぇな。