幼女最強説!
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「――と、いうわけなんだ! いったいどうなってんだよ!? 会長(オヤジ)!」
トリコたちはすぐさまIGO本部にある一龍の元へやって来た。幸い服も一緒に縮んでくれたおかげで着替える必要もない。一龍も最初はマレノロイカの捕獲報告だけかと思いきや、只事ではない五人の様子と、トリコの腕の中で大人しくしている小さな瑞貴を見て目を丸くしていたのだ。思わず最初は四天王の隠し子かと思ってしまったのは本人だけの秘密である。
そんな当の被害者である瑞貴は、現在トリコに呼ばれたリンと、小松が連れてきたユンと一緒に少し離れソファ席で相手をしてもらっている。
「フ~ム。環境適応能力を持つ瑞貴ちゃんでも、さすがに『呪い』は通用するのか」
「呪い? なんのことですか?」
「実はの、マレノロイカは『稀に現れるノロい烏賊』という由来があると同時に、『稀に人間を呪う烏賊』という由来もある。それはある三つの条件を達したときだけじゃから、あまり知られておらん」
「その条件ってなんなんだ?」
「一つは自分の生命を絶たれたとき――これはトドメを刺したときじゃ。二つ目は調理をされるとき――猛獣は調理せんから人間に起こる現象はこれ故なんじゃ。三つ目は食されたとき――つまり食べることじゃな。これらは全て同一人物が条件を満たしたときにしか発生せん」
「「「「「…………」」」」」
一本一本と指を上げながら一龍が説明すると、トリコたちは頭を抱えたり顔色を悪くした。見事に全部瑞貴は呪いを受ける条件に当て嵌まっているのだ。
「あの、まさか瑞貴さんはずっとこのまま……?」
「いや、個人差はあるが一日やそこらで元に戻るぞ。その間にホレ、ちっちゃな瑞貴ちゃんを堪能できるぞい」
言葉と同時に一龍が瑞貴がいる方向を見たので、釣られて五人も顔を向けると……。
〈ユーン?〉
「ゆーん?」
〈ユンユーン!〉
「ゆんゆーん!」
「あーもう! 瑞貴ってばめっちゃ可愛いしー!」
「う? ゆんちゃ、かわいい! りんちゃ、かわいい!」
「きゃー!」
瑞貴のユンの仕草と鳴き真似をする姿や、ニパッと笑って自分を褒めてくれる姿に、もうすっかりリンはメロメロ状態だ。