ナイトの集結!
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俺(レ)ことサニーが読んでいるのはスイーツパラダイスのパンフレット、前々から俺(レ)も興味のあるイベントだ。噂じゃ、美白効果のあるアロエリマキトカゲのアロエヨーグルトなど美容に良(イ)料理もあるとなれば、美を追求する俺(レ)が行くのは当然だし。
それにこの間グルメ研究所に行ったとき、所長から依頼の報酬としてチケットを渡したっつってたからな。絶対にあいつも――瑞貴もこのイベントに参加すんだろ。
「今度こそ、俺(レ)が瑞貴を華麗にエスコートするんだし!」
リーガルマンモスのときに出会ったが、そのときは別に意識していなかったが、世界中の貧しい所に寄付したり料理を提供する舞獣姫と知ったときは少し驚いたがな。舞獣姫のことも噂になっていたし、実際どんな奴かと思ったが、リンと同い年で、パッと見はまさしく『普通』の女だったし。
でも、相棒と言わる薙刀はしっかり手入れされて美(ツク)しく、あいつの一挙一動は見ていて飽きないし、四天王やリン以外の奴と素で言い合ったり一緒に過ごせるのは心地よかった。……俺が惚れるのも、そう時間がかからなかった。
「……で、こんなイベントあの食いしん坊が見過ごすわけもないな」
最近は修業もあって瑞貴になかなか会えず、それなのに我が物顔で一緒にいるトリコがとにかくチョームカつく! 俺(レ)が時間を作って瑞貴の予定がない日を狙って誘いに行ったら、トリコまで来るし! お前(マ)はいつも瑞貴と一緒だろーが! なんて贅沢な!
修業をこなす日々は喜ばし、でもそれはグルメ界に行く日が近づいて来るってこと……俺(レ)の告白の答え次第で、瑞貴と一緒にいれる日は少なくなる。瑞貴が別に義務的にトリコと松と一緒にいるわけじゃないのは知っているが、それでもあいつはフラフラするからあちこち虫ができる! あいつがゼブラを落としたって聞いたときは天地がひっくり返る衝撃だったし!
「このイベントで、今度こそ俺に惚れてもらう!」
俺(レ)は決意という意味を込めて拳を握りしめる。
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……ついに始まったスイーツアイランドで行われるイベント・スイーツパラダイス。チケットが当選した人々や招待客が数多く出入りしており、みんな多種多様のスイーツを食べて幸せそうだ。もちろん口先を変えるためお好み焼屋やたこ焼き屋などの屋台も数多く出店している。
「「あっ」」
屋台に出ている飯もスイーツも片っ端から勝って食い続けるトリコと、人混みの隙間を通りながら目的の人物を探すサニーが、まさにバッタリと出会ってしまった。
しかもお互いが相手をここ最近警戒しているので、予想通りというか出会ってしまうと嫌な顔をしてしまうのは仕方ないだろう。同時にそうしてもどちらも咎めることはなかった。
「やっぱり来やがったか、サニー」
「それはこっちの台詞だし、トリコ」
「言っとくが、瑞貴を見つけても一緒に過ごすのは俺だかんな! そのためにこうしてうまいモンを探してあいつがどれを気になってもオススメしやすいようにしてんのさ!」
「ハッ! こっちは瑞貴が好みそうな店をリサーチしているし! てか、前は大半が自分が食いたいだけだろーが! 全部が全部あいつの好きな奴だと思うんじゃねー!」
「――おじさーん、これくださーい」
「「!」」
こんなに賑やかなのに二人は一斉にその声が耳に入ると同時に振り向いた。そこには予想通り瑞貴がビックリアップルのリンゴワッフルを購入している姿が見えた。