ナイトの集結!
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私ヒールフォレストは夏でも冬でも常に気候がよく、どんなに凶暴な猛獣でも穏やかに住める場所だ。そして森の中で唯一ある一軒家に住んでいるのは……。
「しばらくトリコとサニーに会いたくない……」
ズーンという効果音がつくくらい重い空気をまとってテーブルに突っ伏しているのは、この家の主の私こと瑞貴。もう何度目かわからない溜息を吐きながら頭を抱えていた。
その理由はトリコとサニーだ。彼らは事あるごとにタッグで(本人たちに組んだつもりはない)私をよく困らせている。
『瑞貴! ハントにいこうぜ!』
『瑞貴! 俺(レ)がビューティーな所に連れて行ってやる!』
ココさんや小松さんに怒られて以来、最初は私の都合や体調を気にしてくれるようになったけど、日が経つにつれてだんだん競うようになって来るから、最終的には問答無用で連れて行かれることが多い。
クリスマスにマンサム所長からクッキングフェスの出場するかもしれないと教えてもらったので、トリコがハントに誘えば捕獲した食材で練習にもなるし、サニーが美容のいい所へ連れて行ってもらえば身なりを整えられる。おかげで腕も上がるし肌もツヤツヤだ。――しかし裏腹に私の心はストレスで病んでいた。
「どうしようかな、これ……」
私が手に持っているのは『スイーツアイランド』のチケットだ。五人まで参加が可能。クッキングフェス開催記念に行われるIGO主催のイベントで、島には野菜や果物だけじゃなく、粉やバターなどに使える動植物もとてもいいモノが生息している。それらを使ったスイーツが多種多様に販売されるバイキング形式のイベントがこの『スイーツパラダイス』という。
今回私がこのチケットを持っているのは、以前マンサム所長からの依頼を達成した報酬でもらった。私だってスイーツが大好きだし、クッキングフェスに向けていい勉強になるかもしれない。
「だけどあの二人が来る……絶対に」
トリコは自宅がスイーツハウスなので、自分の家に使えるお菓子を見に行き、サニーも通常スイーツはカロリーが高いが、食材次第では美容にいいスイーツも出るのでチェックしに、二人は絶対に来るだろうと私は予測した。なんたって二人は美食屋四天王だからIGOのVIPだもんね。
「でも行きたい、でも振り回される……どうすればいいの~!? ――……ん? そうだ!」
考え抜いた末、私はある『提案』が頭に思いついた。
☆☆☆☆☆
俺の名はトリコ。グルメ界に行くため最近は一龍の会長(オヤジ)から出された修業をこなす日々だが、急いでもちゃんとした力がつかないってわかってから、俺は俺のペースで修業を進めている。欲しい食材はわんさかあるし、俺のコンビである小松と……自分で言うのもなんだが、最愛の女・瑞貴を守るためにもな。
瑞貴は異世界から来たって言う不思議な女だ。初めて会ったときから妙に惹かれる所もあったが、最初のような余所余所しい感じも、日々が過ぎていくとずいぶん砕けるようになった。それは俺としてもとても嬉しいし、本当のあいつと接している気分にもなる。
だけどそんなあいつは、何故か妙にモテる。コンビの小松、兄弟分で同じ四天王のココ、サニー、ゼブラ、他にもいるが……なんでか、美食會のスタージュンとか。とにかく考えてもキリがない。
『僕……瑞貴さんを支えられる男になりたいです』
『僕は僕のお姫様である瑞貴ちゃんがとても好きだよ』
『俺(レ)と調和が取れる奴を、ついに見つけたし』
『理屈とかどーだっていい。俺は瑞貴が欲しいだけだ』
キッカケはなんにせよ、あいつらが瑞貴のことを惚れているのは事実だ。だからこそ俺はどうしても焦ってしまう。ウール火山で瑞貴に誓った気持ちは本当だし、あいつがドレスアップすれば戸惑ってつい憎まれ口を叩くあいつとじゃれ合うのがとても楽しい。
今のままでも俺にとっては充分居心地を感じてしまうが、それは次のステップに進めていないこと。だからこそ、あいつと少しでも一緒に過ごして気持ちを向かせたい
「きっと行くよな、瑞貴も」
俺は手にしているスイーツパラダイスのパンフレットに目をやった。美食屋四天王でもある俺はどうやらVIP扱いなので招待してくれるみたいだしな。リンと同じくスイーツが好きな瑞貴なら、きっと行くだろう。
最近何故かハントに誘えば日が被るサニーとかが来ても、今度こそ絶対に譲らねぇ!
「しばらくトリコとサニーに会いたくない……」
ズーンという効果音がつくくらい重い空気をまとってテーブルに突っ伏しているのは、この家の主の私こと瑞貴。もう何度目かわからない溜息を吐きながら頭を抱えていた。
その理由はトリコとサニーだ。彼らは事あるごとにタッグで(本人たちに組んだつもりはない)私をよく困らせている。
『瑞貴! ハントにいこうぜ!』
『瑞貴! 俺(レ)がビューティーな所に連れて行ってやる!』
ココさんや小松さんに怒られて以来、最初は私の都合や体調を気にしてくれるようになったけど、日が経つにつれてだんだん競うようになって来るから、最終的には問答無用で連れて行かれることが多い。
クリスマスにマンサム所長からクッキングフェスの出場するかもしれないと教えてもらったので、トリコがハントに誘えば捕獲した食材で練習にもなるし、サニーが美容のいい所へ連れて行ってもらえば身なりを整えられる。おかげで腕も上がるし肌もツヤツヤだ。――しかし裏腹に私の心はストレスで病んでいた。
「どうしようかな、これ……」
私が手に持っているのは『スイーツアイランド』のチケットだ。五人まで参加が可能。クッキングフェス開催記念に行われるIGO主催のイベントで、島には野菜や果物だけじゃなく、粉やバターなどに使える動植物もとてもいいモノが生息している。それらを使ったスイーツが多種多様に販売されるバイキング形式のイベントがこの『スイーツパラダイス』という。
今回私がこのチケットを持っているのは、以前マンサム所長からの依頼を達成した報酬でもらった。私だってスイーツが大好きだし、クッキングフェスに向けていい勉強になるかもしれない。
「だけどあの二人が来る……絶対に」
トリコは自宅がスイーツハウスなので、自分の家に使えるお菓子を見に行き、サニーも通常スイーツはカロリーが高いが、食材次第では美容にいいスイーツも出るのでチェックしに、二人は絶対に来るだろうと私は予測した。なんたって二人は美食屋四天王だからIGOのVIPだもんね。
「でも行きたい、でも振り回される……どうすればいいの~!? ――……ん? そうだ!」
考え抜いた末、私はある『提案』が頭に思いついた。
☆☆☆☆☆
俺の名はトリコ。グルメ界に行くため最近は一龍の会長(オヤジ)から出された修業をこなす日々だが、急いでもちゃんとした力がつかないってわかってから、俺は俺のペースで修業を進めている。欲しい食材はわんさかあるし、俺のコンビである小松と……自分で言うのもなんだが、最愛の女・瑞貴を守るためにもな。
瑞貴は異世界から来たって言う不思議な女だ。初めて会ったときから妙に惹かれる所もあったが、最初のような余所余所しい感じも、日々が過ぎていくとずいぶん砕けるようになった。それは俺としてもとても嬉しいし、本当のあいつと接している気分にもなる。
だけどそんなあいつは、何故か妙にモテる。コンビの小松、兄弟分で同じ四天王のココ、サニー、ゼブラ、他にもいるが……なんでか、美食會のスタージュンとか。とにかく考えてもキリがない。
『僕……瑞貴さんを支えられる男になりたいです』
『僕は僕のお姫様である瑞貴ちゃんがとても好きだよ』
『俺(レ)と調和が取れる奴を、ついに見つけたし』
『理屈とかどーだっていい。俺は瑞貴が欲しいだけだ』
キッカケはなんにせよ、あいつらが瑞貴のことを惚れているのは事実だ。だからこそ俺はどうしても焦ってしまう。ウール火山で瑞貴に誓った気持ちは本当だし、あいつがドレスアップすれば戸惑ってつい憎まれ口を叩くあいつとじゃれ合うのがとても楽しい。
今のままでも俺にとっては充分居心地を感じてしまうが、それは次のステップに進めていないこと。だからこそ、あいつと少しでも一緒に過ごして気持ちを向かせたい
「きっと行くよな、瑞貴も」
俺は手にしているスイーツパラダイスのパンフレットに目をやった。美食屋四天王でもある俺はどうやらVIP扱いなので招待してくれるみたいだしな。リンと同じくスイーツが好きな瑞貴なら、きっと行くだろう。
最近何故かハントに誘えば日が被るサニーとかが来ても、今度こそ絶対に譲らねぇ!