トリコ×ONE PIECE2
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【チーム結成! チョッパーを救え】
……ハルサメから出てきたルフィに会い、麦わらの一味と再会した瑞貴とトリコたち。しかし穏やかな再会とは違いチョッパーが深海熱という病気で体を青くして苦しんでいた。
治すには塔中華島にある海鮮の実が必要で、すぐに採りに向かおうとサニー号を動かす。島にいた猛獣たちを倒し、見事海鮮の実を食べたチョッパーは元の色に戻り、安心したそのときだった。――なんとチョッパーは今度は体が真っ赤になって倒れてしまった。
☆☆☆☆☆
体が青かった頃は寒そうにしていたけど、今度は赤くなったせいで熱いのか熱が出ている。上の服や帽子を脱がせて大きな岩の上に寝かせ、小松さんが濡れた手拭いを額に当てたけど、気休めにしかならないだろう。
「なんとかならないんですか?」
「原因がわからねぇからな……」
〈ウウッ……〉
トリコもどうしたらいいか八方塞がりのようだ。海鮮の実があればチョッパーは治るんじゃなかったの? それとも別の病気?
ビュンッ!!
「「「「「!?」」」」」
上空に大きな影が通り過ぎ、私たちは顔を上げてみると、海にいたはずのサニー号が飛んで中央の海に着水した。
「なっ、なんでサニー号が!?」
「――クー・ド・バーストで飛んできたんだ。こいつらに島の中央に海があるって聞いてな」
サニー号のフランキーのそばからジャンプしてこっちに何人か降り立って来た。
「ココ! サニー!」
「リンちゃん!」
〈ア゙ア゙ー!〉
「キッスも!?」
トリコと同じ四天王のココさんとサニー、サニーの妹のリンちゃん、ココさんのパートナーアニマルのキッスだった。さっそくリンちゃんが声を上げながらトリコに抱きつく。
「トリコ~! 瑞貴~! 心配したし~!」
「なんでお前らが?」
「僕の占いで、トリコたちに危険が迫っていると出てね。トリコか瑞貴ちゃんか小松くんのことだと思ったんだが……ウム、違ったようだね」
岩場で寝ているチョッパーを見てココさんは事情を察知してくれたみたい。サニーはというと……。
「サニー号! 良(イ)い! スバラシ! なんて美(ツク)しい~! やっぱサニー号っていう名前がいいんだな!」
自分と同じ名前で素晴らしい船のせいか、触覚で浮きながら喜んでいた。その間にサンジたちも上陸する。
「前はほとんど話してねぇから気づかなかったが……ずいぶんと変わった野郎だな」
「いーや! グルグル眉毛のお前に言われたかねーし!」
「ングッ!? なんだとー!?」
サニーとサンジが口喧嘩を始めた。確かに前回会ったときは少ししか会話してなかったけど、まさか言い合う仲になるとは。
〈ゲホッ、ゲホッ〉
「ん? これは、深海熱か?」
チョッパーの咳を聞いて、サニーは触覚でさらに浮かんでそばに向かい、チョッパーの容体がわかった。これも深海熱が原因だったの!?
「お前、知ってるのか?」
「ああ、癒しの国・ライフで聞いたことがある。初めは深海のように青く冷たくなり、末期になると空に輝く太陽のように赤く熱くなっていく。ピークは日の出のとき。日の出と共に……死は訪れると」
「「「「「!?」」」」」
そこまで最悪の事態だと思わなかった私たちはサニーの説明に驚いた。しかも今は夜、どんちゃん騒ぎもしていた分を考えれば深夜になっているぞ! 小松さんも頭を抱えて慌てだした。
「日の出ってもう何時間もないじゃないですかー! ヤバいですよーこれー!」
「まあ、助かる方法はある。伝説の実・海鮮の実を――」
「それ、試したぞ!」
「最初はよくなったけど、今こうなってるの!」
サニーも海鮮の実が治る方法だと知っていたけど、図鑑で確認したチョッパーに見てもらって食べたのにこうなっているとルフィと私は訴えた。
……ハルサメから出てきたルフィに会い、麦わらの一味と再会した瑞貴とトリコたち。しかし穏やかな再会とは違いチョッパーが深海熱という病気で体を青くして苦しんでいた。
治すには塔中華島にある海鮮の実が必要で、すぐに採りに向かおうとサニー号を動かす。島にいた猛獣たちを倒し、見事海鮮の実を食べたチョッパーは元の色に戻り、安心したそのときだった。――なんとチョッパーは今度は体が真っ赤になって倒れてしまった。
☆☆☆☆☆
体が青かった頃は寒そうにしていたけど、今度は赤くなったせいで熱いのか熱が出ている。上の服や帽子を脱がせて大きな岩の上に寝かせ、小松さんが濡れた手拭いを額に当てたけど、気休めにしかならないだろう。
「なんとかならないんですか?」
「原因がわからねぇからな……」
〈ウウッ……〉
トリコもどうしたらいいか八方塞がりのようだ。海鮮の実があればチョッパーは治るんじゃなかったの? それとも別の病気?
ビュンッ!!
「「「「「!?」」」」」
上空に大きな影が通り過ぎ、私たちは顔を上げてみると、海にいたはずのサニー号が飛んで中央の海に着水した。
「なっ、なんでサニー号が!?」
「――クー・ド・バーストで飛んできたんだ。こいつらに島の中央に海があるって聞いてな」
サニー号のフランキーのそばからジャンプしてこっちに何人か降り立って来た。
「ココ! サニー!」
「リンちゃん!」
〈ア゙ア゙ー!〉
「キッスも!?」
トリコと同じ四天王のココさんとサニー、サニーの妹のリンちゃん、ココさんのパートナーアニマルのキッスだった。さっそくリンちゃんが声を上げながらトリコに抱きつく。
「トリコ~! 瑞貴~! 心配したし~!」
「なんでお前らが?」
「僕の占いで、トリコたちに危険が迫っていると出てね。トリコか瑞貴ちゃんか小松くんのことだと思ったんだが……ウム、違ったようだね」
岩場で寝ているチョッパーを見てココさんは事情を察知してくれたみたい。サニーはというと……。
「サニー号! 良(イ)い! スバラシ! なんて美(ツク)しい~! やっぱサニー号っていう名前がいいんだな!」
自分と同じ名前で素晴らしい船のせいか、触覚で浮きながら喜んでいた。その間にサンジたちも上陸する。
「前はほとんど話してねぇから気づかなかったが……ずいぶんと変わった野郎だな」
「いーや! グルグル眉毛のお前に言われたかねーし!」
「ングッ!? なんだとー!?」
サニーとサンジが口喧嘩を始めた。確かに前回会ったときは少ししか会話してなかったけど、まさか言い合う仲になるとは。
〈ゲホッ、ゲホッ〉
「ん? これは、深海熱か?」
チョッパーの咳を聞いて、サニーは触覚でさらに浮かんでそばに向かい、チョッパーの容体がわかった。これも深海熱が原因だったの!?
「お前、知ってるのか?」
「ああ、癒しの国・ライフで聞いたことがある。初めは深海のように青く冷たくなり、末期になると空に輝く太陽のように赤く熱くなっていく。ピークは日の出のとき。日の出と共に……死は訪れると」
「「「「「!?」」」」」
そこまで最悪の事態だと思わなかった私たちはサニーの説明に驚いた。しかも今は夜、どんちゃん騒ぎもしていた分を考えれば深夜になっているぞ! 小松さんも頭を抱えて慌てだした。
「日の出ってもう何時間もないじゃないですかー! ヤバいですよーこれー!」
「まあ、助かる方法はある。伝説の実・海鮮の実を――」
「それ、試したぞ!」
「最初はよくなったけど、今こうなってるの!」
サニーも海鮮の実が治る方法だと知っていたけど、図鑑で確認したチョッパーに見てもらって食べたのにこうなっているとルフィと私は訴えた。