トリコ×ONE PIECE2
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「ゴムゴムの~~……」
「レッグナイフ!!」
バネのように飛び出したトリコが水上を進み、さらにレッグナイフで一気に饅具龍舞の根っこの間を進みながら切った。
「「やった!」」
ついに倒れた饅具龍舞に私と小松さんたちは喜んだ。本体は海に沈むけど根が残ると草木が生えるように、新たな饅具龍舞の若芽が出てくる。そして饅具龍舞に付けていた海鮮の実が海に浮かんできたのだ。
――それから通路の奥の土地に移動し、大きな葉を使った即席蒸し器で海鮮の実を蒸す。
「そろそろかな?」
「ええ。頃合いですね」
時間を確認した私に小松さんも頷くと、葉を閉じるために使った紐を解いた。すると中にある三つの海鮮の実がホクホクになっていい匂いがする。
「さっ、どうぞ。チョッパーさん。海鮮の実です」
〈フー、フー……あむ〉
小松さんが差し出した海鮮の実はアツアツなため、ナミちゃんに抱えられているチョッパーは少しだけ冷ましてひと口食べた。ルフィを含めた緊張しながら見守る。
「どうだ? チョッパー」
〈モグモグ……っ! うっ…うっ……〉
「「「うっ!?」」」
〈うっ!〉
「チョッパー!?」
〈うっ……――うんめー!〉
「「「「「だあっ!」」」」」
まさかの間の置いた元気に、ルフィもトリコも私も小松さんもナミちゃんもズッコケた。ロビンさんに至っては微笑ましそうに笑っている。
〈ハァ~……スゲー! ホクホクでちょーあったまる!〉
「よかったな、チョッパー!」
〈うん! みんな、ホントにありがとう! スゴくうめー!〉
肌が青から元に戻っただけじゃなく、頬が温かさを表すように赤みも出てきた。治った嬉しさでチョッパーは嬉し泣きしている。
――そして夜は海鮮の実の実食会になった。ゾロも何故かエキスパンダを連れて合流する。キュウカンフーチョウみたいに弟子入りされたのかな? そして焚き火を囲みながら次々と海鮮の実を蒸して食べていった。
〈モグモグ……あー! うめー!〉
「なっ? みんなで食べると最高だろ? チョッパー!」
〈うん! 最高だ!〉
「「「「「アハハハハッ!」」」」」
☆☆☆☆☆
……山頂の賑やかさは静かな海にはよく響き、サニー号にまで届いていた。その声を聞いてサンジが安心するとブルックも気づいたようだ。
「おや? 宴のようですね」
「どうやらチョッパーは元気になったみたいだ。安心したぜ」
「なら~そういうことで、こっちも宴じゃ~!」
「ハイハイハイハイ!」
「ハルサメスープもうねぇぞ~!」
「いい加減にしろ! てめーら!」
ウソップを真ん中に腕を組んで三人もすっかり宴モードだ。チョッパーのために用意したハルサメスープも全て食べられてサンジは怒鳴るのだった。
☆☆☆☆☆
一部はサンジたちの土産用に別にして、捕ってきた海鮮の実を食べ尽くしたトリコとルフィのお腹は風船のように膨らんでいた。
「「食った食ったー!」」
「んじゃ、デザートでも食うとするかな!」
「そうだな!」
「って、まだ食べるのー!? 呆れた~……」
「相変わらず大食らいだね、ルフィもトリコも」
「フフッ」
膨らんでいるお腹とは反対に、まだ食べる気満々のルフィとトリコ。二人の様子にナミちゃんと私とロビンさんの女性陣がそれぞれの反応で見ていたときだった。
「あれ? チョッパーさん、どうしたんですか?」
……様子がおかしいチョッパーに小松が声をかけると、なんとチョッパーは全身が真っ赤になっていた。
「えー!? 体、真っ赤ですけど!?」
〈小松。俺…治ってなかった……。手遅れだった……〉
「チョッパーさ――んっ!!」
治ったはずのチョッパーが再び倒れ、小松の悲痛な叫びが島中に響き渡った。
「レッグナイフ!!」
バネのように飛び出したトリコが水上を進み、さらにレッグナイフで一気に饅具龍舞の根っこの間を進みながら切った。
「「やった!」」
ついに倒れた饅具龍舞に私と小松さんたちは喜んだ。本体は海に沈むけど根が残ると草木が生えるように、新たな饅具龍舞の若芽が出てくる。そして饅具龍舞に付けていた海鮮の実が海に浮かんできたのだ。
――それから通路の奥の土地に移動し、大きな葉を使った即席蒸し器で海鮮の実を蒸す。
「そろそろかな?」
「ええ。頃合いですね」
時間を確認した私に小松さんも頷くと、葉を閉じるために使った紐を解いた。すると中にある三つの海鮮の実がホクホクになっていい匂いがする。
「さっ、どうぞ。チョッパーさん。海鮮の実です」
〈フー、フー……あむ〉
小松さんが差し出した海鮮の実はアツアツなため、ナミちゃんに抱えられているチョッパーは少しだけ冷ましてひと口食べた。ルフィを含めた緊張しながら見守る。
「どうだ? チョッパー」
〈モグモグ……っ! うっ…うっ……〉
「「「うっ!?」」」
〈うっ!〉
「チョッパー!?」
〈うっ……――うんめー!〉
「「「「「だあっ!」」」」」
まさかの間の置いた元気に、ルフィもトリコも私も小松さんもナミちゃんもズッコケた。ロビンさんに至っては微笑ましそうに笑っている。
〈ハァ~……スゲー! ホクホクでちょーあったまる!〉
「よかったな、チョッパー!」
〈うん! みんな、ホントにありがとう! スゴくうめー!〉
肌が青から元に戻っただけじゃなく、頬が温かさを表すように赤みも出てきた。治った嬉しさでチョッパーは嬉し泣きしている。
――そして夜は海鮮の実の実食会になった。ゾロも何故かエキスパンダを連れて合流する。キュウカンフーチョウみたいに弟子入りされたのかな? そして焚き火を囲みながら次々と海鮮の実を蒸して食べていった。
〈モグモグ……あー! うめー!〉
「なっ? みんなで食べると最高だろ? チョッパー!」
〈うん! 最高だ!〉
「「「「「アハハハハッ!」」」」」
☆☆☆☆☆
……山頂の賑やかさは静かな海にはよく響き、サニー号にまで届いていた。その声を聞いてサンジが安心するとブルックも気づいたようだ。
「おや? 宴のようですね」
「どうやらチョッパーは元気になったみたいだ。安心したぜ」
「なら~そういうことで、こっちも宴じゃ~!」
「ハイハイハイハイ!」
「ハルサメスープもうねぇぞ~!」
「いい加減にしろ! てめーら!」
ウソップを真ん中に腕を組んで三人もすっかり宴モードだ。チョッパーのために用意したハルサメスープも全て食べられてサンジは怒鳴るのだった。
☆☆☆☆☆
一部はサンジたちの土産用に別にして、捕ってきた海鮮の実を食べ尽くしたトリコとルフィのお腹は風船のように膨らんでいた。
「「食った食ったー!」」
「んじゃ、デザートでも食うとするかな!」
「そうだな!」
「って、まだ食べるのー!? 呆れた~……」
「相変わらず大食らいだね、ルフィもトリコも」
「フフッ」
膨らんでいるお腹とは反対に、まだ食べる気満々のルフィとトリコ。二人の様子にナミちゃんと私とロビンさんの女性陣がそれぞれの反応で見ていたときだった。
「あれ? チョッパーさん、どうしたんですか?」
……様子がおかしいチョッパーに小松が声をかけると、なんとチョッパーは全身が真っ赤になっていた。
「えー!? 体、真っ赤ですけど!?」
〈小松。俺…治ってなかった……。手遅れだった……〉
「チョッパーさ――んっ!!」
治ったはずのチョッパーが再び倒れ、小松の悲痛な叫びが島中に響き渡った。