トリコ×ONE PIECE2
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「疾風乱舞!!」
「ゴムゴムの~~バズーカ!!」
全ての疾風の刃をさっきの饅具龍舞にぶつけると首を切り落とした。ルフィも同じように首を砕け散らせたため、小松さんは喜びの声を上げる。
「やった!」
「サンキュー、瑞貴!」
「どういたしまして」
ニカッと笑ったルフィに私も微笑み返した。――しかしまだ終わってない。切り落とした二本の首が水中で一つになり、新たな龍が再び姿を現した。
「再生した!?」
「何っ!?」
「もしかしたらここは、饅具龍舞を生み出すために作られた施設かもしれない」
「えっ!?」
トリコの言葉に私はハッとして饅具龍舞について書いてあった資料の文章を思い出す。
「そうか。饅具龍舞は養分たっぷりの海水から栄養を摂り成長・進化する猛獣だった」
「この施設は恐らく、海から汲み上げられた海水を凝縮し、饅具龍舞が進化するのを助けているんだ」
だから『島に溢れる海』ってわけね。汲み上げられた海がそのまま川になって流れているんだ。
〈〈〈〈〈ガアアァァアアア!!〉〉〉〉〉
「っ!」
「ふっ!」
「水はやめろ! 水は! ゴムゴムの~~……――ああっ!」
饅具龍舞の水鉄砲をトリコと瑞貴に引き続きルフィもかわすが、相手が弱点の水を出すとなると戦い辛い。
「て、てめっ、汚ねぇぞ! ブクブクブク……」
「「ルフィ!」」
水鉄砲の中から現れた触手にルフィは捕まり、マトモに別の水鉄砲を受けてしまった。その衝撃で麦わら帽子が落ちる。
「ダメだ~……。ち…力が……。ガボボボボ」
「ルフィ!」
「トリコ! 前!」
ルフィは饅具龍舞に食べられ、口の下にある水の入った袋に捕まったまま沈められる。さらに助けに行けないようにトリコと私にも別の植物が襲いかかってきた。
「ナイフ!! ナイフ!!」
「疾風斬!!」
「ぐわっ!」
「トリコ! わあっ!」
しかし触手は次々と現れてキリがなく、隙を突かれたトリコはマトモにぶつかって弾き飛ばされ、私は触手に捕まってしまった。
「トリコさん! 瑞貴さん!」
「っ……!」
「このっ! 離せ! わぷっ!」
トリコはダメージが強く、私のほうも思ったより触手が頑丈で私の攻撃が薙刀から来るものだとわかっているせいか、腕を使えないように縛って海に沈めた。環境適応能力のおかげで呼吸は大丈夫だけど、身動きが取れない!
「トリコさん!」
「瑞貴!」
〈トリコ…瑞貴…ロビン…ルフィ……。俺のために…俺のために……!〉
「泣くな、チョッパー!」
〈!〉
……自分のせいで危ない目に遭っていると責任を感じているのか、チョッパーが涙を流すとトリコが大声で制した。
「お前のためだけじゃねぇ……。お前を元気にしねぇと――せっかくのメシがおいしくいただけねぇんだよ!」
〈えっ!?〉
「メシはなぁ、みんなで食ったほうが断然うまい。チョッパー……お前を元気にして、みんなでそろってあの実をおいしくいただく!」
〈トリコ……!〉
「フッ。俺たちに任せておけ! フライングナイフ!!」
……トリコのフライングナイフがルフィを飲み込んだ饅具龍舞に当たり、攻撃の衝撃でルフィは口の中から出て、瑞貴を捕まえた触手も海上へ出てきた。
「出たー!」
「プハッ」
「三十輪咲き(トレインタフルール)!!」
「ロビン! それ!」
二本ずつ繋がるように咲いたロビンさんの腕がルフィをつかみ海に落ちるのを免れ、さらにルフィは振り子の要領でロビンさんを捕まえていた触手を蹴りで壊した。そしてロビンさんを横抱きして饅具龍舞の首を渡って行く。
「フライングナイフ!!」
「トリコ!」
「オウッ!」
私のほうもトリコがフライングナイフで触手を切って、投げ出された私をジャンプして横抱きにキャッチしてくれた。
ルフィもトリコも同時に降り、ロビンさんも私も二人の腕から降ろしてもらった。
「大丈夫か?」
「ええ」
「無事か?」
「ありがとう」
私たちの無事を確認し、トリコは落ちていた麦わら帽子を拾ってルフィに手渡す。
「ケリを付けるぞ、ルフィ!」
「いっちょやるか、トリコ!」
麦わら帽子をかぶったルフィは腕を伸ばして饅具龍舞の触手をつかみ、さらに足を通路の段に当てて体全体をうしろに伸ばす。トリコもルフィに乗って構えていた。
「ゴムゴムの~~バズーカ!!」
全ての疾風の刃をさっきの饅具龍舞にぶつけると首を切り落とした。ルフィも同じように首を砕け散らせたため、小松さんは喜びの声を上げる。
「やった!」
「サンキュー、瑞貴!」
「どういたしまして」
ニカッと笑ったルフィに私も微笑み返した。――しかしまだ終わってない。切り落とした二本の首が水中で一つになり、新たな龍が再び姿を現した。
「再生した!?」
「何っ!?」
「もしかしたらここは、饅具龍舞を生み出すために作られた施設かもしれない」
「えっ!?」
トリコの言葉に私はハッとして饅具龍舞について書いてあった資料の文章を思い出す。
「そうか。饅具龍舞は養分たっぷりの海水から栄養を摂り成長・進化する猛獣だった」
「この施設は恐らく、海から汲み上げられた海水を凝縮し、饅具龍舞が進化するのを助けているんだ」
だから『島に溢れる海』ってわけね。汲み上げられた海がそのまま川になって流れているんだ。
〈〈〈〈〈ガアアァァアアア!!〉〉〉〉〉
「っ!」
「ふっ!」
「水はやめろ! 水は! ゴムゴムの~~……――ああっ!」
饅具龍舞の水鉄砲をトリコと瑞貴に引き続きルフィもかわすが、相手が弱点の水を出すとなると戦い辛い。
「て、てめっ、汚ねぇぞ! ブクブクブク……」
「「ルフィ!」」
水鉄砲の中から現れた触手にルフィは捕まり、マトモに別の水鉄砲を受けてしまった。その衝撃で麦わら帽子が落ちる。
「ダメだ~……。ち…力が……。ガボボボボ」
「ルフィ!」
「トリコ! 前!」
ルフィは饅具龍舞に食べられ、口の下にある水の入った袋に捕まったまま沈められる。さらに助けに行けないようにトリコと私にも別の植物が襲いかかってきた。
「ナイフ!! ナイフ!!」
「疾風斬!!」
「ぐわっ!」
「トリコ! わあっ!」
しかし触手は次々と現れてキリがなく、隙を突かれたトリコはマトモにぶつかって弾き飛ばされ、私は触手に捕まってしまった。
「トリコさん! 瑞貴さん!」
「っ……!」
「このっ! 離せ! わぷっ!」
トリコはダメージが強く、私のほうも思ったより触手が頑丈で私の攻撃が薙刀から来るものだとわかっているせいか、腕を使えないように縛って海に沈めた。環境適応能力のおかげで呼吸は大丈夫だけど、身動きが取れない!
「トリコさん!」
「瑞貴!」
〈トリコ…瑞貴…ロビン…ルフィ……。俺のために…俺のために……!〉
「泣くな、チョッパー!」
〈!〉
……自分のせいで危ない目に遭っていると責任を感じているのか、チョッパーが涙を流すとトリコが大声で制した。
「お前のためだけじゃねぇ……。お前を元気にしねぇと――せっかくのメシがおいしくいただけねぇんだよ!」
〈えっ!?〉
「メシはなぁ、みんなで食ったほうが断然うまい。チョッパー……お前を元気にして、みんなでそろってあの実をおいしくいただく!」
〈トリコ……!〉
「フッ。俺たちに任せておけ! フライングナイフ!!」
……トリコのフライングナイフがルフィを飲み込んだ饅具龍舞に当たり、攻撃の衝撃でルフィは口の中から出て、瑞貴を捕まえた触手も海上へ出てきた。
「出たー!」
「プハッ」
「三十輪咲き(トレインタフルール)!!」
「ロビン! それ!」
二本ずつ繋がるように咲いたロビンさんの腕がルフィをつかみ海に落ちるのを免れ、さらにルフィは振り子の要領でロビンさんを捕まえていた触手を蹴りで壊した。そしてロビンさんを横抱きして饅具龍舞の首を渡って行く。
「フライングナイフ!!」
「トリコ!」
「オウッ!」
私のほうもトリコがフライングナイフで触手を切って、投げ出された私をジャンプして横抱きにキャッチしてくれた。
ルフィもトリコも同時に降り、ロビンさんも私も二人の腕から降ろしてもらった。
「大丈夫か?」
「ええ」
「無事か?」
「ありがとう」
私たちの無事を確認し、トリコは落ちていた麦わら帽子を拾ってルフィに手渡す。
「ケリを付けるぞ、ルフィ!」
「いっちょやるか、トリコ!」
麦わら帽子をかぶったルフィは腕を伸ばして饅具龍舞の触手をつかみ、さらに足を通路の段に当てて体全体をうしろに伸ばす。トリコもルフィに乗って構えていた。