太陽のサッカー少女物語
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【伊那国雷門のセコム】
雷門中に転校してサッカー部に入部して……初戦の灰崎がいる星章には負けてしまったけど、あれから順調に勝ち進むことができた。そのせいなのか最初は目の敵にされていた生徒会に認められたのは嬉しいけど、まさかサッカー部のファンになってくれるなんて思いもしなかった。あともう少しで全国大会優勝……てっぺんにいけるんだ! お母さん……私、がんばるよ!
今日も今日とて、授業が終わったから練習するため早くサッカー棟に向かわなくちゃ!
「あ、あの、稲森さん!」
「はい?」
名前を呼ばれたから振り向いたら、知らない男子生徒が五人くらいいた。二、三人は同じクラスや合同授業で見たことがある人たちだけど、他の人は知らないし、そもそも全員話したことはなかった。
「ぼ、僕たち、稲森さんのファンなんです!」
「私の!?」
まさかここにいる全員がとは思わなくて驚いていたら、男子生徒たちは頬を赤らめて次々と挙手をしながら答える。
「はい! 俺、あのイナビカリダッシュを使った稲森さんに一目惚れしました!」
「俺は転校初日の挨拶が可愛いなと思って!」
「僕は調理実習で手際のいい稲森さんに見惚れていました!」
「オイラ、稲森さんのカード持っています! 宝物です!」
「自分、稲森さんのファンクラブ会長でもあります! 握手してください!」
「えっ!? えっ!? えっ!?」
こんなこと伊那国島ではなかったし、ファンなんてどう対応していいかわからない私は困惑していた。すると――。
ガバッ! ザッ!
「それ以上はダ~メ!」
「悪いが、瑞貴はこれから部活があるんだ」
「大事な全国大会の真っ只中だからな」
「てめぇら、邪魔すんじゃねぇぞ」
「のりか…氷浦…万作…小僧丸……!」
のりかが横から抱きついて来て、私たちと男子生徒の前に氷浦と万作と小僧丸が立ち塞がっていた。その迫力にびっくりしたのか、男子生徒たちはすぐにどこかに立ち去って行った。
「ありがとう、みんな」
「一緒に部活に行こうとしたらびっくりしちゃったよ」
「瑞貴、ああいうのに免疫ないもんな」
「まっ、大事なくてよかった」
「ほら、早く行くぞ。遅刻したらシャレになんねぇぞ」
「待って、すぐに行く!」
先に進む小僧丸のあとを追って私たちもサッカー棟に向かって歩き始めた。
しかもそれだけじゃなく、ストレッチの最中にのりかが先ほど起こった事件(?)を話したから、このことは部員全員が知ることになっちゃった。
「それは災難でしたね」
「瑞貴さん、押しに弱そうだからね」
「今度絡まれたら俺がガンつけてやろうか!?」
「ほどほどにしろ。それで部活休止になったら瑞貴が自分を責めるぞ。いざとなったら俺が代表になって注意しておく」
「だったらゴーレムが壁を作っている間に、僕の忍法で救出してあげるよ!」
「任せるでゴワス!」
「みんな……!」
日和も奥入も剛陣先輩もキャプテンも半太もゴーレムも、本気で心配してくれるが表情と声音でわかった。
「瑞貴さん、こういったことがこの先起こるようなら生徒会で対処をしておくわ」
「私も、瑞貴ちゃんを守ってあげる!」
「杏奈ちゃんにつくしさんも……ありがとうございます!」
選手のみんなだけじゃなく、マネージャーの二人もプンプンという効果音が聞こえる感じで言ってくれた。伊奈国島のみんなだけじゃなく、ここでできた頼もしい仲間がいるから、私は今日も元気にサッカーができる!
「ウォ~ホッホッホッ! 瑞貴さんは人気者ですね~!」
「こんなセコムがいるのに、手を出そうとする人がいたら相当命知らずですね……」
会話は聞こえなかったけど、こちらを見ながら面白そうに笑う監督と何故か震えている子文がいた。
雷門中に転校してサッカー部に入部して……初戦の灰崎がいる星章には負けてしまったけど、あれから順調に勝ち進むことができた。そのせいなのか最初は目の敵にされていた生徒会に認められたのは嬉しいけど、まさかサッカー部のファンになってくれるなんて思いもしなかった。あともう少しで全国大会優勝……てっぺんにいけるんだ! お母さん……私、がんばるよ!
今日も今日とて、授業が終わったから練習するため早くサッカー棟に向かわなくちゃ!
「あ、あの、稲森さん!」
「はい?」
名前を呼ばれたから振り向いたら、知らない男子生徒が五人くらいいた。二、三人は同じクラスや合同授業で見たことがある人たちだけど、他の人は知らないし、そもそも全員話したことはなかった。
「ぼ、僕たち、稲森さんのファンなんです!」
「私の!?」
まさかここにいる全員がとは思わなくて驚いていたら、男子生徒たちは頬を赤らめて次々と挙手をしながら答える。
「はい! 俺、あのイナビカリダッシュを使った稲森さんに一目惚れしました!」
「俺は転校初日の挨拶が可愛いなと思って!」
「僕は調理実習で手際のいい稲森さんに見惚れていました!」
「オイラ、稲森さんのカード持っています! 宝物です!」
「自分、稲森さんのファンクラブ会長でもあります! 握手してください!」
「えっ!? えっ!? えっ!?」
こんなこと伊那国島ではなかったし、ファンなんてどう対応していいかわからない私は困惑していた。すると――。
ガバッ! ザッ!
「それ以上はダ~メ!」
「悪いが、瑞貴はこれから部活があるんだ」
「大事な全国大会の真っ只中だからな」
「てめぇら、邪魔すんじゃねぇぞ」
「のりか…氷浦…万作…小僧丸……!」
のりかが横から抱きついて来て、私たちと男子生徒の前に氷浦と万作と小僧丸が立ち塞がっていた。その迫力にびっくりしたのか、男子生徒たちはすぐにどこかに立ち去って行った。
「ありがとう、みんな」
「一緒に部活に行こうとしたらびっくりしちゃったよ」
「瑞貴、ああいうのに免疫ないもんな」
「まっ、大事なくてよかった」
「ほら、早く行くぞ。遅刻したらシャレになんねぇぞ」
「待って、すぐに行く!」
先に進む小僧丸のあとを追って私たちもサッカー棟に向かって歩き始めた。
しかもそれだけじゃなく、ストレッチの最中にのりかが先ほど起こった事件(?)を話したから、このことは部員全員が知ることになっちゃった。
「それは災難でしたね」
「瑞貴さん、押しに弱そうだからね」
「今度絡まれたら俺がガンつけてやろうか!?」
「ほどほどにしろ。それで部活休止になったら瑞貴が自分を責めるぞ。いざとなったら俺が代表になって注意しておく」
「だったらゴーレムが壁を作っている間に、僕の忍法で救出してあげるよ!」
「任せるでゴワス!」
「みんな……!」
日和も奥入も剛陣先輩もキャプテンも半太もゴーレムも、本気で心配してくれるが表情と声音でわかった。
「瑞貴さん、こういったことがこの先起こるようなら生徒会で対処をしておくわ」
「私も、瑞貴ちゃんを守ってあげる!」
「杏奈ちゃんにつくしさんも……ありがとうございます!」
選手のみんなだけじゃなく、マネージャーの二人もプンプンという効果音が聞こえる感じで言ってくれた。伊奈国島のみんなだけじゃなく、ここでできた頼もしい仲間がいるから、私は今日も元気にサッカーができる!
「ウォ~ホッホッホッ! 瑞貴さんは人気者ですね~!」
「こんなセコムがいるのに、手を出そうとする人がいたら相当命知らずですね……」
会話は聞こえなかったけど、こちらを見ながら面白そうに笑う監督と何故か震えている子文がいた。