絆の証
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先ほどとは違う山奥の森の中に停泊しているフリージョーカー。外で十字架に磔にされたミズキとアイムはバスコから水晶のペンダントの正体を知って驚きを隠せなかった。特にミズキは大切にしていたとはいえ、今まで持っていたのに気づかなかったから尚更だろう。
「この水晶に、そんな力が……」
「そういうこと。俺は別に世界をどうこうするってことに興味はないけど、宇宙最大のお宝と匹敵する力を持っているなら、今の内に持っておいても損じゃないからね」
「ミズキさん、絶対にバスコにそのペンダントを渡してはなりません!」
「はい!」
「この展開はわかってはいたけど、結構強情だね。でも……――これならどうかな?」
ガサガサッ!
「「「「「ゴー!」」」」」
「「「スゴー!」」」
森の中から現れたのは大量のゴーミンたちと、三人のスゴーミンだ。全員が銃ではなく鈍器系の武器を持っているのを見て、ミズキは先ほどの話も相まってゾッとした。
「あれ? その反応、俺が何をするかわかっちゃった?」
「まさか……!」
「文字通り痛めつけるんだよ。もちろんアイムちゃんもね」
「アイムさんは関係ありません! 私だけにしてください!」
「ほら、それだよ。見た感じ君は無関係な人を巻き込むのは望まないほうでしょ?」
「っ!」
「てなわけで」
「「「「「ゴー!」」」」」
「「「スーゴ!」」」
バスコが手を軽く上げたとき、ゴーミンとスゴーミンたちが一成に武器を構えた。恐らくあれが合図となっているのだろう。
「ペンダントの所有権を俺に渡すか、アイムちゃんが犠牲になるのが先か、どちらかな~?」
「やめて!」
ミズキが悲痛な声で叫ぶも、バスコはニヤッと笑うだけだ。そしてバスコの手が下ろされようとしたとき――。
ズシンッ、ズシンッ――……!!
〈ギュアァァアアア!!〉
「「「「「!?」」」」」
突如山よりも巨大な白い恐竜が現れて、全員がそれに目を向けて驚く。しかしミズキだけは違い顔を綻ばせた。
「ティタノー!」
「あれがティタノーさんですか!?」
「う~わ……マジ? ――ん? まさかあの獣電竜のうしろにいるのって……」
ゴウンゴウン――……!
「「「「「はあっ!」」」」」
ティタノーだけじゃない。そのあとを追うようにして現れたのはゴーカイガレオンだ。ミズキとアイムがいる地の上空に停まると、ゴーカイジャーとキョウリュウジャーがロープを使って降り立った。
「悪い、待たせた!」
「キングさん!」
「無事か、お前ら」
「マーベラスさん!」
目の前に降り立った二大レッドの姿にミズキもアイムも嬉しそうに笑うと、同時に四肢に縛られたロープも切れて自由になる。解放したのはジョーとソウジだ。
「大丈夫か?」
「ありがとうございます、ジョーさん」
「遅くなってごめん、ミズキ」
「ソウジくん、来てくれて嬉しいです」
「な~るほど。幻の獣電竜が、認めたパートナーを追ってやって来たってとこかな?」
「そのとーり!」
「ティタノーとミズキ殿は常に一心同体でござる!」
ミズキのパートナー・ティタノーを見てバスコが納得していると、鎧と空蝉丸が肯定した。
あのときダイゴはトリンに連絡し、ティタノーの獣電池を使って呼び出してもらった。事情を説明しなくてもティタノーには全てわかっていたようで、迷わず走り出したのをガレオンで追いかけてこの地へ辿り着いた。
〈ギュアアアッ!!〉
「う~わ、やっぱ怒っちゃってるか。この時を渡る機械だって実験段階だから帰りで手一杯だってのに」
〈ウキー!〉
「だね。帰るよ、サリー」
「待て!」
フリージョーカーに乗り込もうとするバスコとサリー。恋人が連れ去られたこともあってソウジが追いかけようとしたら、間にゴーミンとスゴーミンが立ち塞がった。