絆の証
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「なるほど。雪の勇者が所有権を渡さない限り、俺が触れることもできないってことか」
「!」
「――バスコ!」
「おっと。これ以上寄り道してられないや。邪魔された腹いせも兼ねてついでにマベちゃんの仲間も連れて行こうか。サリー!」
〈ウキッ! キキー!〉
マーベラスもまたフラフラながらも立ち上がろうとしていたので、バスコはミズキを抱えながらサリーに命じ、サリーもアイムを抱えてフリージョーカーへと向かって行った。
☆☆☆☆☆
ソウジの連絡を受けてダイゴとイアンとノブハルとアミィと空蝉丸も到着し、ガレオンでソウジとゴーカイジャーの手当てをする。
「よし、これでOKだ!」
「ああ、助かった」
「気にするな」
包帯を巻いてもらったマーベラスは礼を言うと、ダイゴは二カッと笑った。
「いや~しかし、未来にもやっぱりスーパー戦隊は誕生してたんですね! 初めまして!」
「拙者も過去に海賊を見たのは初めてでござるが、宇宙をまたぐ海賊は初めて見たでござる!」
鎧は未来で自分の後輩ができるとわかって喜ぶと、空蝉丸は珍しそうに鎧たちを見ていた。前回の大戦では影で戦っていたので近くでは会ったことなかったのだ。
「問題は、どうやってバスコからアイムと雪の勇者を取り戻せるかだ」
「そういえば、なんであの子が持っているペンダントって特別なモノなの? 一瞬見えたけど、見た目はそこらへんにある普通の水晶に見えたのに」
ジョーが作戦を練ろうとすると、ルカはミズキの持つ水晶のことが気になっていた。ここまで来ると無関係とも言えないので、アミィとイアンは顔を見合わせて頷いた。
「ミズキの獣電竜のティタノーは……パートナーとも呼べる存在はもともと幻とも言われた特別な存在なの。選ばれた勇者だって現れるか現れないかって言われるくらいにね」
「実際、ミズキがティタノーに選ばれたのはつい最近だ。俺たちの仲間の賢者・トリンがそれを知ったとき随分と驚いていたんだよ」
「なんで?」
「あの水晶には、世界を滅ぼす力がある」
「「「「「!?」」」」」」
首を傾げたハカセの疑問に、ソウジの口から放たれたひと言にゴーカイジャーは驚いた。それはかつての自分たちと同じ反応だったので、ソウジは言葉を続ける。
「雪は時に世界の脅威の一つだ。作物は育たないし、生物の体温を奪って凍死させるし、建造物だろうが山だろうが何もかもを覆い尽くす。同時に強大な力なため、ティタノーが勇者を選ぶために目覚めるのは、それほどまでに強いブレイブを持つ勇者が現れたときだ」
「ティタノーは人間嫌いな故、勇者を選んだときには本当に心から気に入って従っていいと思ったときでござる。だから自分の真の力をどう使ってもいいと思った上で忠誠の証として水晶のペンダントを送るのでござる……」
「「「「「…………」」」」」
最後の空蝉丸の言葉で大人数いるにもかかわらず一気にラウンジは静まり返った。ゴーカイジャーがミズキを見たときはどこにでもいる普通の女の子に見えたから尚更だろう。そんな子に世界を滅ぼす力を持っているなど考えもしない。
「マママママズいじゃないですか! そんなのがバスコの手に渡ったら俺たちの時代はおろか、この時代も終わってしまいます!」
「落ち着け。さっきバスコが水晶に触れようとしたら弾かれた。雪の勇者以外が持っても意味のないモノなんだろ」
「……いや、一つだけミズキちゃん以外でも使える方法があるんだよ」
慌てる鎧にジョーが宥めるように冷静に言うが、顔をうつむけるノブハルの声が響き渡る。
「ミズキちゃんが自らの意思で所有権を渡せばいいんだ」
「自らの意思で?」
「ペンダントの所有権は最初はティタノー、それを次に受けたのがミズキ……だからミズキが誰かに『渡す』と決めてそれをあげてしまったら、所有権はそいつに渡ってしまうってことだ」
「ミズキは他の誰かを巻き込むことを望んだり、どうでもいいと思える性格じゃない。共に連れ去られた君たちの仲間に何か起これば、ミズキはその子の解放を条件にペンダントを渡してしまうかもしれない」
「アイムを連れて行った理由はそれか……!」
「あいつならやりそうなことね……!」
イアンとソウジの言葉で、ジョーとルカは顔をしかめた。バスコはかつての仲間を裏切るほどの冷徹な一面を持ち、そのためなら手段を問わない所もある。二人の言う通り、アイムを犠牲にすることもいとわないだろう。
「フリージョーカーはレーダーにも反応しない。今回の目的がペンダントだけなら向こうから取引の連絡も来ない可能性が高い……万事休すか」
「大丈夫だ!」
手はないとマーベラスが顔をしかめたとき、ダイゴがこの状況に似つかわしくないくらいニカッと笑っていた。あきらめていない証拠だ。
「俺に考えがある!」
「!」
「――バスコ!」
「おっと。これ以上寄り道してられないや。邪魔された腹いせも兼ねてついでにマベちゃんの仲間も連れて行こうか。サリー!」
〈ウキッ! キキー!〉
マーベラスもまたフラフラながらも立ち上がろうとしていたので、バスコはミズキを抱えながらサリーに命じ、サリーもアイムを抱えてフリージョーカーへと向かって行った。
☆☆☆☆☆
ソウジの連絡を受けてダイゴとイアンとノブハルとアミィと空蝉丸も到着し、ガレオンでソウジとゴーカイジャーの手当てをする。
「よし、これでOKだ!」
「ああ、助かった」
「気にするな」
包帯を巻いてもらったマーベラスは礼を言うと、ダイゴは二カッと笑った。
「いや~しかし、未来にもやっぱりスーパー戦隊は誕生してたんですね! 初めまして!」
「拙者も過去に海賊を見たのは初めてでござるが、宇宙をまたぐ海賊は初めて見たでござる!」
鎧は未来で自分の後輩ができるとわかって喜ぶと、空蝉丸は珍しそうに鎧たちを見ていた。前回の大戦では影で戦っていたので近くでは会ったことなかったのだ。
「問題は、どうやってバスコからアイムと雪の勇者を取り戻せるかだ」
「そういえば、なんであの子が持っているペンダントって特別なモノなの? 一瞬見えたけど、見た目はそこらへんにある普通の水晶に見えたのに」
ジョーが作戦を練ろうとすると、ルカはミズキの持つ水晶のことが気になっていた。ここまで来ると無関係とも言えないので、アミィとイアンは顔を見合わせて頷いた。
「ミズキの獣電竜のティタノーは……パートナーとも呼べる存在はもともと幻とも言われた特別な存在なの。選ばれた勇者だって現れるか現れないかって言われるくらいにね」
「実際、ミズキがティタノーに選ばれたのはつい最近だ。俺たちの仲間の賢者・トリンがそれを知ったとき随分と驚いていたんだよ」
「なんで?」
「あの水晶には、世界を滅ぼす力がある」
「「「「「!?」」」」」」
首を傾げたハカセの疑問に、ソウジの口から放たれたひと言にゴーカイジャーは驚いた。それはかつての自分たちと同じ反応だったので、ソウジは言葉を続ける。
「雪は時に世界の脅威の一つだ。作物は育たないし、生物の体温を奪って凍死させるし、建造物だろうが山だろうが何もかもを覆い尽くす。同時に強大な力なため、ティタノーが勇者を選ぶために目覚めるのは、それほどまでに強いブレイブを持つ勇者が現れたときだ」
「ティタノーは人間嫌いな故、勇者を選んだときには本当に心から気に入って従っていいと思ったときでござる。だから自分の真の力をどう使ってもいいと思った上で忠誠の証として水晶のペンダントを送るのでござる……」
「「「「「…………」」」」」
最後の空蝉丸の言葉で大人数いるにもかかわらず一気にラウンジは静まり返った。ゴーカイジャーがミズキを見たときはどこにでもいる普通の女の子に見えたから尚更だろう。そんな子に世界を滅ぼす力を持っているなど考えもしない。
「マママママズいじゃないですか! そんなのがバスコの手に渡ったら俺たちの時代はおろか、この時代も終わってしまいます!」
「落ち着け。さっきバスコが水晶に触れようとしたら弾かれた。雪の勇者以外が持っても意味のないモノなんだろ」
「……いや、一つだけミズキちゃん以外でも使える方法があるんだよ」
慌てる鎧にジョーが宥めるように冷静に言うが、顔をうつむけるノブハルの声が響き渡る。
「ミズキちゃんが自らの意思で所有権を渡せばいいんだ」
「自らの意思で?」
「ペンダントの所有権は最初はティタノー、それを次に受けたのがミズキ……だからミズキが誰かに『渡す』と決めてそれをあげてしまったら、所有権はそいつに渡ってしまうってことだ」
「ミズキは他の誰かを巻き込むことを望んだり、どうでもいいと思える性格じゃない。共に連れ去られた君たちの仲間に何か起これば、ミズキはその子の解放を条件にペンダントを渡してしまうかもしれない」
「アイムを連れて行った理由はそれか……!」
「あいつならやりそうなことね……!」
イアンとソウジの言葉で、ジョーとルカは顔をしかめた。バスコはかつての仲間を裏切るほどの冷徹な一面を持ち、そのためなら手段を問わない所もある。二人の言う通り、アイムを犠牲にすることもいとわないだろう。
「フリージョーカーはレーダーにも反応しない。今回の目的がペンダントだけなら向こうから取引の連絡も来ない可能性が高い……万事休すか」
「大丈夫だ!」
手はないとマーベラスが顔をしかめたとき、ダイゴがこの状況に似つかわしくないくらいニカッと笑っていた。あきらめていない証拠だ。
「俺に考えがある!」