擦れ違っても……
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《マーベラスのバカ!》
「なんだと!? バカはそっちだろ!」
《ハァ!? バカだからバカって言ったんでしょ!》
「むしろそっちがバカだ!」
《マーベラスなんか知らない!》
「それはこっちの台詞だ!」
言いたいことを言って、お互いにそっぽを向いた。いや、一人は書きたいことを書いた、と言ったほうが正しいかもしれない。
船長のマーベラスとケンカしたのは、ジョーが仲間になる前に入った瑞貴。彼女は口が効けないので、ボードに字を書いて相手に言葉を伝えているのだ。
「なんだ? この騒ぎは」
「ちょっと何? 二人がケンカなんて珍しいじゃない」
「ど、どうしたの!?」
「マーベラスさん!? 瑞貴さん!?」
「お二人共、何があったんですか!?」
騒ぎを聞きつけて、他のメンバーも瑞貴とマーベラスの元に集まった。二人がケンカなど今までになかったことなので、五人は戸惑う。
「こいつが急に俺のことを『バカ』なんて言いやがったんだ」
《原因はマーベラスでしょ! バカ!》
「またバカって言ったな!?」
話せるのはマーベラスだけなので、一方的に言ってるように見えるが、実際は瑞貴も負けじと高速でボードに書いている。
原因はわからないが、とにかくなんとかしなくては、と思った五人は男組と女組に分かれて二人を引き離した。
「お前ら! なにすんだ!」
「いいから来い」
「マーベラスはこっちに行こうね」
「すみません! マーベラスさん!」
《ルカ!? アイム!?》
「瑞貴はこっち」
「お茶をご用意いたします」
瑞貴はアイムの部屋に連れて行かれ、マーベラスは居住区に残された。
「マーベラスさん、今日こそは瑞貴さんに告白するんじゃなかったんですか?」
「そうだよ。だから僕たちも二人っきりにさせたのに」
「いい加減にしないと、瑞貴を他の奴にとられるぞ」
「……もうとられてる」
「「「ハッ?」」」
マーベラスはもう一度言わず、「頭冷やしてくる」と言って見張り台に上がって行った。
残った三人は、マーベラスの言葉の意味がわからず顔を見合わせた。
「なんだと!? バカはそっちだろ!」
《ハァ!? バカだからバカって言ったんでしょ!》
「むしろそっちがバカだ!」
《マーベラスなんか知らない!》
「それはこっちの台詞だ!」
言いたいことを言って、お互いにそっぽを向いた。いや、一人は書きたいことを書いた、と言ったほうが正しいかもしれない。
船長のマーベラスとケンカしたのは、ジョーが仲間になる前に入った瑞貴。彼女は口が効けないので、ボードに字を書いて相手に言葉を伝えているのだ。
「なんだ? この騒ぎは」
「ちょっと何? 二人がケンカなんて珍しいじゃない」
「ど、どうしたの!?」
「マーベラスさん!? 瑞貴さん!?」
「お二人共、何があったんですか!?」
騒ぎを聞きつけて、他のメンバーも瑞貴とマーベラスの元に集まった。二人がケンカなど今までになかったことなので、五人は戸惑う。
「こいつが急に俺のことを『バカ』なんて言いやがったんだ」
《原因はマーベラスでしょ! バカ!》
「またバカって言ったな!?」
話せるのはマーベラスだけなので、一方的に言ってるように見えるが、実際は瑞貴も負けじと高速でボードに書いている。
原因はわからないが、とにかくなんとかしなくては、と思った五人は男組と女組に分かれて二人を引き離した。
「お前ら! なにすんだ!」
「いいから来い」
「マーベラスはこっちに行こうね」
「すみません! マーベラスさん!」
《ルカ!? アイム!?》
「瑞貴はこっち」
「お茶をご用意いたします」
瑞貴はアイムの部屋に連れて行かれ、マーベラスは居住区に残された。
「マーベラスさん、今日こそは瑞貴さんに告白するんじゃなかったんですか?」
「そうだよ。だから僕たちも二人っきりにさせたのに」
「いい加減にしないと、瑞貴を他の奴にとられるぞ」
「……もうとられてる」
「「「ハッ?」」」
マーベラスはもう一度言わず、「頭冷やしてくる」と言って見張り台に上がって行った。
残った三人は、マーベラスの言葉の意味がわからず顔を見合わせた。