戦いで学んだこと
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エイリア学園との戦いが終わっていつもの日々が戻ってきた頃、とある休日に雷門中のグラウンドでウォーミングアップしている雷門中サッカー部の前に珍しいチームがやってきた。
「よっ! バダップ!」
「久しぶり!」
「久しぶりだな。円堂守、井上瑞貴」
それはフットボールフロンティア全国大会の決勝戦で戦った、バダップ=スリードが率いるオーガ学園である。
――先週部室の机の上にいつの間にか手紙が置いてあった。最初はイタズラかと思ったが、手紙にあるマークが見覚えのあるオーガ学園の校章だとわかり、開いてみると雷門中サッカー部への試合の申し込みだったのだ。
また自分たちを潰しに来るのかと警戒する者や怯える者もいたが……バダップが最後に胸に拳を当てる姿、そのとき感じた決意、そして手紙にある言葉――。
『今度こそお前たちと純粋にサッカーがしたい』
そう書いてあったのでキャプテンの円堂と副キャプテンの瑞貴が了承した。二人の屈託のない笑顔を見て、怪訝そうにしていたメンバーも毒気を抜かれて同意したのだ。
返事はこの封筒に入れてくれれば自動的に届くと書かれていたので、返事を書いて封筒に入れるとテレポートのようにその場から消えた。そして後日、日時と場所を記されていたのが今日でありこのグラウンドなのだ。
「そういえば、カノンとリオはどうした?」
「私もてっきり、二人も一緒に来ているのかと思ったけど」
「ああ。カノンはテストで赤点を取り、リオは再テストまでの教師に任命された。今日という日を楽しみにしていたリオには相当の痛手だったようで、スパルタ授業をすると意気込んでいたぞ」
「「あ~……」」
「カノンの再テストなら安心しろ。リオが合格点を取らせると有無を言わさない迫力だったから必ず合格するだろう」
((カノン……ご愁傷様/だな))
リオはやや血気盛んなところもあるので、カノンが半泣きしながら勉強する姿が円堂と瑞貴には容易に浮かんだ。
「それじゃさっそく、――サッカーやろうぜ! バダップ!」
「フッ、望むところだ!」
もう円堂の『サッカーやろうぜ』が悪魔の呪文とも、瑞貴の笑顔が魔性の笑みとも、バダップは心から思わない。逆にこの二人は自分が未来へ進む勇気と光をくれた恩人なのだ。
この中では初対面の闇野も挨拶し、雷門中サッカー部のスターティングメンバーが決まった。
FW・豪炎寺、闇野、染岡
MF・瑞貴、鬼道、一之瀬
DF・風丸、壁山、栗松、土門
GK・円堂
オーガ学園は前回と違って最初から十一人で挑むようになる。それぞれのチームがポジションに着いている間もこれから始まる試合にワクワクしているように笑っていた。
最初はオーガボールでキックオフ。ミストレがエスカバにボールを渡すと、ミストレが上がったのを確認してエスカバはボールを再び渡す。そしてミストレはそのままドリブルで上がって行く。
「生まれ変わった俺たちの力、見せてやるぜ!」
「俺たちのことも前と同じだと思ってもらっては困るな!」
ミストレに立ち向かったのは鬼道だ。なんとかかわそうとミストレはボールを動かすが、鬼道のマークはしっかりとしている。
「さすが言うだけはあるようだな。ドラッヘ!」
「ああ!」
「今だ! 壁山!」
「はいっス! ザ・ウォール!」
ミストレがドラッヘにパスして鬼道を抜いたと思ったら、それも鬼道の作戦の内だったらしくドラッヘの前に現れた壁山が必殺技を使って止めた上にボールを奪った。
「よっ! バダップ!」
「久しぶり!」
「久しぶりだな。円堂守、井上瑞貴」
それはフットボールフロンティア全国大会の決勝戦で戦った、バダップ=スリードが率いるオーガ学園である。
――先週部室の机の上にいつの間にか手紙が置いてあった。最初はイタズラかと思ったが、手紙にあるマークが見覚えのあるオーガ学園の校章だとわかり、開いてみると雷門中サッカー部への試合の申し込みだったのだ。
また自分たちを潰しに来るのかと警戒する者や怯える者もいたが……バダップが最後に胸に拳を当てる姿、そのとき感じた決意、そして手紙にある言葉――。
『今度こそお前たちと純粋にサッカーがしたい』
そう書いてあったのでキャプテンの円堂と副キャプテンの瑞貴が了承した。二人の屈託のない笑顔を見て、怪訝そうにしていたメンバーも毒気を抜かれて同意したのだ。
返事はこの封筒に入れてくれれば自動的に届くと書かれていたので、返事を書いて封筒に入れるとテレポートのようにその場から消えた。そして後日、日時と場所を記されていたのが今日でありこのグラウンドなのだ。
「そういえば、カノンとリオはどうした?」
「私もてっきり、二人も一緒に来ているのかと思ったけど」
「ああ。カノンはテストで赤点を取り、リオは再テストまでの教師に任命された。今日という日を楽しみにしていたリオには相当の痛手だったようで、スパルタ授業をすると意気込んでいたぞ」
「「あ~……」」
「カノンの再テストなら安心しろ。リオが合格点を取らせると有無を言わさない迫力だったから必ず合格するだろう」
((カノン……ご愁傷様/だな))
リオはやや血気盛んなところもあるので、カノンが半泣きしながら勉強する姿が円堂と瑞貴には容易に浮かんだ。
「それじゃさっそく、――サッカーやろうぜ! バダップ!」
「フッ、望むところだ!」
もう円堂の『サッカーやろうぜ』が悪魔の呪文とも、瑞貴の笑顔が魔性の笑みとも、バダップは心から思わない。逆にこの二人は自分が未来へ進む勇気と光をくれた恩人なのだ。
この中では初対面の闇野も挨拶し、雷門中サッカー部のスターティングメンバーが決まった。
FW・豪炎寺、闇野、染岡
MF・瑞貴、鬼道、一之瀬
DF・風丸、壁山、栗松、土門
GK・円堂
オーガ学園は前回と違って最初から十一人で挑むようになる。それぞれのチームがポジションに着いている間もこれから始まる試合にワクワクしているように笑っていた。
最初はオーガボールでキックオフ。ミストレがエスカバにボールを渡すと、ミストレが上がったのを確認してエスカバはボールを再び渡す。そしてミストレはそのままドリブルで上がって行く。
「生まれ変わった俺たちの力、見せてやるぜ!」
「俺たちのことも前と同じだと思ってもらっては困るな!」
ミストレに立ち向かったのは鬼道だ。なんとかかわそうとミストレはボールを動かすが、鬼道のマークはしっかりとしている。
「さすが言うだけはあるようだな。ドラッヘ!」
「ああ!」
「今だ! 壁山!」
「はいっス! ザ・ウォール!」
ミストレがドラッヘにパスして鬼道を抜いたと思ったら、それも鬼道の作戦の内だったらしくドラッヘの前に現れた壁山が必殺技を使って止めた上にボールを奪った。