危機の察知をした子供たち
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「そもそも、そのロンダー囚人とやらが脱獄したのはお前らのミスだろ。それにブラジラのことも護星天使が後始末を付けるべきだ。俺の妻に頼るのはお門違いって奴じゃねぇのか?」
「確かにそうよ……。でも奴の強さはゴセイジャーだけじゃなく、私たちタイムレンジャーでも敵わないの。それに戦えばかなり大きな影響を受けることは間違いない。時空の影響を極わずかにするためには、護星天使と最強の戦士の血を引く瑞貴がいないとダメなのよ」
「……わかりました。私、やります!」
「おい、瑞貴!」
「心配してくれてありがとう、マーベラス。でもゴセイジャーは私にとっても大切な先輩であり仲間なの。過去の時代とはいえ彼らが滅びる危機に陥るなら助けたい」
「…………」
真っ直ぐ見つめてくる瑞貴にマーベラスは溜息を吐いた。こうと決めたら曲げないのは昔から変わらない。
「わかった。だが……――俺も一緒に行く。それが条件だ」
「えっ!? でも、マーベラスが来たらどんな影響が来るかわからないよ!? それに子供たちが……」
「だからだ。過去でお前が何かあったら俺は悔いても悔やみきれねぇ。チビ共にも俺たちにとってもお前は必要だ。無事に帰ってくるために俺も一緒に行って、一緒に帰るんだ」
「マーベラス……」
「そうね……。一人くらいなら瑞貴と一緒にいればさして影響は少ないわ。それとこれを持って行って」
ユウリが取り出したのは中心に石が嵌め込まれているダイヤ型のペンダントで、瑞貴とマーベラスにそれぞれ渡す。
「時間保護局が作り出した道具よ。これを付けていればタイムレンジャーのレンジャーキーが使えるわ。試作段階だし本当は一つは予備だったから、失くさないように気をつけてね」
「わかりました」
「で、どうやって過去に行くんだ? 鎧を呼び戻せばいいのか?」
「それについても大丈夫よ」
〈バリバリ~!〉
「「「「!」」」」
外から懐かしい声が聞こえたのでマーベラスと瑞貴とルカとアイムは窓から見ると、炎神マッハルコンがガレオンの隣に現れた。
〈マーベラスー! 瑞貴ー! 久しぶりだぜー!〉
「「マッハルコン!?」」
「彼にはタイムスリップの力を与えているわ。時間も設定してあるし、すぐにでも行ける」
「へっ。用意周到なこった」
「それともう一つ、頼みたいことがあるの」
ユウリからある頼みを受けていると、クッキーを食べ終わった千晴と宙輝が不安そうな顔をしてマーベラスと瑞貴の元へ向かう。
「ママ? パパ?」
「マッハくんがいるってことは、どこかいくの?」
両親の纏う空気が変わったことに双子は気づいたのだろう。ちなみに『マッハくん』というのはマッハルコンのことである。
「二人のモヤモヤを、ママたちはこれから退治して来るの」
「お前らはしっかり留守番頼むな」
「「……わかった!」」
聞き分けがよくてしっかりと頷いた双子にそれぞれ瑞貴は手を握り、マーベラスは頭を撫でる。次いでルカとアイムに顔を向けた。
「こいつらのこと、頼んだぜ」
「必ず無事に帰って来るから」
「逆に帰って来なきゃ承知しないわ」
「鎧さんを呼んでわたくしたちも過去に向かいます!」
ルカとアイムに激励を受け、マーベラスと瑞貴は外に出るとマッハルコンの中に乗り込んだ。
〈それじゃ行くぜ、バリバリ~!〉
マッハルコンは目の前に現れたタイムゲートの中に入って行った。
☆☆☆☆☆
タイムゲートの外に出ると、そこは見覚えのある地球の景色で間違いない。とある森の広場にマッハルコンが着地したのを確認すると、マーベラスと瑞貴もまた外に出る。
「本当にこの近くか?」
「うん。ユウリさんに時間も座標も合わせてもらったから――」
ドッカ――ンッ!!
「向こうだよ!」
「行くぞ!」
大きな爆発音を頼りに、瑞貴とマーベラスは現場に向かって駆け出した。
「確かにそうよ……。でも奴の強さはゴセイジャーだけじゃなく、私たちタイムレンジャーでも敵わないの。それに戦えばかなり大きな影響を受けることは間違いない。時空の影響を極わずかにするためには、護星天使と最強の戦士の血を引く瑞貴がいないとダメなのよ」
「……わかりました。私、やります!」
「おい、瑞貴!」
「心配してくれてありがとう、マーベラス。でもゴセイジャーは私にとっても大切な先輩であり仲間なの。過去の時代とはいえ彼らが滅びる危機に陥るなら助けたい」
「…………」
真っ直ぐ見つめてくる瑞貴にマーベラスは溜息を吐いた。こうと決めたら曲げないのは昔から変わらない。
「わかった。だが……――俺も一緒に行く。それが条件だ」
「えっ!? でも、マーベラスが来たらどんな影響が来るかわからないよ!? それに子供たちが……」
「だからだ。過去でお前が何かあったら俺は悔いても悔やみきれねぇ。チビ共にも俺たちにとってもお前は必要だ。無事に帰ってくるために俺も一緒に行って、一緒に帰るんだ」
「マーベラス……」
「そうね……。一人くらいなら瑞貴と一緒にいればさして影響は少ないわ。それとこれを持って行って」
ユウリが取り出したのは中心に石が嵌め込まれているダイヤ型のペンダントで、瑞貴とマーベラスにそれぞれ渡す。
「時間保護局が作り出した道具よ。これを付けていればタイムレンジャーのレンジャーキーが使えるわ。試作段階だし本当は一つは予備だったから、失くさないように気をつけてね」
「わかりました」
「で、どうやって過去に行くんだ? 鎧を呼び戻せばいいのか?」
「それについても大丈夫よ」
〈バリバリ~!〉
「「「「!」」」」
外から懐かしい声が聞こえたのでマーベラスと瑞貴とルカとアイムは窓から見ると、炎神マッハルコンがガレオンの隣に現れた。
〈マーベラスー! 瑞貴ー! 久しぶりだぜー!〉
「「マッハルコン!?」」
「彼にはタイムスリップの力を与えているわ。時間も設定してあるし、すぐにでも行ける」
「へっ。用意周到なこった」
「それともう一つ、頼みたいことがあるの」
ユウリからある頼みを受けていると、クッキーを食べ終わった千晴と宙輝が不安そうな顔をしてマーベラスと瑞貴の元へ向かう。
「ママ? パパ?」
「マッハくんがいるってことは、どこかいくの?」
両親の纏う空気が変わったことに双子は気づいたのだろう。ちなみに『マッハくん』というのはマッハルコンのことである。
「二人のモヤモヤを、ママたちはこれから退治して来るの」
「お前らはしっかり留守番頼むな」
「「……わかった!」」
聞き分けがよくてしっかりと頷いた双子にそれぞれ瑞貴は手を握り、マーベラスは頭を撫でる。次いでルカとアイムに顔を向けた。
「こいつらのこと、頼んだぜ」
「必ず無事に帰って来るから」
「逆に帰って来なきゃ承知しないわ」
「鎧さんを呼んでわたくしたちも過去に向かいます!」
ルカとアイムに激励を受け、マーベラスと瑞貴は外に出るとマッハルコンの中に乗り込んだ。
〈それじゃ行くぜ、バリバリ~!〉
マッハルコンは目の前に現れたタイムゲートの中に入って行った。
☆☆☆☆☆
タイムゲートの外に出ると、そこは見覚えのある地球の景色で間違いない。とある森の広場にマッハルコンが着地したのを確認すると、マーベラスと瑞貴もまた外に出る。
「本当にこの近くか?」
「うん。ユウリさんに時間も座標も合わせてもらったから――」
ドッカ――ンッ!!
「向こうだよ!」
「行くぞ!」
大きな爆発音を頼りに、瑞貴とマーベラスは現場に向かって駆け出した。