あなたの隣でいつまでも一緒に
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「ずいぶん調査の時間がかかったね」
「残党がいたのもあるが、報告がてらリベリオンに行ってきた」
「じゃあ、もしかして司令とお会いしました?」
「ああ。司令も明後日には戻ると伝言がある」
スティンガーはスパーダとラプターに報告していると、ふと顔を向けた先にいた瑞貴と目が合った。それに気づいたのかラッキーとチャンプはスティンガーに声をかける。
「瑞貴が心配していたぞ。お前がなかなか帰ってこないって」
「お前の無事な姿に吾輩も安心したぞ」
「すまない、心配かけたな。瑞貴、俺の調査報告とリベリオンから受けた報告を資料にまとめてある。確認してくれるか?」
「は、はい!」
「瑞貴さん、お願いしますね。私はスティンガーのキュウボイジャーを見てきます」
「お願いします、ラプターさん」
この調査で異常がないかラプターは確認しに行くのだろう。瑞貴はスティンガーのあとを追うのだった。
――スティンガーは自分の部屋に入ると、瑞貴もまた部屋に入って来たのを確認して鍵を閉めた。そして明かりもつけずに瑞貴をギュッと抱きしめた。
「ス、スティンガーさん!? あ、あの、調査報告は?」
「あとでいいだろ……。長かった……やっとお前を抱きしめられる……」
先ほどはみんながいる前だから感情を表に出せなかったのだろう。自分と同じようにスティンガーも寂しかったのだとわかり、瑞貴は不謹慎ながらも嬉しく思った。
「遅くなって本当に悪かったな」
「いえ、ご無事で何よりです。おかえりなさい」
「ああ。ただいま」
ギュッと抱きつく瑞貴の温もりを感じながらスティンガーは幸せそうに笑っていたが、次いで真顔になると真剣な口調で瑞貴にあることを言う。
「瑞貴、聞いてくれ」
「はい? どうしました?」
「ジャークマターを滅ぼした今、現総司令が引退を決意したようだ。そしてその後を継ぐのが司令になった」
「ショウ司令が!? あれ? それじゃあこのバトルオリオンシップの司令は……?」
「俺が継ぐことになった」
「えっ……」
スティンガーは体を離し、真剣な目で瑞貴を見る。窓の外からの星々の光だけが部屋に差し込んでいるので、その強い眼差しに吸い込まれるような感覚に瑞貴はドキッとした。
「俺はこのバトルオリオンシップの司令になる。今までリベリオンにいたのは調査報告ももちろんだが引き継ぎ作業もあったからだ。明日にはまた戻らないといけない」
「そうなんですか……明日にはもう……」
せっかく帰って来たのにまた離れ離れになると瑞貴は落ち込んでしまう。それに司令となったら忙しくて恋人として過ごす時間も減るのだと思うと悲しくなる。
「だけど帰ってきたら、これからも瑞貴にそばにいてほしい。――恋人としてじゃなく、それ以上の存在として」
「えっ?」
「俺が司令という立場になって戻って来たら……――結婚してくれないか?」
「!」
スティンガーからのプロポーズに瑞貴は目を見開いた。彼はポケットから小さな箱を取り出し、フタを開けると瑞貴好みの指輪がそこにあった。それは驚きと同時に嬉しさも入り交じっているのか涙が出そうになり、それをこらえつつ笑顔を向ける。
「はい……! 不束者ですが、よろしくお願いします」
「こちらこそ、だな」
スティンガーは瑞貴の左手を取るとその薬指に指輪を通した。それを見た瑞貴はさらに嬉しく思うと抑えきれなくなったのか目尻に涙が溜まってきた。スティンガーはその涙が嬉しさによるものだと気づき、フッと笑って瑞貴に顔を近づける。
チュウ……。
「ん、甘いな」
「な、涙はしょっぱいものですよ!?」
「そうだな。だけど、お前の涙は甘いぞ。それだけでなく、お前の全てがな」
スティンガーは次に瑞貴の唇に自分の唇を合わせた。最初は小さく角度を変えていたが、苦しくなった瑞貴が口を開けるとそれを狙ったかのように舌を入れて瑞貴の舌と絡め合う。
「んっ……ちゅ……ふぅ……」
「はっ……」
今度こそ限界が来た瑞貴がスティンガーの肩を叩くと、それに気づいたスティンガーは唇を離した。
まだまだ余裕なスティンガーに対し瑞貴は大きく肩で息をしている。それだけじゃなく再び目尻に涙が浮かんで顔が真っ赤になっているので、スティンガーは愛しくてたまらないというように頬にキスをした。
「俺の未来の妻は本当に可愛いな」
「ウ~……」
この二人が夫婦となり、みんなに報告するのはもう少し先の話である。
あとがき→
「残党がいたのもあるが、報告がてらリベリオンに行ってきた」
「じゃあ、もしかして司令とお会いしました?」
「ああ。司令も明後日には戻ると伝言がある」
スティンガーはスパーダとラプターに報告していると、ふと顔を向けた先にいた瑞貴と目が合った。それに気づいたのかラッキーとチャンプはスティンガーに声をかける。
「瑞貴が心配していたぞ。お前がなかなか帰ってこないって」
「お前の無事な姿に吾輩も安心したぞ」
「すまない、心配かけたな。瑞貴、俺の調査報告とリベリオンから受けた報告を資料にまとめてある。確認してくれるか?」
「は、はい!」
「瑞貴さん、お願いしますね。私はスティンガーのキュウボイジャーを見てきます」
「お願いします、ラプターさん」
この調査で異常がないかラプターは確認しに行くのだろう。瑞貴はスティンガーのあとを追うのだった。
――スティンガーは自分の部屋に入ると、瑞貴もまた部屋に入って来たのを確認して鍵を閉めた。そして明かりもつけずに瑞貴をギュッと抱きしめた。
「ス、スティンガーさん!? あ、あの、調査報告は?」
「あとでいいだろ……。長かった……やっとお前を抱きしめられる……」
先ほどはみんながいる前だから感情を表に出せなかったのだろう。自分と同じようにスティンガーも寂しかったのだとわかり、瑞貴は不謹慎ながらも嬉しく思った。
「遅くなって本当に悪かったな」
「いえ、ご無事で何よりです。おかえりなさい」
「ああ。ただいま」
ギュッと抱きつく瑞貴の温もりを感じながらスティンガーは幸せそうに笑っていたが、次いで真顔になると真剣な口調で瑞貴にあることを言う。
「瑞貴、聞いてくれ」
「はい? どうしました?」
「ジャークマターを滅ぼした今、現総司令が引退を決意したようだ。そしてその後を継ぐのが司令になった」
「ショウ司令が!? あれ? それじゃあこのバトルオリオンシップの司令は……?」
「俺が継ぐことになった」
「えっ……」
スティンガーは体を離し、真剣な目で瑞貴を見る。窓の外からの星々の光だけが部屋に差し込んでいるので、その強い眼差しに吸い込まれるような感覚に瑞貴はドキッとした。
「俺はこのバトルオリオンシップの司令になる。今までリベリオンにいたのは調査報告ももちろんだが引き継ぎ作業もあったからだ。明日にはまた戻らないといけない」
「そうなんですか……明日にはもう……」
せっかく帰って来たのにまた離れ離れになると瑞貴は落ち込んでしまう。それに司令となったら忙しくて恋人として過ごす時間も減るのだと思うと悲しくなる。
「だけど帰ってきたら、これからも瑞貴にそばにいてほしい。――恋人としてじゃなく、それ以上の存在として」
「えっ?」
「俺が司令という立場になって戻って来たら……――結婚してくれないか?」
「!」
スティンガーからのプロポーズに瑞貴は目を見開いた。彼はポケットから小さな箱を取り出し、フタを開けると瑞貴好みの指輪がそこにあった。それは驚きと同時に嬉しさも入り交じっているのか涙が出そうになり、それをこらえつつ笑顔を向ける。
「はい……! 不束者ですが、よろしくお願いします」
「こちらこそ、だな」
スティンガーは瑞貴の左手を取るとその薬指に指輪を通した。それを見た瑞貴はさらに嬉しく思うと抑えきれなくなったのか目尻に涙が溜まってきた。スティンガーはその涙が嬉しさによるものだと気づき、フッと笑って瑞貴に顔を近づける。
チュウ……。
「ん、甘いな」
「な、涙はしょっぱいものですよ!?」
「そうだな。だけど、お前の涙は甘いぞ。それだけでなく、お前の全てがな」
スティンガーは次に瑞貴の唇に自分の唇を合わせた。最初は小さく角度を変えていたが、苦しくなった瑞貴が口を開けるとそれを狙ったかのように舌を入れて瑞貴の舌と絡め合う。
「んっ……ちゅ……ふぅ……」
「はっ……」
今度こそ限界が来た瑞貴がスティンガーの肩を叩くと、それに気づいたスティンガーは唇を離した。
まだまだ余裕なスティンガーに対し瑞貴は大きく肩で息をしている。それだけじゃなく再び目尻に涙が浮かんで顔が真っ赤になっているので、スティンガーは愛しくてたまらないというように頬にキスをした。
「俺の未来の妻は本当に可愛いな」
「ウ~……」
この二人が夫婦となり、みんなに報告するのはもう少し先の話である。
あとがき→