不器用な想いは一緒?
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「お前が一緒に来たから俺は必ず守るって誓っていた。でも、守れなかった……」
「で、でも。あれは私の不注意でもあるよ。私がジャークマターに気づかなかったから……」
「それでも俺は惚れた女を守れなかった挙句、危険な目に遭わせてしまったんだ」
「……えっ?」
スティンガーの口から飛んでもない言葉が聞こえて、瑞貴は思わず目が点になってしまった。次いで我に返ると首だけ動かしてスティンガーを見上げる。
「ほ、惚れ、惚れた?」
「ああ」
「誰が? 誰に?」
「この場に俺とお前以外に誰がいるんだ。それに今日誘われた奴が他にいないだろ」
「えっ……ええっ!?」
瑞貴はいつかのようにボンッという効果音で一気に顔が赤くなった。スティンガーも動じていないように見えるが、よく見れば頬が微かに赤くなっている。
「あ、あの、その、スティンガーが私のことを……?」
「ああ。かなり前から行動していたんだが……わからなかったのか」
(わかりません!)
さり気ない優しさがあるのはスティンガーの(ある意味)特徴だし、孤高の一匹狼のような雰囲気を持っているから気づけない。
「なら……こうすれば気づくか」
チュッ。
「きゃっ!?」
スティンガーは瑞貴の耳にキスをすると、次いでコメカミ、目尻、頬、口の端にキスをしてきた。ただでさえ告白に戸惑っているのに次々キスするスティンガーに瑞貴のキャパはすでにオーバーしている。
「ちょっ、まっ、わかった! わかった! スティンガーの気持ちは充分にわかったから!」
「で、お前はどうなんだ」
「ええっ!?」
「唇にするのを我慢しているんだ。聞かせろ。今まで思わせぶりな態度をしていたくせに、断るなんてことするなよ」
「なっ!? それ、ある意味脅迫じゃない!?」
「早く答えないと、問答無用で塞ぐぞ」
そう言って親指で唇を撫でられる。告白したことで何かのリミッターが外れたのか、押せ押せのスティンガーに瑞貴は顔をうつむきながら一生懸命言葉を紡ぐ。
「わ、私も、好き…です……」
「…………」
「スティンガー?」
返事をしたのにスティンガーは何も言わない。どうしたのかと顔を上げると……。
「ハァ……」
なんとスティンガーは体の力が抜けたのか瑞貴の肩に額を乗せて息を吐いた。
「よかった……」
「えっ?」
「断られるのかと思った……」
「ええっ!? あんなに自信満々だったのに……!?」
「俺だって緊張する。それが惚れた相手なら尚更な」
スティンガーは一度瑞貴を離すと、自分と正面を向くように体を回した。真正面でスティンガーの瞳から伝わる本気に瑞貴もドキドキしている。
「俺で後悔しないか?」
「するくらいだったら好きでいないよ。スティンガーこそ、私で後悔しない?」
「フッ、俺もそのまま返してやろう。――後悔するくらいだったら、好きでいない」
スティンガーが瑞貴の顎をクイッと上げると、そのまま顔を近づけていく。瑞貴もそれに伴って目を閉じ、二つの影は重なるのだった――。
あとがき→
「で、でも。あれは私の不注意でもあるよ。私がジャークマターに気づかなかったから……」
「それでも俺は惚れた女を守れなかった挙句、危険な目に遭わせてしまったんだ」
「……えっ?」
スティンガーの口から飛んでもない言葉が聞こえて、瑞貴は思わず目が点になってしまった。次いで我に返ると首だけ動かしてスティンガーを見上げる。
「ほ、惚れ、惚れた?」
「ああ」
「誰が? 誰に?」
「この場に俺とお前以外に誰がいるんだ。それに今日誘われた奴が他にいないだろ」
「えっ……ええっ!?」
瑞貴はいつかのようにボンッという効果音で一気に顔が赤くなった。スティンガーも動じていないように見えるが、よく見れば頬が微かに赤くなっている。
「あ、あの、その、スティンガーが私のことを……?」
「ああ。かなり前から行動していたんだが……わからなかったのか」
(わかりません!)
さり気ない優しさがあるのはスティンガーの(ある意味)特徴だし、孤高の一匹狼のような雰囲気を持っているから気づけない。
「なら……こうすれば気づくか」
チュッ。
「きゃっ!?」
スティンガーは瑞貴の耳にキスをすると、次いでコメカミ、目尻、頬、口の端にキスをしてきた。ただでさえ告白に戸惑っているのに次々キスするスティンガーに瑞貴のキャパはすでにオーバーしている。
「ちょっ、まっ、わかった! わかった! スティンガーの気持ちは充分にわかったから!」
「で、お前はどうなんだ」
「ええっ!?」
「唇にするのを我慢しているんだ。聞かせろ。今まで思わせぶりな態度をしていたくせに、断るなんてことするなよ」
「なっ!? それ、ある意味脅迫じゃない!?」
「早く答えないと、問答無用で塞ぐぞ」
そう言って親指で唇を撫でられる。告白したことで何かのリミッターが外れたのか、押せ押せのスティンガーに瑞貴は顔をうつむきながら一生懸命言葉を紡ぐ。
「わ、私も、好き…です……」
「…………」
「スティンガー?」
返事をしたのにスティンガーは何も言わない。どうしたのかと顔を上げると……。
「ハァ……」
なんとスティンガーは体の力が抜けたのか瑞貴の肩に額を乗せて息を吐いた。
「よかった……」
「えっ?」
「断られるのかと思った……」
「ええっ!? あんなに自信満々だったのに……!?」
「俺だって緊張する。それが惚れた相手なら尚更な」
スティンガーは一度瑞貴を離すと、自分と正面を向くように体を回した。真正面でスティンガーの瞳から伝わる本気に瑞貴もドキドキしている。
「俺で後悔しないか?」
「するくらいだったら好きでいないよ。スティンガーこそ、私で後悔しない?」
「フッ、俺もそのまま返してやろう。――後悔するくらいだったら、好きでいない」
スティンガーが瑞貴の顎をクイッと上げると、そのまま顔を近づけていく。瑞貴もそれに伴って目を閉じ、二つの影は重なるのだった――。
あとがき→