不器用な想いは一緒?
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キュウレンジャーはチキュウで瑞貴という少女を保護した。ジャークマターに街を支配される前は商業高校に通っていたのでラプターの助手としてキュウレンジャーのサポートをしている。
「瑞貴~! 今日は私たちとお茶しない?」
「おいしいクッキーもありますよ!」
「うん!」
キュウレンジャーのみんなとも仲良しだが、やはり女子同士のせいか一番仲がいいのはハミィとラプターである。
「で、どうなの? 最近は」
「どう……って?」
「決まってるじゃないですか。スティンガーとのことですよ!」
「ふえっ!?」
ハミィの問いがわからなかったが、ラプターが説明してくれたことによって瑞貴の顔は一気に赤くなった。それこそボンッという効果音が付くくらいに。
察しの通り瑞貴はスティンガーに恋をしている。一目惚れから始まったのだが、スティンガーがオリオン号に合流して過ごす内にますます惹かれていた。そして勘のいいハミィに気づかれ、ラプターに伝わっていたのだ。
「前に『告白する!』って意気込んでいたでしょ。結果を聞きたいのよ」
「それが…その……」
「もしかして、していないんですか?」
「その通りです……」
「「ええっ!?」」
顔をうつむける瑞貴の言葉に二人は驚いた。
「あれから一週間も経っているのに!?」
「まあ、お二人の空気は変わらないからもしやと思ったんですが…本当にそうとは……」
「いや、しようとしたんだよ!? でも、なんか失敗しちゃって……」
☆☆☆☆☆
――最初は一週間前。ハミィとラプターに宣言した日。
『スティンガー、話があるの!』
『なんだ?』
『あ、あの……』
『…………』
『その……』
『…………』
『……すみません。何を言いたいのか忘れてしまいました』
『ハァ……ちゃんと覚えておけ』
『ハイ……』
――真正面で向き合って出た緊張により、見事に失敗したのだ。
☆☆☆☆☆
「……というわけで、できませんでした」
「好きな人を前にすると緊張するのは、ある意味仕方ないことかもしれませんね」
バンッ!
「そんなんじゃダメだよ、瑞貴! スティンガーも全く脈ナシってわけでもなさそうだし、早くしないと誰かに取られちゃうよ!」
テーブルを強く叩いて立ち上がったハミィに、瑞貴もラプターもびっくりしたが、一番びっくりしたのは彼女の台詞である。
「誰かって……もしかしてハミィとか?」
「違う違う、物の例えだよ! でもさ、スティンガーって単独行動することが多いでしょ? 万が一調査の先でいい人見つかったらどうするの?」
「そ、それは嫌だ……」
「でしょ? だから告白して意識を向けさせるってのもアリだと思う。さっさと行って当たって砕けて来なさい!」
「いや、砕けたらダメですよ」
ラプターが冷静にツッコミを入れるが、瑞貴は確かにまずはスティンガーに意識してもらおうと意気込んでいた。
――そうやって意気込んだ中、ショウから全員集まるようにと指示が出てきた。
「このポイントでジャークマターが不審な動きをしていると情報が入った。そこで調査に出てもらいたい。それと瑞貴」
「はい」
「出動する者たちとは別に、君にも出てもらいたい。前にくれたとても美味な――桃を買って来てくれ」
「……またですか」
ガクッと瑞貴は肩を落とした。ショウはどうやら桃が大変お気に召したらしい。
「瑞貴~! 今日は私たちとお茶しない?」
「おいしいクッキーもありますよ!」
「うん!」
キュウレンジャーのみんなとも仲良しだが、やはり女子同士のせいか一番仲がいいのはハミィとラプターである。
「で、どうなの? 最近は」
「どう……って?」
「決まってるじゃないですか。スティンガーとのことですよ!」
「ふえっ!?」
ハミィの問いがわからなかったが、ラプターが説明してくれたことによって瑞貴の顔は一気に赤くなった。それこそボンッという効果音が付くくらいに。
察しの通り瑞貴はスティンガーに恋をしている。一目惚れから始まったのだが、スティンガーがオリオン号に合流して過ごす内にますます惹かれていた。そして勘のいいハミィに気づかれ、ラプターに伝わっていたのだ。
「前に『告白する!』って意気込んでいたでしょ。結果を聞きたいのよ」
「それが…その……」
「もしかして、していないんですか?」
「その通りです……」
「「ええっ!?」」
顔をうつむける瑞貴の言葉に二人は驚いた。
「あれから一週間も経っているのに!?」
「まあ、お二人の空気は変わらないからもしやと思ったんですが…本当にそうとは……」
「いや、しようとしたんだよ!? でも、なんか失敗しちゃって……」
☆☆☆☆☆
――最初は一週間前。ハミィとラプターに宣言した日。
『スティンガー、話があるの!』
『なんだ?』
『あ、あの……』
『…………』
『その……』
『…………』
『……すみません。何を言いたいのか忘れてしまいました』
『ハァ……ちゃんと覚えておけ』
『ハイ……』
――真正面で向き合って出た緊張により、見事に失敗したのだ。
☆☆☆☆☆
「……というわけで、できませんでした」
「好きな人を前にすると緊張するのは、ある意味仕方ないことかもしれませんね」
バンッ!
「そんなんじゃダメだよ、瑞貴! スティンガーも全く脈ナシってわけでもなさそうだし、早くしないと誰かに取られちゃうよ!」
テーブルを強く叩いて立ち上がったハミィに、瑞貴もラプターもびっくりしたが、一番びっくりしたのは彼女の台詞である。
「誰かって……もしかしてハミィとか?」
「違う違う、物の例えだよ! でもさ、スティンガーって単独行動することが多いでしょ? 万が一調査の先でいい人見つかったらどうするの?」
「そ、それは嫌だ……」
「でしょ? だから告白して意識を向けさせるってのもアリだと思う。さっさと行って当たって砕けて来なさい!」
「いや、砕けたらダメですよ」
ラプターが冷静にツッコミを入れるが、瑞貴は確かにまずはスティンガーに意識してもらおうと意気込んでいた。
――そうやって意気込んだ中、ショウから全員集まるようにと指示が出てきた。
「このポイントでジャークマターが不審な動きをしていると情報が入った。そこで調査に出てもらいたい。それと瑞貴」
「はい」
「出動する者たちとは別に、君にも出てもらいたい。前にくれたとても美味な――桃を買って来てくれ」
「……またですか」
ガクッと瑞貴は肩を落とした。ショウはどうやら桃が大変お気に召したらしい。