トリップ少女は孤高のゲームメーカー?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【トリップ】
ある日、出会った次元と時空の神・シンによって『イナズマイレブン』の世界にトリップすることになった。そこまではよかった(いや、よくないかもしれない)のだが……。
「おめでとうございます! 元気な女の子ですよ!」
「初めまして。私がお母さんよ、瑞貴ちゃん」
「あぶ?」
何故か周りには助産婦や医者もいて、汗をかきながらも嬉しそうに自分を抱く女性がいる。――当然、瑞貴は全く知らない人だ。
どうなっているのかと考えていると、頭にシンの声が響いてくる。
〈ごめん。トリップさせたのは初めてだったから、手違いで生まれ変わっちゃった。でも『イナズマイレブン』の世界なのは間違いないよ〉
謝罪とも言えるような言えないようなことが聞こえ、さらには自分が赤ん坊だということが(やっと)気づき……。
「あんぎゃあぁぁあああ!!」
「あらあら、さっそく元気だこと」
「母さん、そろそろ父さんにも抱っこさせてくれ~」
ほのぼのしている母親と、抱っこしたい父親に囲まれ、医者たちは和やかな雰囲気でいるが当の本人は違う。
(ふざけるなー!)
生まれ変わってから初めてブチ切れた瞬間だったと、自分の心に永遠に秘めておくことになった。
☆☆☆☆☆
前世(?)の記憶を持つと乳幼児や幼児時代は厄介なモノになったが、女子の精神年齢は男子より高いと一説もあったため、『小さくてもしっかりしている』と納得されるようになった。
そして過ごして行く内に自分の名前が『不動瑞貴』となり、父親が騙されて借金を背負わされたため『不動明王』に成り代わったと瑞貴は理解する。シンもちょくちょくこの世界にやってきて相談にも乗ってもらっていた。
それでも原作と違って借金を背負いながらも家族仲良く過ごせたのは大きな利点でもあった。――前世のようにもう家族と離ればなれになる苦しみは味わいたくなかったから。
「##NAME6##ちゃーん! パス!」
「おっけー!」
そして前世と同様にサッカーが好きになった。また仲間に裏切られるのではないかと思ったことがあったが、一人でリフティングをしていたら、周りの子供たちが男女関係なく寄って来て自然とみんなでサッカーするようになったのだ。
――そんな幸せな日々も、瑞貴が中学二年生に上がった頃に変わってきた。借金のせいで部活に入れなくてもサッカーをする日々は楽しいし、テレビ越しでフットボールフロンティアを見るのも好きだったのだが……。
「不動瑞貴だね」
「ん?」
部活帰りに話しかけてきた男性の声に瑞貴は顔を上げると……前世で物凄く見覚えのある人がいた。
「私は影山零治だ。君を私が作り出すチームにスカウトしたい」
このとき、瑞貴はとうとう自身も原作に参戦することがわかった。
ある日、出会った次元と時空の神・シンによって『イナズマイレブン』の世界にトリップすることになった。そこまではよかった(いや、よくないかもしれない)のだが……。
「おめでとうございます! 元気な女の子ですよ!」
「初めまして。私がお母さんよ、瑞貴ちゃん」
「あぶ?」
何故か周りには助産婦や医者もいて、汗をかきながらも嬉しそうに自分を抱く女性がいる。――当然、瑞貴は全く知らない人だ。
どうなっているのかと考えていると、頭にシンの声が響いてくる。
〈ごめん。トリップさせたのは初めてだったから、手違いで生まれ変わっちゃった。でも『イナズマイレブン』の世界なのは間違いないよ〉
謝罪とも言えるような言えないようなことが聞こえ、さらには自分が赤ん坊だということが(やっと)気づき……。
「あんぎゃあぁぁあああ!!」
「あらあら、さっそく元気だこと」
「母さん、そろそろ父さんにも抱っこさせてくれ~」
ほのぼのしている母親と、抱っこしたい父親に囲まれ、医者たちは和やかな雰囲気でいるが当の本人は違う。
(ふざけるなー!)
生まれ変わってから初めてブチ切れた瞬間だったと、自分の心に永遠に秘めておくことになった。
☆☆☆☆☆
前世(?)の記憶を持つと乳幼児や幼児時代は厄介なモノになったが、女子の精神年齢は男子より高いと一説もあったため、『小さくてもしっかりしている』と納得されるようになった。
そして過ごして行く内に自分の名前が『不動瑞貴』となり、父親が騙されて借金を背負わされたため『不動明王』に成り代わったと瑞貴は理解する。シンもちょくちょくこの世界にやってきて相談にも乗ってもらっていた。
それでも原作と違って借金を背負いながらも家族仲良く過ごせたのは大きな利点でもあった。――前世のようにもう家族と離ればなれになる苦しみは味わいたくなかったから。
「##NAME6##ちゃーん! パス!」
「おっけー!」
そして前世と同様にサッカーが好きになった。また仲間に裏切られるのではないかと思ったことがあったが、一人でリフティングをしていたら、周りの子供たちが男女関係なく寄って来て自然とみんなでサッカーするようになったのだ。
――そんな幸せな日々も、瑞貴が中学二年生に上がった頃に変わってきた。借金のせいで部活に入れなくてもサッカーをする日々は楽しいし、テレビ越しでフットボールフロンティアを見るのも好きだったのだが……。
「不動瑞貴だね」
「ん?」
部活帰りに話しかけてきた男性の声に瑞貴は顔を上げると……前世で物凄く見覚えのある人がいた。
「私は影山零治だ。君を私が作り出すチームにスカウトしたい」
このとき、瑞貴はとうとう自身も原作に参戦することがわかった。