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バンが案内してくれたのは、デカレンジャーでお馴染みのデカベース。一般人は入れない上に、憧れのデカベースに入れたことに、瑞貴は嬉しくて笑顔になる。
「よく来たな」
「初めまして」
〈ワン!〉
その部屋の中央にいたのは、地球署の署長・デカマスターことドギー・クルーガーと、メカニック担当・デカスワンこと白鳥スワンと、マーフィーがいた。
「お久しぶりです、ドギーさん! スワンさんも初めまして!」
「元気そうで何よりだな」
「私のことも知ってるのね。白鳥スワンよ。よろしく。そしてこの子はマーフィーK9こと、マーフィー」
「はい。よろしくお願いします! マーフィーもよろしく!」
〈ワン!〉
ウィーン……。
瑞貴がスワンと握手をかわしていると、自動ドアが開かれる。うしろを振り向くと、五人の男女がいた。
「こんなとこにいたー! 部屋で待っててって言ったのに!」
「暇そうにしてたから、俺が連れてきたんだ」
「先輩! 異世界の戦士がいるなら、早く言ってくださいよ!」
「そうそう。僕らもウメコから聞くまで知らなかったし」
「初めまして、レディ」
「久しぶり」
次々と現れた彼らに、瑞貴は憧れの人たちと会えて、ますます笑顔になる。
「初めまして! ジャスミンさん、お久しぶりです! 異世界の戦士こと、ゴーカイホワイトの井上瑞貴です!」
ニコッと満面の笑顔になると、先ほどのバン同様、みんな赤面になってノックアウトされた。
「待たせたままでごめんね。あたし、胡堂小梅。ウメコでいいよ。よろしく!」
「姶良鉄幹です。テツって呼んでください」
「江成仙一。みんなからはセンと呼ばれてるんだ」
「俺は戸増宝児。ニックネームはホージーだ」
「改めて礼紋茉莉花。通称ジャスミンよ」
それぞれに挨拶を終えると、瑞貴はデカレンジャーのみんなと過ごすことになった。仕事は大丈夫なのか、と言ったら、急ぎの物がないので平気のようだ。
「じゃ、瑞貴。歓迎の印にあたしとジャスミンと一緒にお風呂に入ろ!」
「もぉ、ウメコ。お風呂以外歓迎することがないの?」
「いや。それ以前に、私着替えを持ってないんで」
「ウメコさん! ジャスミンさん! 俺たちも瑞貴と過ごしたいんです!」
「瑞貴、コーヒーは飲める?」
「はい、センさん。いただきます」
「なあなあ。海賊たちは元気か? 俺たちの力をヘタに使ってないだろうな?」
「みんな元気だよ。バンが心配しなくても、私がちゃーんと見てるから!」
「おいバン。お前、何呼び捨てで呼ばれてるんだ」
「なんだよ相棒。うらやましいのか?」
「相棒って言うな! それにそういうわけじゃない!」
バンとホージーが言い争いを始めると、瑞貴はセンにコーヒーもらってドギーやスワンの元に避難した。
「みなさん仲良しですね」
「でしょう? 私たちの自慢の仲間よ。ねっ、ドギー」
「ああ。そうだな」
☆☆☆☆☆
元々買い物中に連れてこられたので、瑞貴は仲間が心配しないように、そろそろ帰ることにした。なんと、わざわざ全員見送りに来てくれている。
「お邪魔しました。楽しかったです!」
「また来てね。今度は一緒にお風呂に入ろうね!」
「ウメコさんたちだけじゃなくて、俺とも――」
「テツ、寝ぼけたことを言わないべし」
ジャスミンがセンを止めている間、瑞貴はセンと向き合う。
「センさんが淹れてくれたコーヒー、おいしかったです」
「それはよかった。次に来たときも淹れてあげるよ」
「瑞貴、送ってあげよう」
「相棒じゃなくて俺が!」
「相棒って言うな! バンより俺がいいだろ」
またバンとホージーが喧嘩を始めて、瑞貴はどうするべきか考えていると、ドギーが肩をポンッと叩いた。
「瑞貴、あいつらは放っておけ」
「ドギーの言う通りよ。あの子たちにつき合ってたら日が暮れるわ」
「は、はーい……」
二人の言う通りガレオンに向かった瑞貴。
デカレンジャーの言い争いが終わったのは、瑞貴がいないことに気づくまでだった。
あとがき→
「よく来たな」
「初めまして」
〈ワン!〉
その部屋の中央にいたのは、地球署の署長・デカマスターことドギー・クルーガーと、メカニック担当・デカスワンこと白鳥スワンと、マーフィーがいた。
「お久しぶりです、ドギーさん! スワンさんも初めまして!」
「元気そうで何よりだな」
「私のことも知ってるのね。白鳥スワンよ。よろしく。そしてこの子はマーフィーK9こと、マーフィー」
「はい。よろしくお願いします! マーフィーもよろしく!」
〈ワン!〉
ウィーン……。
瑞貴がスワンと握手をかわしていると、自動ドアが開かれる。うしろを振り向くと、五人の男女がいた。
「こんなとこにいたー! 部屋で待っててって言ったのに!」
「暇そうにしてたから、俺が連れてきたんだ」
「先輩! 異世界の戦士がいるなら、早く言ってくださいよ!」
「そうそう。僕らもウメコから聞くまで知らなかったし」
「初めまして、レディ」
「久しぶり」
次々と現れた彼らに、瑞貴は憧れの人たちと会えて、ますます笑顔になる。
「初めまして! ジャスミンさん、お久しぶりです! 異世界の戦士こと、ゴーカイホワイトの井上瑞貴です!」
ニコッと満面の笑顔になると、先ほどのバン同様、みんな赤面になってノックアウトされた。
「待たせたままでごめんね。あたし、胡堂小梅。ウメコでいいよ。よろしく!」
「姶良鉄幹です。テツって呼んでください」
「江成仙一。みんなからはセンと呼ばれてるんだ」
「俺は戸増宝児。ニックネームはホージーだ」
「改めて礼紋茉莉花。通称ジャスミンよ」
それぞれに挨拶を終えると、瑞貴はデカレンジャーのみんなと過ごすことになった。仕事は大丈夫なのか、と言ったら、急ぎの物がないので平気のようだ。
「じゃ、瑞貴。歓迎の印にあたしとジャスミンと一緒にお風呂に入ろ!」
「もぉ、ウメコ。お風呂以外歓迎することがないの?」
「いや。それ以前に、私着替えを持ってないんで」
「ウメコさん! ジャスミンさん! 俺たちも瑞貴と過ごしたいんです!」
「瑞貴、コーヒーは飲める?」
「はい、センさん。いただきます」
「なあなあ。海賊たちは元気か? 俺たちの力をヘタに使ってないだろうな?」
「みんな元気だよ。バンが心配しなくても、私がちゃーんと見てるから!」
「おいバン。お前、何呼び捨てで呼ばれてるんだ」
「なんだよ相棒。うらやましいのか?」
「相棒って言うな! それにそういうわけじゃない!」
バンとホージーが言い争いを始めると、瑞貴はセンにコーヒーもらってドギーやスワンの元に避難した。
「みなさん仲良しですね」
「でしょう? 私たちの自慢の仲間よ。ねっ、ドギー」
「ああ。そうだな」
☆☆☆☆☆
元々買い物中に連れてこられたので、瑞貴は仲間が心配しないように、そろそろ帰ることにした。なんと、わざわざ全員見送りに来てくれている。
「お邪魔しました。楽しかったです!」
「また来てね。今度は一緒にお風呂に入ろうね!」
「ウメコさんたちだけじゃなくて、俺とも――」
「テツ、寝ぼけたことを言わないべし」
ジャスミンがセンを止めている間、瑞貴はセンと向き合う。
「センさんが淹れてくれたコーヒー、おいしかったです」
「それはよかった。次に来たときも淹れてあげるよ」
「瑞貴、送ってあげよう」
「相棒じゃなくて俺が!」
「相棒って言うな! バンより俺がいいだろ」
またバンとホージーが喧嘩を始めて、瑞貴はどうするべきか考えていると、ドギーが肩をポンッと叩いた。
「瑞貴、あいつらは放っておけ」
「ドギーの言う通りよ。あの子たちにつき合ってたら日が暮れるわ」
「は、はーい……」
二人の言う通りガレオンに向かった瑞貴。
デカレンジャーの言い争いが終わったのは、瑞貴がいないことに気づくまでだった。
あとがき→