海賊夫婦の誕生!
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「まったく……コホン、では、新婦・井上瑞貴。そなたはマーベラスを夫とし、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しきときも、死が二人を分かつまで愛し合うと誓いますか?」
「誓います」
純白のウェディングドレスをまといルカとアイムによって施されメイク、瑞貴も普段の姿とは違って『綺麗』と全員が思うほどの姿だった。
「では、そなたらが夫婦であることを認め、祝福しよう。指輪の交換をし、誓いのキ、キ、キ……」
「神父は放っておいて進めるぞ」
「えーと……」
「僕、神父やる意味ある!?」
キスという言葉を言うのが恥ずかしいのか、どもるハカセに痺れを切らしたマーベラスが指輪を取った。確かにこのままではいつ終わるかもわからないので、訴えるハカセには悪いが瑞貴も同意する他なかった。
――それから外に移動して披露宴が始まった。ルカとハカセと鎧が作った料理に、ジョーとアイムと(主に飾り付けで)ナビィが作ったウェディングケーキもある。ちなみにブーケトスはルカとアイムが仲良くダブルキャッチした。
「で、マーベラス。なんでナイトウェディングなの? いい加減教えてよ」
それぞれが思い思いに過ごし始めたので瑞貴はマーベラスに尋ねた。言うつもりはなかったのか、マーベラスは溜息を吐くと観念して話し始めた。
「この場所は人里から離れているから明かりが少ないだろ。夜になると星がよく見える。まるで宇宙みてぇにな」
「もしかして、宇宙をイメージしてくれたの?」
「当たり前だろ。一生に一度しかさせない式だ。――思い出になったか?」
「もちろん!」
大好きな人と式を挙げるだけでも充分思い出になるのだが、やはりなんだかんだで相手の気持ちを尊重するマーベラスらしいと瑞貴は思った。
「あっ、マーベラスさーん!」
「チッ」
いい雰囲気になっていたのに、たくさん酒を飲んだのか鎧が頬を少し赤くして大きな声で呼んだ。それにマーベラスは隠すことなく舌打ちして振り向いた。
「なんだよ」
「この星の人に聞いた話なんですけど、今日はこの星で『六月』なんですよね。もしかしてわざわざ今日にしたのも――」
「黙ってろ酔っ払い!」
ゴンッ!
「アダッ!」
マーベラスが投げた空きビンが見事に鎧に命中した。無理矢理に中断させたようだが瑞貴にはしっかり聞こえており、辻褄も合っている。
わざわざ式を六月――ジューンブライドにしたのも、地球のやり方の結婚式にしたのも、満天の星空の夜に挙げたのも、全て自分のためなのだと。
「フフッ」
「ンだよ……」
バレたのが照れくさいのかマーベラスはそっぽを向いた。ちなみに他のみんなは鎧に六月がどういう意味なのかと問いかけている。
確かにこれは地球出身の瑞貴と鎧にしかわからないことだ。何故マーベラスが知っているのか知らないが、敢えて今日にしたのもそのためだろう。
「ううん。マーベラス、ありがとう! これからもよろしくね!」
チュッ。
マーベラスの行動が全てわかった瑞貴は嬉しくなって、お礼の意味も込めて頬にキスをした。次いでイタズラっ子のように笑う。
「それとね……マーベラス、耳貸して」
「ん?」
瑞貴がチョイチョイと手招きしたのでマーベラスは耳を寄せる。そして瑞貴は一ヶ月の滞在でわかったことをひと言ふた言と話すと……。
「ハアッ!?」
「「「「「〈!?〉」」」」」
マーベラスが声を上げたので、他のみんなは何事かと勢いよく振り向いた。その反応見て瑞貴は成功というように笑うのだった。
『――来年には、家族が増えているよ』
あとがき→
「誓います」
純白のウェディングドレスをまといルカとアイムによって施されメイク、瑞貴も普段の姿とは違って『綺麗』と全員が思うほどの姿だった。
「では、そなたらが夫婦であることを認め、祝福しよう。指輪の交換をし、誓いのキ、キ、キ……」
「神父は放っておいて進めるぞ」
「えーと……」
「僕、神父やる意味ある!?」
キスという言葉を言うのが恥ずかしいのか、どもるハカセに痺れを切らしたマーベラスが指輪を取った。確かにこのままではいつ終わるかもわからないので、訴えるハカセには悪いが瑞貴も同意する他なかった。
――それから外に移動して披露宴が始まった。ルカとハカセと鎧が作った料理に、ジョーとアイムと(主に飾り付けで)ナビィが作ったウェディングケーキもある。ちなみにブーケトスはルカとアイムが仲良くダブルキャッチした。
「で、マーベラス。なんでナイトウェディングなの? いい加減教えてよ」
それぞれが思い思いに過ごし始めたので瑞貴はマーベラスに尋ねた。言うつもりはなかったのか、マーベラスは溜息を吐くと観念して話し始めた。
「この場所は人里から離れているから明かりが少ないだろ。夜になると星がよく見える。まるで宇宙みてぇにな」
「もしかして、宇宙をイメージしてくれたの?」
「当たり前だろ。一生に一度しかさせない式だ。――思い出になったか?」
「もちろん!」
大好きな人と式を挙げるだけでも充分思い出になるのだが、やはりなんだかんだで相手の気持ちを尊重するマーベラスらしいと瑞貴は思った。
「あっ、マーベラスさーん!」
「チッ」
いい雰囲気になっていたのに、たくさん酒を飲んだのか鎧が頬を少し赤くして大きな声で呼んだ。それにマーベラスは隠すことなく舌打ちして振り向いた。
「なんだよ」
「この星の人に聞いた話なんですけど、今日はこの星で『六月』なんですよね。もしかしてわざわざ今日にしたのも――」
「黙ってろ酔っ払い!」
ゴンッ!
「アダッ!」
マーベラスが投げた空きビンが見事に鎧に命中した。無理矢理に中断させたようだが瑞貴にはしっかり聞こえており、辻褄も合っている。
わざわざ式を六月――ジューンブライドにしたのも、地球のやり方の結婚式にしたのも、満天の星空の夜に挙げたのも、全て自分のためなのだと。
「フフッ」
「ンだよ……」
バレたのが照れくさいのかマーベラスはそっぽを向いた。ちなみに他のみんなは鎧に六月がどういう意味なのかと問いかけている。
確かにこれは地球出身の瑞貴と鎧にしかわからないことだ。何故マーベラスが知っているのか知らないが、敢えて今日にしたのもそのためだろう。
「ううん。マーベラス、ありがとう! これからもよろしくね!」
チュッ。
マーベラスの行動が全てわかった瑞貴は嬉しくなって、お礼の意味も込めて頬にキスをした。次いでイタズラっ子のように笑う。
「それとね……マーベラス、耳貸して」
「ん?」
瑞貴がチョイチョイと手招きしたのでマーベラスは耳を寄せる。そして瑞貴は一ヶ月の滞在でわかったことをひと言ふた言と話すと……。
「ハアッ!?」
「「「「「〈!?〉」」」」」
マーベラスが声を上げたので、他のみんなは何事かと勢いよく振り向いた。その反応見て瑞貴は成功というように笑うのだった。
『――来年には、家族が増えているよ』
あとがき→