ライバル登場!?
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「マーベラスったらいい子見つけたわね! っていうか勿体ないくらい!」
「――うっせぇよ」
「えっ!? マーベラス!?」
木の陰から出てきたマーベラスに瑞貴は目を見開いた。様子からしてずいぶん前からいたと見える。
「ったく。大概にしろよ、リリア」
「だって~。新聞では『ワルズ・ギルを弄んで始末した女』とか書いてあったんだもん。そんな子がマーベラスと一緒なんて心配してたのよ。でも全然違うじゃない!」
「当たり前だ。ザンギャックの新聞なんて全部アテにすんじゃねぇ。むしろ言い寄ったのはあのバカ息子だ」
「あ、あの~……?」
盛り上がるマーベラスとリリアを余所に瑞貴は全然状況を読めなかった。恐る恐る声を上げると気づいたリリアは「ごめんなさいね」と両手を合わせて眉を下げるとウィンクする。
「あなたのことを試していたのよ。あの記事が嘘にしろ本当にしろ、アッサリ別れるような女の子だったら幼馴染として許せなかったのよね。でもさっき言った通り合格よ。瑞貴ちゃんなら安心してマーベラスを任せられるわ!」
「余計な世話だ」
♪ピリリリ、ピリリリ♪
「あらやだ、旦那から連絡だわ」
「だ、旦那!? リリアさん、結婚しているんですか!?」
「そうよ~二年くらい前からね。マーベラスも早く瑞貴ちゃんと結婚しちゃいなさいよ~」
「だから余計な世話だ!」
「じゃ、またね!」
リリアはバイクを走らせてその場を去って行った。まるで嵐のような彼女にマーベラスは呆れて溜息を吐き、瑞貴は目を点にしている。
「マ、マーベラスは知ってたの? リリアさんに旦那さんがいるってこと」
「ん? ああ。リリアはトレジャーハンターとしていろんな組織や海賊にスパイとして入り情報を集めているからな。赤き海賊団に入る前から情報交換していた。旦那ができてからはあまり連絡しないし、地球に到着した頃から会うこともなくなったがな」
「でも昔、つき合っていたんだよね……?」
「言っとくが別れを切り出したのはあいつだぞ。もともとつき合ったのも幼馴染の延長みたいなモンだったしな。お互い未練もねぇ」
「抱きついたり腕を絡ませたのは……?」
「昔からのあいつの癖だ。末っ子だったせいか甘えん坊でな。バスコもアカレッドもされたことがあるぞ。トリも知っているし、ジョーも仲間になったばかりの頃に連絡をしていたから声は聞いているはずだ。実際には見たことはないが」
「え…え~~!?」
「お、おい!?」
緊張が解けて力が抜けたのか瑞貴はペタリとその場に座り込んだ。さすがにマーベラスも慌ててしゃがむ。
「わ、私……いろいろ勘違いしていた……。そういやリリアさんはヨリを戻すとか言ってなかった……」
「誤解を生む行動をするあいつが全面的に悪い。ほら、立てるか?」
「うん……」
差し出された手を瑞貴は取るとそのまま引っ張られるように立ち上がる。次いでマーベラスはニヤリと笑った。
「まあ、おかげで俺はいいモンが聞けたしな」
「って! 全部聞いて――」
チュッ。
「安心しろ、俺も瑞貴を想う気持ちは宇宙一だからよ」
「~~っ! マーベラスのバカ――ッ!!」
不意打ちでキスされた挙げ句に自分が言った言葉をそっくりそのまま返されたので、瑞貴はポカポカとマーベラス胸を叩いた。
当然マーベラスには効いてないが、顔を真っ赤にする瑞貴のあまりの可愛さに笑ってされるがままになっていた。
あとがき→
「――うっせぇよ」
「えっ!? マーベラス!?」
木の陰から出てきたマーベラスに瑞貴は目を見開いた。様子からしてずいぶん前からいたと見える。
「ったく。大概にしろよ、リリア」
「だって~。新聞では『ワルズ・ギルを弄んで始末した女』とか書いてあったんだもん。そんな子がマーベラスと一緒なんて心配してたのよ。でも全然違うじゃない!」
「当たり前だ。ザンギャックの新聞なんて全部アテにすんじゃねぇ。むしろ言い寄ったのはあのバカ息子だ」
「あ、あの~……?」
盛り上がるマーベラスとリリアを余所に瑞貴は全然状況を読めなかった。恐る恐る声を上げると気づいたリリアは「ごめんなさいね」と両手を合わせて眉を下げるとウィンクする。
「あなたのことを試していたのよ。あの記事が嘘にしろ本当にしろ、アッサリ別れるような女の子だったら幼馴染として許せなかったのよね。でもさっき言った通り合格よ。瑞貴ちゃんなら安心してマーベラスを任せられるわ!」
「余計な世話だ」
♪ピリリリ、ピリリリ♪
「あらやだ、旦那から連絡だわ」
「だ、旦那!? リリアさん、結婚しているんですか!?」
「そうよ~二年くらい前からね。マーベラスも早く瑞貴ちゃんと結婚しちゃいなさいよ~」
「だから余計な世話だ!」
「じゃ、またね!」
リリアはバイクを走らせてその場を去って行った。まるで嵐のような彼女にマーベラスは呆れて溜息を吐き、瑞貴は目を点にしている。
「マ、マーベラスは知ってたの? リリアさんに旦那さんがいるってこと」
「ん? ああ。リリアはトレジャーハンターとしていろんな組織や海賊にスパイとして入り情報を集めているからな。赤き海賊団に入る前から情報交換していた。旦那ができてからはあまり連絡しないし、地球に到着した頃から会うこともなくなったがな」
「でも昔、つき合っていたんだよね……?」
「言っとくが別れを切り出したのはあいつだぞ。もともとつき合ったのも幼馴染の延長みたいなモンだったしな。お互い未練もねぇ」
「抱きついたり腕を絡ませたのは……?」
「昔からのあいつの癖だ。末っ子だったせいか甘えん坊でな。バスコもアカレッドもされたことがあるぞ。トリも知っているし、ジョーも仲間になったばかりの頃に連絡をしていたから声は聞いているはずだ。実際には見たことはないが」
「え…え~~!?」
「お、おい!?」
緊張が解けて力が抜けたのか瑞貴はペタリとその場に座り込んだ。さすがにマーベラスも慌ててしゃがむ。
「わ、私……いろいろ勘違いしていた……。そういやリリアさんはヨリを戻すとか言ってなかった……」
「誤解を生む行動をするあいつが全面的に悪い。ほら、立てるか?」
「うん……」
差し出された手を瑞貴は取るとそのまま引っ張られるように立ち上がる。次いでマーベラスはニヤリと笑った。
「まあ、おかげで俺はいいモンが聞けたしな」
「って! 全部聞いて――」
チュッ。
「安心しろ、俺も瑞貴を想う気持ちは宇宙一だからよ」
「~~っ! マーベラスのバカ――ッ!!」
不意打ちでキスされた挙げ句に自分が言った言葉をそっくりそのまま返されたので、瑞貴はポカポカとマーベラス胸を叩いた。
当然マーベラスには効いてないが、顔を真っ赤にする瑞貴のあまりの可愛さに笑ってされるがままになっていた。
あとがき→