ライバル登場!?
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「あら――」
(どんなこと言うのか……)
「海賊じゃなくてお嬢さんかと思ったわ」
(『海賊じゃない』!? 『お嬢さん』!?)
直訳すると『全然海賊に見えない一般人の女』ということになる。しかも『お嬢さん』ということは――実際瑞貴はゴーカイジャーで一番年下だが――子供扱いされているということだ。つまり……。
(この人……『海賊船長のマーベラスに全然釣り合わないオコチャマ』だと思ってるんだ!)
「ねぇ、瑞貴ちゃん。ちょっとお姉さんに付き合ってくれない?」
「えっ」
「マーベラスをよく知っている者同士、ゆっくりお話しましょう」
立ち上がったリリアは瑞貴の手を優しく取って引っ張った。
「じゃあマーベラス。この子借りてくわね~!」
「みぎゃあぁぁあああ!」
「ちょっと待ちなさいよ!」
しかしルカが止めるのも遅く、リリアはウィンクして瑞貴を連れて行ってしまった。
「あいつ、会計を俺に払わせる気かよ」
対してマーベラスはリリアの分も入った伝票を見て顔をしかめていただけだった。
☆☆☆☆☆
あのまま自由行動する気分じゃないので全員ガレオンに戻ったが、ルカの怒りがハンパなかった。
「マーベラス、どういうことよ!」
「うっせぇな。何がだよ」
「『何がだよ』、じゃないわよ! 瑞貴をあの性悪女と一緒に居させてどうすんの!」
「リリアは仁義に反するようなことはしねぇよ。瑞貴に被害を合わせるなんて100パーセントねぇな」
「甘い! ああいう女の嫉妬はスゴいもんなのよ! ここにだって毒牙が及んでいるんだから!」
「「ええっ!?」」
ビシィッとルカはハカセと鎧を指差した。しかし二人は顔が赤くなったという心当たりがあるので言い返すことができない。
「それにドロドロした修羅場になって、ヘタに言いくるめられた瑞貴が『別れる宣言』したらどうすんの!」
「ドロドロした修羅場ですか!?」
瑞貴が泣きながら『マーベラスと別れる』と言った姿を想像したのか、アイムも声を上げてオロオロし始める。
ルカが提示した可能性にハカセと鎧は顔を見合わせた。
「でも確かに、瑞貴大丈夫かな?」
「リリアさん、あまり悪い人には見えませんでしたけど。ハッ! もし本当に瑞貴さんが『別れる宣言』したら俺にもチャンスが――」
「ヒイッ!」
「ドンさん? どうし――」
ゴンッ!!
「イッタア!」
鎧の呟きをハッキリ聞こえたマーベラスは黒いオーラを出してうしろから鎧に拳骨を落とした。その姿を鎧の向かいにいたハカセはハッキリ見えたので悲鳴を上げたのだ。
「ちょっと出かけてくる」
「ちょっとマーベラス! まだ話は終わってないのよ!?」
ガレオンを出るマーベラスにルカが叫ぶが一切無視だ。そんな中、ジョーは一人悩んでいた。
「あの声……どこかで聞いたことが……」
〈ねぇ、ジョー。オイラ、リリアって知ってるよ〉
「っ! 本当か?」
〈同じ名前かもしれないから同一人物かわからないけど、オイラの知っているリリアは――〉
(どんなこと言うのか……)
「海賊じゃなくてお嬢さんかと思ったわ」
(『海賊じゃない』!? 『お嬢さん』!?)
直訳すると『全然海賊に見えない一般人の女』ということになる。しかも『お嬢さん』ということは――実際瑞貴はゴーカイジャーで一番年下だが――子供扱いされているということだ。つまり……。
(この人……『海賊船長のマーベラスに全然釣り合わないオコチャマ』だと思ってるんだ!)
「ねぇ、瑞貴ちゃん。ちょっとお姉さんに付き合ってくれない?」
「えっ」
「マーベラスをよく知っている者同士、ゆっくりお話しましょう」
立ち上がったリリアは瑞貴の手を優しく取って引っ張った。
「じゃあマーベラス。この子借りてくわね~!」
「みぎゃあぁぁあああ!」
「ちょっと待ちなさいよ!」
しかしルカが止めるのも遅く、リリアはウィンクして瑞貴を連れて行ってしまった。
「あいつ、会計を俺に払わせる気かよ」
対してマーベラスはリリアの分も入った伝票を見て顔をしかめていただけだった。
☆☆☆☆☆
あのまま自由行動する気分じゃないので全員ガレオンに戻ったが、ルカの怒りがハンパなかった。
「マーベラス、どういうことよ!」
「うっせぇな。何がだよ」
「『何がだよ』、じゃないわよ! 瑞貴をあの性悪女と一緒に居させてどうすんの!」
「リリアは仁義に反するようなことはしねぇよ。瑞貴に被害を合わせるなんて100パーセントねぇな」
「甘い! ああいう女の嫉妬はスゴいもんなのよ! ここにだって毒牙が及んでいるんだから!」
「「ええっ!?」」
ビシィッとルカはハカセと鎧を指差した。しかし二人は顔が赤くなったという心当たりがあるので言い返すことができない。
「それにドロドロした修羅場になって、ヘタに言いくるめられた瑞貴が『別れる宣言』したらどうすんの!」
「ドロドロした修羅場ですか!?」
瑞貴が泣きながら『マーベラスと別れる』と言った姿を想像したのか、アイムも声を上げてオロオロし始める。
ルカが提示した可能性にハカセと鎧は顔を見合わせた。
「でも確かに、瑞貴大丈夫かな?」
「リリアさん、あまり悪い人には見えませんでしたけど。ハッ! もし本当に瑞貴さんが『別れる宣言』したら俺にもチャンスが――」
「ヒイッ!」
「ドンさん? どうし――」
ゴンッ!!
「イッタア!」
鎧の呟きをハッキリ聞こえたマーベラスは黒いオーラを出してうしろから鎧に拳骨を落とした。その姿を鎧の向かいにいたハカセはハッキリ見えたので悲鳴を上げたのだ。
「ちょっと出かけてくる」
「ちょっとマーベラス! まだ話は終わってないのよ!?」
ガレオンを出るマーベラスにルカが叫ぶが一切無視だ。そんな中、ジョーは一人悩んでいた。
「あの声……どこかで聞いたことが……」
〈ねぇ、ジョー。オイラ、リリアって知ってるよ〉
「っ! 本当か?」
〈同じ名前かもしれないから同一人物かわからないけど、オイラの知っているリリアは――〉